記事一覧:呼吸する街 TOKYO大変貌57件
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
ミキモトの銀座本店ビルの解体で クリスマスの名所は今年末で見納め
2014年12月9日12月といえば、銀座が一年で最も華やぐ季節である。中でも有名な場所の一つが、銀座通り4丁目のミキモト本店ビル前だ。1976年から続く、ミキモト・ジャンボ・クリスマスツリーには、例年以上に多くの人々が集まり、カメラや携帯電話で記念撮影している。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
日本橋で相次ぐ再開発計画 期待される中央区貸ビルゾーンの進化
2014年11月26日住友不動産が手掛ける日本橋交差点角の再開発が、来年2月にいよいよ竣工する。名称は「東京日本橋タワー」で、地上35階建て(高さ180メートル)、オフィス基準階1フロア824坪の超高層ビルだ。中央区の日本橋・八重洲・京橋地区においては、初となる地上30階以上の賃貸ビルとなる。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
注目のキラリトギンザが開業 急速に進む銀座通りの再開発
2014年11月11日オリックスがプロデュースした商業施設「キラリトギンザ」が10月30日にオープンした。ギンザコマツ以来の銀座通りにおける商業施設の誕生だけに、客足は好調である。特に地下一1階、地上4、7、8階の飲食店は集客力のある店舗が揃っている。オープニング時の話題性もあり、しばらくの間は人気を博すことが予想される。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
高まる東京の不動産投資熱 服部ハウスもついに売却へ
2014年10月29日東京の不動産売買市場が好調である。売買市場はすでにやや過熱気味であり、物件不足状態の局面に突入している。全世界的なカネ余り現象の中、安心できる投資先が少ないこともあり、東京の不動産は人気だ。加えて、最近の円安傾向もあり、外資系投資会社による購入意欲も旺盛だ。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
アップルはトップ自ら出店交渉 海外勢も魅了する銀座目抜き通り
2014年10月16日最近の銀座名物は、アップルの新製品発売のたびに銀座通りに並ぶ購入者たちの行列である。9月19日に新発売された今回は、発売日が発表される前の9月9日にはすでに購入予定者たちが並び始めていた。アップル製品の愛好者の熱意には驚かされるばかりである。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
大規模ビル需要の高まりで 増えるインフラ利用の新たな手法
2014年9月30日東京都内における超高層大規模ビルの建設が続いている。最近でもいくつかの興味深い再開発計画が明らかにされた。一つ目の案件は、三井物産と三井不動産が共同で手掛ける大手町1丁目2番街区の再開発だ。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
東京都の条例施行をきっかけに 進む銀座通り沿道ビルの耐震化
2014年9月9日銀座通り沿道の建物を耐震補強するか、それとも建て替えるかについての議論が佳境である。議論の対象となっているのは、銀座通りに面する旧耐震設計建物の内、概ね地上5階建て以上で、耐震性を強化する必要がある建物である。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
鉄道各社も再開発に本腰 注目される渋谷、品川駅の変貌
2014年8月25日東京の不動産売買価格が上昇している。ここにきて東京REIT指数も順調に年初来高値を更新している。不動産売買市場は、「今が売り時であって、必ずしも買い時ではない」という局面に突入している。不動産価格は、それだけ急速に上昇を続けたことになる。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
銀座の1階路面店舗が絶好調 高飛車な貸し手の姿勢には懸念
2014年7月23日銀座の1階路面店舗が絶好調である。銀座通りの80坪台の店舗が共益費込み坪当たりで30万円以上で入居テナントが決定したり、松屋通りで50坪未満の店舗が同様に25万円でテナント決定したりしている。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
都心大規模再開発の評価は集客力 役割を増す商業ゾーンの魅力
2014年7月11日東京貸ビル市場は、大規模再開発ビルの建築が今なお盛んである。2014年も半ばを過ぎ、今年竣工する主要プロジェクトは、ほぼ出そろった。テナント決定状況は、極めて順調である。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
銀座のメイン通りで再開発活発化 高さ56メートルの新築ビル続々誕生
2014年6月24日2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催が決定したことを受け、銀座のメイン通りである銀座通り沿線の再開発が活発化している。現在工事中の案件は、竣工が近づいてきた銀座一丁目の①「キラリト銀座ビル」、同じく竣工が近いダンヒル隣の②「(仮称)銀座二丁目ビル」、銀座二丁目斜め向かいの③「伊東屋本店建て替えビル」、竣工が近い銀座六丁目の④「(仮称)銀座ヨシノヤビル」、向かいは銀座六丁目の二街区全体にわたる銀座最大のプロジェクトである⑤「銀座六丁目10地区再開発」である。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
品川新駅設置で大規模再開発が始動 交通要衝で飛躍的に高まる不動産価値
2014年6月13日銀座五丁目の旧東芝ビルと銀座六丁目の松坂屋の再開発が順調である。両ビルとも既存建物の解体工事が予想以上に早く終了し、竣工予定時期を半年ほど、前倒しする勢いである。敷地四方を道路に囲まれていることが、工事進捗に好影響を与えている可能性はある。今のところ、旧東芝は2015年9月竣工、松坂屋は16年11月竣工が予定されている。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
急ピッチで進む銀座の大型再開発 不動産価格急騰で要警戒の見方も
2014年5月27日銀座五丁目の旧東芝ビルと銀座六丁目の松坂屋の再開発が順調である。両ビルとも既存建物の解体工事が予想以上に早く終了し、竣工予定時期を半年ほど、前倒しする勢いである。敷地四方を道路に囲まれていることが、工事進捗に好影響を与えている可能性はある。今のところ、旧東芝は2015年9月竣工、松坂屋は16年11月竣工が予定されている。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
不動産各社が強気の条件設定 好況期に突入した東京貸ビル市場
2014年5月14日東京貸ビル市場が好調である。空室率低下に伴い、不動産各社は①新規募集賃料の設定、②継続賃料の更新交渉、③定期賃貸借の再契約交渉のいずれも強気な姿勢に転じている。中でも強気なのが、新規募集賃料のうちの新築ビルのテナント募集条件設定と定期賃貸借の再契約交渉である。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
1街区全体が商業ビルの大開発 旧東芝銀座ビル建て替えの全容
2014年4月30日4月22日、午後7時から約1時間、銀座フェニックスプラザにおいて、旧東芝ビル再開発の大規模小売店舗立地法にかかる地元説明会が実施された。旧東芝ビル再開発は、敷地面積3767平方メートル(1139坪)、地下5階・地上11階で、容積率800%+300%、地上高さ56メートルに屋上広告10メートルの計66メートルの全館商業ビルである。地元説明会が開催されたのは、店舗小売業が1000平方メートルを超えるためである。なお、大店立地法に基づく届け出書は、4月18日~8月18日の4カ月間、東京都産業労働局商工部地域産業振興課にて縦覧できるので、ご興味ある方は参考にされたい。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
超高層大型ビルが続々オープン 地下通路連結で高まる日本橋の評価
2014年4月15日三井不動産が全力を傾注している日本橋の街づくりが本格化してきた。中央通りの東京メトロ「三越前駅」周辺に再開発ビルを含めた超高層大規模ビルが林立し始めている。三越日本橋本店新館から時計回りに、三越日本橋本店本館、三井本館、日本橋三井タワー、日本橋室町野村ビル、室町東三井ビルディングと続いている。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
オンワードが坪1億円超で物件取得 国内外ブランドで沸騰する銀座人気
2014年3月25日銀座の商業ビルの事業採算性を決定的に左右するものは、1階を使用するキーテナントの決定条件である。新築ビルにおいては、特に重要である。日本有数の商業地として発展を続けてきた銀座地区は、古くからの建物も多く、地区全体が建物更新時期を迎えている。そのことは、新耐震設計基準の建物を除いて、建て替えを多くの貸ビルオーナーが計画することになる。銀座地区で新たに建築を考える場合、一般建築法規とは別に、俗に「銀座ルール」と呼ばれている①「銀座地区駐車施設整備のてびき」と、②「地区計画の手引き・新しい銀座のルール」をクリアする必要がある。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
新線開通効果は新宿が一歩リード 東横、副都心線相互乗り入れの勝者
2014年3月11日東京の街並みを大きく変えるものは、いろいろ考えられるけれども、最大の要素は交通新線と路線駅の開通である。新線開通に伴い人々の移動が便利となり、新たな人の流れが出現するからである。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
キーワードは訪日観光客の富裕層 魅力増す銀座の新たなターゲット
2014年2月28日東京五輪開催前に銀座は変わる。第二次世界大戦時の東京大空襲により、銀座の街は甚大な被害を受けた。関係者の懸命の努力により戦災を免れた一部の建物――例えば、和光本館(1932年竣工)、教文館・聖書館(1933年竣工)――を除いて、多くは灰塵と帰した。銀座は一面の焼野原と化したのである。
-
呼吸する街 TOKYO大変貌
活況続く再開発案件に立ちはだかる難問 耐震診断がもたらす工期遅れの玉突き
2014年2月14日ソチ冬季五輪が始まった。お祭りが大好きな日本国民としては、しばらくの間、オリンピックに熱中することになる。東京貸ビル市場は、相変わらず再開発の発表や超高層再開発ビル竣工が続いている。先日も野村證券日本橋本社ビルを含む中央区日本橋1丁目の敷地約2万5000平方メートルが対象である再開発が発表された。2012年9月に八重洲の不二ビルから移転してきた弊社事務所がある日本橋東ビルも再開発地域内に含まれている。