記事一覧:Inside1307件
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【外食】 “ちょい飲み”を大展開! 起死回生目指す吉野家の挑戦
2014年9月27日号赤ちょうちんのあるドアをくぐり抜けて階段で2階に上ると、まだ夕方の6時だというのに店内はほぼ満席だ。1人客が多く、テレビのスポーツ番組を観戦しながら、ビールのほか、豆腐や牛皿など1~2品をつまんでいる。ここは、吉野家が始めた「吉呑み」。メニューは生ビール310円、まぐろ刺身300円、メンチカツ350円など。もちろん、吉野家の牛皿も250円で提供されている。客単価は「1000~1500円ほど」(吉野家)だ。
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【建設】 熊谷組が優先株の消却を完了 復配期待高まるも不安な前途
2014年9月27日号再び成長への道筋を描けるか──。中堅ゼネコンの熊谷組は10日、三井住友銀行(SMBC)を引受先として発行していた1470万株、約74億円分の優先株を普通株と交換し、消却したと発表した。これにより、債務超過に陥って2003年にSMBCらに割り当てた合計300億円分の優先株の消却が完了した。
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【電機】 スマホ事業減損で初の無配 消せないソニー首脳の責任論
2014年9月27日号「正直、話を聞いたときは目の前が暗転しそうになったよ」 幹部がそうこぼすほど、社内における衝撃は大きかった。ソニーは、2015年3月期の最終損益の見通しを、従来予想(500億円の赤字)の5倍近い、2300億円の赤字に下方修正。さらに、1958年の上場以来続けてきた配当を、初めて無配にすると発表した。
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【電力】 原発再稼働と廃炉は表裏一体 関電廃炉検討に潜む国の思惑
2014年9月20日号関西電力が福井県にある美浜原子力発電所1、2号機の廃炉を検討していることが明らかになった。どちらも運転開始から40年超と設備が古く、原子力規制委員会が定めた原発の運転制限に引っ掛かってくるためだ。40年を超えた原発でも一定条件を満たせば延長が可能だが、関電は廃炉の方向で検討に入ったという
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【住宅設備】 “5分で見積もりが出せる” LIXIL子会社の大構想
2014年9月20日号LIXILグループのK-engineは、9月9日より、手作業による見積もりなどが主流だった木造の住宅建築の世界にIT(情報通信)の方法論を持ち込み、中小・中堅規模の建築会社が抱える問題の解決や効率性の改善に乗り出した。「K-engineサービス」は、自前で巨額のIT投資をする余裕がない中小・中堅規模の建築会社を対象としたプラットフォームで、インターネットが使えれば、四つのメリットを享受できる。
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【製薬】 69年ぶりのデング熱国内感染 求められる熱帯病への備え
2014年9月20日号「問題は、来夏以降だ」──。東京都以外でも、国内感染の拡大が明らかになったデング熱。9日、海外への渡航歴はもちろん、都内にも出掛けていない千葉市の男性が感染し、国内感染者は計103人(11日現在)と3桁に達した。適切な治療を受ければ死に至ることはほとんどないため、過度に恐れる必要はない。だが、日本赤十字社が献血の制限を打ち出し、都内のドラッグストアでは、殺虫剤や虫よけスプレーなど、ウイルスを媒介する蚊への対策商品の売り上げが急増。首都圏がパニックにも似た様相となる中、対策に追われる都の幹部は「蚊がいなくなる10月中には終息に向かうはず」とした上で冒頭の言葉をつなげた。
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【電機】 白物で欧州攻略を目指すパナ 立ちはだかるサムスンの牙城
2014年9月20日号「感想を聞きたいんやけど、“あれ”は本当に見やすいんかね」 ドイツで開催された、欧州最大の国際家電見本市「IFA2014」。大規模な展示会場を構える、韓国・サムスン電子の製品を見て回ったパナソニック幹部が、ポツリとこぼした。“あれ”と言ったのは「曲面4Kテレビ」。高精細の画面を、緩やかにカーブさせて視認性を高めており、IFAをはじめとした家電見本市で、各社がこぞって投入している製品だ。
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【銀行】 何をしても周囲は再編想起 地銀9行連合漏れの横浜銀
2014年9月13日号銀行界で立て続けに、業務提携と共同出資が発表になった。その両方に、ある地方銀行の名前が並んだことに、地銀業界がざわついている。話題の中心は預金量11兆円を誇る地銀トップバンク、横浜銀行だ。
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【飲料】 お中元商戦で独り負け 王者アサヒの“一抹の不安”
2014年9月13日号アサヒビールに異変が起きている。今年上半期(1~6月)のビール類の課税出荷数量は、前年同期比101%と堅調だったが、陰りが見え始めた。
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【自動車】 高級EVセダンを国内投入 “常識破り”テスラの本気
2014年9月13日号米シリコンバレー発の電気自動車(EV)ベンチャー、テスラモーターズが日本市場に本格参入を果たす。9月8日、スポーツセダン「モデルS」が、日本で初の納車を迎えるのだ。今回、日本の公道でデビューするモデルSは、米国ではすでに2012年6月に販売が開始されたもの。13年の販売台数は2万2477台で、14年は3万5000台を見込む。価格帯は823万~1081万円という高級スポーツセダンだ。
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【不動産】 ソニーの不動産事業参入で 期待されるタブーへの風穴
2014年9月13日号「日本の不動産業界は欧米に比べ、公平性や効率性で100年遅れている。“消費者による消費者のための不動産会社”をつくりたい」(西山和良・ソニー不動産社長) ソニーが不動産事業を本格展開し始めた。今年4月に完全子会社のソニー不動産を設立。8月1日から1都3県で営業をスタートし、順次、エリアを拡大していく。
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【小売り】 氷の融通めぐって高まる サークルKの再編観測
2014年9月13日号いまやすっかり浸透したコンビニのカウンターコーヒー。今夏、このコーヒーをめぐって、業界関係者の間で注目を集めた動きがあった。今後の業界再編の中心と目されているサークルKサンクスに対して、ファミリーマートがアイスコーヒー用の氷を融通、再編に向けた“秋波”を送ったのではとの観測が流れたのだ。
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【銀行】 シティが個人事業売却へ 摘むと枯れる“高嶺の花”か
2014年9月6日号外資系銀行が、富裕層を抱える国内の個人向け事業を手放そうとしている。邦銀にとっては、優良顧客を手にするチャンスの到来だが、単純な“買い物”にはならない見通しだ。米金融大手シティグループの日本法人、シティバンク銀行が、個人向け事業の売却に向けて動きだした。関係者によれば、3メガバンクや信託銀行など複数行に打診しているという。
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【教育】 校舎を7割閉鎖する代ゼミが 不動産業で有望視される皮肉
2014年9月6日号大手予備校・代々木ゼミナールを運営する学校法人高宮学園が27校のうち7割強に当たる20校を閉鎖することが明らかになった8月下旬、同校本部は人員削減を含む大リストラを前に静まり返るどころではなかった。閉鎖する校舎に対する土地活用、テナント希望の申し出の電話が殺到し、その対応に追われた。
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【雇用】 リクルートの面接会が盛況 企業がアジア学生に熱視線
2014年9月6日号アジア新卒学生を採用したいという企業が増え、採用活動が活発化している。 「日本で働くことが憧れ。仕事のスキルを身に付けて、将来は国の発展に役立てたい」流ちょうな日本語で話すのは、ミャンマーのヤンゴン外国語大学を卒業したモン・ピョウ・エイさん。「WORK IN JAPAN」に参加し、日本企業数社の面接を受けた。
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【教育】 初めて尽くしのインター校 財界人やふるさと納税が支援
2014年8月30日号8月24日、初めて尽くしのインターナショナルスクールが長野県軽井沢町で開校した。その名は「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」(ISAK=アイザック)。インター校としては初の1条校(学校教育法第1条に定められた学校で、日本の高校卒業資格を得られる)となる。
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【化学】 悲願達成に向け“曙光” 住友化学の「ラービグ問題」
2014年8月30日号今度こそ“本物”の安定稼働なのか──。住友化学の社運を懸けたプロジェクトでありながら、最大の懸案事項となっていたサウジアラビアでの「ラービグ計画」が、ようやく利益に貢献しつつある。
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【電機】 自動車に商機見出す電機各社 滲み出るサプライヤーの悲哀
2014年8月30日号電機各社の自動車向け事業が、熱を帯びてきた。カメラやレーダーなどを使い、運転の安全性を高める先進運転支援システム(ADAS)や、自律型の自動運転技術の開発で、半導体をはじめとした製品の商機が拡大しているためだ。
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【外食】 ゼンショー過剰労働問題で 牛丼値下げ戦争にピリオド
2014年8月23日号2009年以降、長く続いてきた牛丼値下げ戦争にピリオドが打たれそうだ。最安値を提供してきた牛丼チェーンの「すき家」が、ついに値上げを打ち出したからだ。すき家を運営するゼンショーホールディングス(HD)は、8月27日から牛丼の並盛を税込み270円から291円に値上げ、その他のサイズも軒並み20~40円値上げする。
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【保険】 “改悪”前の大人気のがん保険が りそなでひそかに販売される訳
2014年8月23日号生命保険業界の一部でひそかに話題になっていることがある。それは、6月末で商品改定のために売り止めになったはずのAIG富士生命保険のがん保険「がんベスト・ゴールド」が、一部の販売代理店でのみ、継続販売されていることだ。