記事一覧:特集10409

  • 特集 Part3
    山本孝昭(ドリーム・アーツ社長)インタビュー

    2012年10月06日号  

    アップルの商品はとても魅力的だ。そのワクワク感が、大企業にも広がっている。最近では野村証券やLIXILグループが数千台単位で導入したとニュースになった。しかしそんな期待感とは裏腹に、そこに大きな“落とし穴”があることはあまり知られていない。

  • 特集 Part3
    “万能マシン”が駆逐する 単機能デバイスの命運

    2012年10月06日号  

    「iPhoneで何でもできるという雰囲気になっている。その空気が一番怖い」。ある精密機器メーカーの中堅社員は、こう漏らす。iPhoneやiPadの登場で、機能が一つしかない製品の市場が食い荒らされている。その最たる例が、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)だろう。

  • 特集 Part3
    CDを殺したiTunes 音楽業界の「見えない未来」

    2012年10月06日号  

    CDが売れなくなり、さらに音楽番組自体の視聴率も落ちた。視聴率とCD売り上げの相乗効果はなくなり、ひたすら落ち込むばかりだ。音楽レコード店も衰退し、生き残りを問われている。実は、そんな業界の構造変化に一役買ったのが、10年前に始まったアップルの音楽配信サービスの「iTunes」なのだ。

  • 特集 Part5
    iPhone自由自在

    2012年10月06日号  

    iPhoneを初めて利用する人のために、ちょっとしたテクニックを紹介。iCloudやSiriの活用から、知る人ぞ知る設定まで、知っておくとさらに便利になるはず。

  • 特集 Part3
    山中俊治(慶應義塾大学大学院教授 リーディング・エッジ・デザイン代表)インタビュー

    2012年10月06日号  

    アップルのデザイン体制の特徴を挙げるとしたら、まずデザインチームがごく少人数で構成されていることだろう。少人数体制を可能にしているのは、商品のアイテム数自体が少ないからである。むやみに商品数やバリエーションを増やすと手間がかかり、完成度も上がらない。商品数を極端に絞るという経営判断があるからこそ実現する組織形態だ。

  • 特集 Part3
    設計、製造技術、特許で デザインの競争力を実現

    2012年10月06日号  

    デザインで世界を制したと賞賛されるアップルだが、洗練された製品の裏側には非効率ともいえる構造が隠されている。非常識な設計を許し、あらゆる手段を駆使して実現に奔走する。アップルのデザインの真の強さはそこにある。

  • 特集 Part3
    iPhoneの威力と 通信業界に与えた副作用

    2012年10月06日号  

    iPhone5に導入された高速通信「LTE」の電波の届く強さを示した調査結果。手線内ではKDDIに軍配が上がった。事実、ソフトバンクもLTE整備の遅れを認めており、10月中に対策を講じるという。昨年のiPhone4S対決では劣勢に立たされたKDDIも、今回は攻守を逆転したようだ。こうして両社の対決が盛り上がる中、ほくそ笑むのがアップルである。

  • 特集 Part4
    アップル・ピーク説の真贋 残る課題と次なる戦場

    2012年10月06日号  

    さる9月21日、熱狂的な期待感の中で発売された新型iPhone5。発売当日、全米のアップルストア前には恒例の長蛇の列ができ、アップルへの根強い人気を証明した。だが、その一方で「アップル・ピーク説」がささやかれ始めていることも無視できない。

  • 特集 Part4
    雇用はなくとも株価で貢献 アップルと米国人の暮らし

    2012年10月06日号  

    iPhone5がアップルストアの店頭で発売になった9月21日の早朝。全米各地の店の前に徹夜で並んだファンたちの姿を米メディアが「iPhone5 Craze」の見出しで報道した。同じころ、ミシガン州の田舎町に住むダグ・メルビンさんは、都会の喧噪をよそに朝靄の中で、馬たちに干し草を与えていた。

  • 特集 Part2
    ビジネスモデルから見る アップルの強さの秘密

    2012年10月06日号  

    垂直統合か、水平分業か──。 製造業の経営手法として事あるごとに議論されるテーマだ。 研究開発から設計、試作、量産までの工程を自社で一貫して持つ垂直統合の生産モデルと、開発や製造の各段階で外部に発注して効率化、柔軟化を図る水平分業モデルは、対極的なものづくりのあり方として語られる。

  • 特集 Part3
    【Column】 アーティストが才能を表現する“キャンバス” iPhoneケース展

    2012年10月06日号  

    あなたはiPhoneにケースを付けているだろうか──。考えてみれば、アップルがこだわり抜いた美しい筺体をケースで隠してしまうのは、作り手に失礼な気もするが、各種調査でも7~8割のユーザーが何らかのケースを装着しているとの結果が出ている。

  • 特集 Part5
    通信コストを節約する

    2012年10月06日号  

    スマートフォンは携帯電話より月額料金が高くなりがちで、iPhoneも例外ではない。パケット定額プランに入ることが必須となり、ソフトバンクとau共に、スタンダードなプランで毎月6000円以上かかる計算だ。

  • 特集 Part5
    iPod touchも刷新

    2012年10月06日号  

    iPhoneだけでなく、三つのiPodも新しくなった。iPod touchは、iPhone5と同じ4インチのディスプレイを搭載し、ボディはこれまでで最薄の6.1ミリメートルだ。A5チップを採用し、旧モデルと比べて最大2倍の処理能力、最大7倍速いグラフィックスを持つ。高い描画性能を必要とするゲームも、快適にプレーできる。

  • 特集 Part5
    カメラやオーディオが進化

    2012年10月06日号  

    iPhoneのカメラは、以前からスマートフォンの中でも性能が高かったが、iPhone5でさらに向上した。メインのiSightカメラは、解像度こそ旧モデルと変わらないものの、写真撮影の速度が40%アップ。4Sでは写真撮影で待たされることがままあったが、素早く連写もできる。暗めの場所で撮影した際のノイズ除去機能も強化され、よりクリアな写真が撮れる。

  • 特集 Part5
    iPhone5の全貌

    2012年10月06日号  

    日本時間で9月13日の朝方に発表され、21日に発売開始となった「iPhone5」。予約時点で行列ができたのはもちろん、発売日には各ショップの行列が報道され、祭りのようなにぎわいを見せた。そんな新製品の魅力と全貌をひもといていこう。

  • 特集
    日本を呑み込むアップルの正体

    2012年10月06日号  

    今年9月、iPhone5の発表を機に、アップルの時価総額は6579億ドルに達し、「史上最も価値の高い会社」となった。その規格外の強さは、まさに常識はずれの経営スタイルにある。アップルのビジネスに巻き込まれた企業・産業は例外なく、その激しさに翻弄される。決して甘くはないアップルの内側に迫る。

  • 特集 Part1
    【Column】 座学と実践の組み合わせ 産能大の「面白い授業」

    2012年09月29日号  

    スイーツの街、東京・自由が丘で、年2回のイベント時にガイドや保安役として活躍している「自由が丘セザンジュ」と呼ばれる女性コンシェルジュたち。実は彼女たち、授業の一環で参加している産業能率大学の学生たちだ。これは、産能大の経営学部の履修科目の一つ。

  • 特集 Part2
    【国家試験別ほか】 国家試験合格者数、上場企業役員数ランキング 東大の実力が光る!

    2012年09月29日号  

    業界別の就職者数では、いわゆる有名大学やマンモス大学が上位を席巻したが、それでも特定の業界に強い“お買い得”大学も名を連ねていることがわかる。

  • 特集 Part1
    【Column】 おしゃべりも飲み物もOK! 常識を覆す「すごい図書館」

    2012年09月29日号  

    図書館での学習といえば、静かに1人で勉強することが基本。おしゃべりなどもっての外だ。そうした“固定観念”を覆す図書館が国立大学の中に誕生し、大学関係者の間で話題を呼んでいる。

  • 特集
    伊藤 光(明治大学副学長・総合政策担当)インタビュー

    2012年09月29日号  

    民間のブランド調査でトップの評価をいただくことは大変ありがたいことだ。それが志願者数の増加にもつながっている。かつて誰かが「2位じゃ駄目ですか?」と言ったが、やっぱり1位じゃなきゃ駄目だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…