記事一覧:呼吸する街 TOKYO大変貌57件
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呼吸する街 TOKYO大変貌
海外ブランドVIPが大挙視察 東京五輪開催で増す銀座の吸引力
2014年1月28日2013年9月8日に、2020年夏のオリンピック・パラリンピック東京開催が決定した。東京開催決定の影響は、銀座の街にすぐ現れた。9月からクリスマス休暇に突入するまでの間、かってない規模でブランド企業のVIPが訪日し、挨拶回りをしながら、銀座の街を徒歩で実際に見て回ったのである。
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今年、来年と続く不動産価格上昇 市場に流れ込む巨額の海外マネー
2014年1月16日円安・株高が進行した2013年が過ぎ、新しい年である2014年を迎えた。本年は、総じて景気回復の期待に満ちているように思われる。今年の東京不動産市場は、一年を通じて不安要素を抱えながらも、確実な景気回復を実感できることになる。昨年12月に決定した米連邦準備制度理事会(FRB)による米国の大規模金融緩和を徐々に縮小することは、当面、日本にプラスの影響をもたらすことになる。米国の金融収縮を日本の金融緩和が補完することになるからである。米国の金融収縮の進展に応じて、日本の金融緩和がより進行する図式が形成されることが予想される。
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銀座に押し寄せる変化の波 価格高騰で訪れた不動産の売り時
2013年12月25日銀座はいつも街が変化を続けてきた。成長を続ける日本経済を代表する存在として、街並みが不断の変化と成長を遂げてきた。その歩みは1990年代初めのバブル崩壊後も止まらずに現在へと続いてきた。
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活況呈する丸の内・大手町再開発 都心に生まれる大規模緑化の効用
2013年12月3日街としての再開発が東京貸ビル市場で先行している丸の内・大手町地区がにぎやかである。8月に地下部分が1次竣工した大手町タワーに続いて、11月28日に読売新聞東京本社ビルが竣工した。これで大手町地区の建物最高高さは、大手町タワーの199.7mを読売新聞東京本社ビルがわずかに更新し、200mに到達した。
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旧東芝ビル建て替えで塗り替わる 銀座人気ストリートの序列
2013年11月19日松坂屋再開発とともに銀座の街並みを大きく変えることになる大規模再開発が進行中である。旧東芝ビルを建て替える「(仮称)銀座五丁目計画」がそれである。建設場所は外堀通りを隔て銀座ソニービルの向かい側で数寄屋橋交差点の一角。建設敷地周辺は晴海通り、外堀通り、みゆき通り、数寄屋通りとすべて道路に囲まれている。東京メトロ丸の内線と日比谷線銀座駅に直結している。銀座地下通路を利用すれば銀座線銀座駅やJR山手線有楽町駅にも近い。交通アクセス絶好の貸ビルロケーションである。
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本格化する日本橋高島屋周辺再開発 超高層ビル10棟強が都市景観形成
2013年11月5日中央区日本橋の再開発が本格化してきた。日本橋高島屋周辺の再開発である。日本橋地区は、古くからの人気貸ビルゾーンということもあり、1960年代竣工の貸ビル数が多い。栄太楼ビル、日本橋西川ビル、柳屋ビル、太陽生命日本橋ビル、朝日ビル、新日本橋ビルなどが、代表的なビルである。これら地上9階建ての高さ31メートルの壁を越える建物はほとんど存在しない状況が続いてきた。
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ティファニー銀座ビルに300億円超! ソフトバンク孫社長の買い物は正解か
2013年10月15日注目していたティファニー銀座ビルの売却先が決定した。報じられたのは10月1日。報じたのは日本経済新聞が朝刊で、ロイター通信は16時42分にアップした。買い主はソフトバンク社長の孫正義氏である。報道内容を比較すれば、今回記事に関する限り、ロイター記事の方がはるかに核心に迫っているのは一目瞭然である。例えば、取得金額が「300億円強」と「320億円」、期待利回り(キャップレート)が「記載なし」と「2.6%」、識者コメントが「無し」と「有り」の違いなどである。
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2020年の東京大会開催決定 コンパクト五輪に何を期待するか
2013年10月1日日本時間9月8日早朝、ブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定した。1964(昭和39)年の東京大会以来、実に56年ぶりの夏季五輪日本開催が実現することになる。
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資生堂ビル新装、東電銀座支社売却… 胎動し始めた銀座の大型不動産物件
2013年9月18日資生堂の本社新社屋「資生堂銀座ビル」(東京都中央区銀座7-5-5)が2013年10月2日にオープンする。すでに本工事部分は7月31日に終了しており、現在はビルオープンに向けて店舗部分の仕上げ工事中である。
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動き出した旧耐震ビル建て替え需要 ささやかれる供給過多の「2016年問題」
2013年9月3日低迷を続けてきた建設需要の盛り上がりが顕著である。東日本大震災後の復興工事は、計画の具体化と予算執行がやっとかみ合ってきた感がある。問題は建設労働者不足と高齢化、そして最近の資材価格の高騰である。
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時代に翻弄される「売り時」「買い時」 ティファニー銀座ビル巡る不動産取引の明暗
2013年8月1日その不動産売却広告は、ある日、突然に出現した。ティファニー入居中の「銀座岩崎ビル」の売却広告である。2003年5月29日付の毎日新聞にのみ掲載された。銀座岩崎ビルは、バブル真っ最中の1987年10月に竣工した。銀座2丁目銀座通りに面し、敷地面積212.61坪、延べ床面積約1700坪、貸室面積は地下1階から地上9階合計1174.35坪、駐車場14台。現在、建て替え工事中の文具で有名な伊東屋本館の隣のビルである。以前は、1階に「サンリオギャラリー」のショップがあり、サンリオ撤退後、オープンハートで有名な宝飾店「ティファニー」が入居している。
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人を呼び、街の魅力を高めた 東京駅と周辺で続く再開発事業
2013年7月24日少子高齢化と人口減少が継続する日本は、いや応なしに国土利用や社会構造を変革してゆく必要がある。都市は都市なりに、農村は農村なりに、創意工夫しながら、その特性を生かしつつ、新しい街づくりや村づくりを積み上げてゆく必要がある。超高層ビルが林立する東京貸ビル市場も例外ではない。日本の労働力が減少を続ける社会構造のなかで、いかにして魅力ある都市空間を実現し、人々を蝟集させることができるのか真剣に考えなければならない。それも国際的な視野を有することが肝要だ。
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なぜ坪1億円以上でもペイするのか 銀座・不動産投資の秘密
2013年7月11日私は銀座の中でも一等地と言われる場所を対象とする不動産鑑定評価書を多く見てきた。だが、不思議なことに、今までに鑑定価格坪当たり1億円以上の鑑定評価書を見たことがない。「私は見た」という人がいれば、後学のために教えていただきたいと考えている。一方、坪1億円以上の取引事例は、銀座通りや晴海通りを中心として、一部は並木通りや外堀通りにも存在する。
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テナント上得意の銀行・証券が没落 商業施設に本腰で運営レベルが向上
2013年6月26日1990年代のバブル崩壊は、東京貸ビル市場のテナントリーシングを一変させた。特にキーテナントである金融機関店舗に対するオーナーからの信頼感は、そうとうに失われたといえるだろう。絶対的な信頼を誇った銀行店舗の出店に際し、高額な預託金(敷金・保証金)保全措置をテナント側から求められたオーナーは数多い(表参照)。
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1階店舗賃料の推移が映し出す 世界屈指の商業地・銀座の盛衰
2013年6月11日銀座は日本一の商業地である。プランタン、松屋、三越、ニューメルサ、松坂屋などの百貨店や大規模商業施設が集積している。スーパーブランドも負けていない。ルイヴィトン、エルメス、コーチ、クリスチャン・ディオール、グッチ、ユニクロ、シャネル、カルティエ、ブルガリ等の店舗が軒を連ねている。
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ますます増加する超高層ビル 空室率低下で賃料本格上昇へ
2013年5月28日今や、超高層ビルは東京という街をかたちづくるうえで、欠かせないものになっている。新名所となった東京スカイツリーから眺めると、飛行機にビルの位置を知らせる赤色灯があちこちで点滅しているのが目に入る。
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銀座最大のプロジェクトが始動 松坂屋再開発で高まる回遊性と求心力
2013年5月6日世界の中でも指折りの国際都市である東京は、戦後一貫して変化を繰り返しながら発展を続けてきた。戦後復興から高度成長、石油ショック、バブルの発生と崩壊、金融危機まで幾たびかの好不況の波が日本を襲い、その中で東京は絶え間ない投資と競争という“呼吸”を繰り返してきた。それが、焼け野原から超高層ビルが林立する今の東京へと導く原動力となった。