記事一覧:特集10409件
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特集
アレルギー 花粉症のウソ・ホント
2014年02月15日号今や日本人の2人に1人は何らかのアレルギーを持ち、4人に1人はスギ花粉症患者。アレルギーは「国民病」になっている。患者が増えていく中、治療に大きな変化の波が起きている。スギ花粉症で根治を目指し、食物アレルギーは食べて治す。どちらも「免疫療法」によるものだ。激変する治療の全貌と、アレルギーの最新事情に迫った。
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特集 Part1
増え続けるアレルギーの実態
2014年02月15日号1月20日、JT傘下の製薬会社である鳥居薬品の株価はストップ高となった。前週の金曜にスギ花粉症治療用の花粉エキス「シダトレン」について、厚生労働省から国内製造販売の承認を受けたことが好感されたものだ。
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特集 Part2
眠気を気にするならアレグラ
2014年02月15日号花粉症などのアレルギー性鼻炎患者に医者が処方してきた医療用医薬品が、続々と薬局の店頭で購入できるOTC薬として発売された。第2世代の抗ヒスタミン薬が中心だ。
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特集 Part2
【Column】 愛猫をツルツルにそる人も ペットアレルギー対策法
2014年02月15日号アレルギー体質の人は、ネコやイヌなどのペットを飼うのを控えるべきなのか──。実は明確な答えは出ていない。海外の疫学調査でも、ペットを飼うことでアレルギーが増えるという結果もあれば、それを否定する結果もある。そもそもペットを飼う人はアレルギー体質でない人が多いので、きちんとした比較は難しいのだ。
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特集 Part2
【Column】 花粉症で果物アレルギーに 口がかゆくなれば疑いアリ
2014年02月15日号60代女性は、テレビで健康によいと紹介されていたので初めて豆乳を飲んでみた。すると顔にアレルギー症状が出てきた。これまで食物にアレルギーはなかったのに、なぜ大豆で症状が出たのか。原因として疑われるのが、カバノキ科の花粉症だ。
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特集 Part2
【花粉症】 スギ花粉症の根治を目指す 舌下免疫療法がついに承認
2014年02月15日号スギ花粉症を根本的に治す「舌下免疫療法」がいよいよ健康保険適用の治療として登場する。はたしてスギ花粉症患者たちの救世主となるのか。花粉症治療の最前線に迫った。
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特集 Part2
【民間療法】 有効性に科学的な根拠なし 安全性も過信せず材料確認を
2014年02月15日号アレルギー性鼻炎患者の2割が民間療法を受けている。安全性が高く、副作用が少ないことが理由に挙げられているが、医療と比較して安全性、有効性は高いのか。その実態に迫った。
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特集 Part2
【Column】 気軽に賢く 花粉症対策
2014年02月15日号スギ花粉症のシーズンに突入し、「外に出るのが怖い」「少しでも症状を軽くしたい」と嘆く人が増えてきた。気軽に使えて便利な最新対策商品を紹介する。
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特集 Part3
【外食】 アレルギー表示“義務化”へ 安易な対応はむしろ危険
2014年02月15日号外食でもアレルギー表示が“実質義務化”されようとしている。しかし、コンタミ(混入)などが防ぎ切れない中で表示をしたところで、食物アレルギーによる事故は防げない。
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特集 Part3
【Column】 死亡事故後に“過剰”対策 「お代わり禁止」の調布市
2014年02月15日号2012年12月に東京都調布市の小学校で起こった給食による食物アレルギーの死亡事故は全国の学校現場に衝撃を与えた。調布市では、試行錯誤の食物アレルギー対策が続いている。
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特集 Part3
【Column】 人気のIgG抗体検査が 専門医から総スカンのワケ
2014年02月15日号欧米の学会から「推奨しない」と宣言された食物アレルギー検査が今、日本で人気だ。採血してIgG抗体の反応を検査することでアレルギーの原因食物を特定するというもの。
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特集 Part3
【食物アレルギー】 「完全除去」の常識が覆った 食物アレルギー治療の大革新
2014年02月15日号アレルギーの原因食物を特定できる「食物経口負荷試験」、原因食物を食べていく「経口免疫療法」が登場し、食物アレルギーの治療は患者が希望の持てるものへと大きく変化した。
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特集 Part4
【Column】 冬季五輪選手の敵“ぜん息” 治療薬でドーピング違反も
2014年02月15日号2月7日に開幕したソチオリンピック。鍛え上げた肉体を持つ出場選手も、実はアレルギーに悩まされていることが少なくない。冬季競技で注意したいアレルギーの一つにぜん息がある。乾燥した寒冷環境で激しい運動をすると、軽いぜん息の症状が起きやすい。ぜん息は気道狭窄を来すため運動パフォーマンスに大きな影響が出る。五輪選手たちは事前に肺機能検査を行うが、潜在的な疑い例も含めると日本人選手におけるぜん息の有病率は10%強だという。
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特集 Part3
【Column】 せっけんで小麦アレルギー 食べなくても皮膚から吸収
2014年02月15日号「茶のしずく」という洗顔せっけんを使用し、約3000人が小麦アレルギーを発症した。皮膚などからアレルギー物質が体の中に入り、食物アレルギーが発症することがあるのだ。
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特集 Part3
【Column】 低カロリー品でアレルギー 甘味料「非表示」の危険
2014年02月15日号「エリスリトール」などの甘味料が表示問題に直面している。加工食品の材料欄に表示されないケースがあり、アレルギーを持つ患者が誤って食べてしまう危険性が指摘されているのだ。
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特集 Part4
【Column】 プルーン療法でくる病に 狙われるアトピー患者たち
2014年02月15日号ベテラン小児科医は激しく憤った。民間療法にはまった家族がアトピー性皮膚炎を持つ乳幼児の全身にプルーンを塗り、プルーンだけを食べさせて治そうとしたのだ。病院に救急搬送された乳幼児はビタミンDの欠乏による重度のくる病を発症していた。「こんなひどいことが、いまだにあるなんて──」。
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特集 Part3
【食品】 アレルギー専用商品よりも バリアフリー型に高い支持
2014年02月15日号じわりと成長を続けているアレルギー対応食品市場だが、この分野は生産・検査でコストがかかるため事業成功のハードルは高い。各社は採算を取れているのか。
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特集 Part4
【Column】 日本人アトピー患者3割は フィラグリン遺伝子に異常
2014年02月15日号“アレルギー体質”という言葉をよく聞くが、アトピー性皮膚炎やぜん息などのアレルギーは遺伝するのだろうか──。アトピーなどアレルギーの発症には、アレルギー物質の影響のほか、ストレス、環境、不規則な生活など、さまざまな要因があり、遺伝的要因もその一つと考えられている。
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特集 Part4
ステロイドは悪魔のクスリ? アトピー、ぜん息の大誤解
2014年02月15日号アトピー性皮膚炎やぜん息には、誤った理解や古い常識がはびこっている。誤解が医療現場や患者を混乱させ、正しい治療を邪魔することもある。代表的な五つの誤解を解いていこう。
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特集 Part3
25品目表示が進むが 完全なコンタミ防止は不可能
2014年02月15日号アレルギー患者の多い幼児・児童がよく利用する外食業態である「ファミリーレストランなど」「うどん」「ラーメン」「回転ずし」「ハンバーガ-」「焼き肉」「テーマパーク」の中から大手チェーンをピックアップしてファクスによるアンケートを1月中旬に実施、うち30ブランドから回答を得た。