記事一覧:特集10409

  • 特集
    マイナンバーの正体

    2015年07月18日号  

    10月から国民一人一人に割り振られる背番号=マイナンバーの通知が始まる。導入当初は、社会保障や税、災害時などに使われる予定だ。全ての国民・企業が関わる重要な制度なのだが、その内容を理解している人は少ない。いったい、マイナンバーとは何なのか。私たちの仕事や生活はどう変わるのか。マイナンバーについてのあらゆる疑問にお答えする。

  • 特集 Part1
    マイナンバーがやって来る!

    2015年07月18日号  

    5月末に発覚した100万件を超える年金の個人情報流出。日本年金機構のずさんな情報管理に不安を感じた人は多いだろう。図らずも、これがマイナンバーを世に知らしめるきっかけになった。

  • 特集 Part2
    ナンバちゃんがズバリ答える! マイナンバーの質問・疑問

    2015年07月18日号  

    「個人番号は自由に変えられるの?」など、制度にまつわる疑問にマイナンバーの非公認キャラ、ナンバちゃんがズバリ回答します。

  • 特集 Part2
    10月に届くあなたの“背番号” 番号制度は今後浸透するか

    2015年07月18日号  

    いよいよ10月から、住民票を持つ人全員に12ケタの番号の通知が始まる。いったい何が始まるのか不安に思う人もいるだろう。そこで導入の流れと制度の概要を分かりやすく整理した。

  • 特集 Part2
    平井卓也(衆議院議員 自民党IT戦略特命委員長)インタビュー

    2015年07月18日号  

    マイナンバーの導入で「国民監視社会」になるなどと言う人がいるが、それは全く違う。過去に、宙に浮いた年金記録が問題になったが、マイナンバーがあり、年金記録と共にしっかり管理されていれば、そもそもそうした問題は起きなかったはずだ。

  • 特集 Part2
    番号カードで広がる用途 オンラインで口座開設も

    2015年07月18日号  

    個人番号カードにあるICチップを使った、公的個人認証のサービス。企業に利用を促しカードの利便性を高めようと、政府や中央官庁が業界団体に強力に働き掛けている。

  • 特集 Part2
    【Column】 法人登記が30分で完了! 電子政府先進国エストニア

    2015年07月18日号  

    北欧の小国エストニア。日本ではバルト三国の一つとして知られるが、実は今、電子政府の先進国として世界から注目を集めている。電子政府とは一体どんな仕組みなのだろうか。

  • 特集 Part3
    【副業】 会社にバレるだけじゃない 素性が“秘密”の仕事もNG?

    2015年07月18日号  

    「マイナンバー制度が始まると、内緒でやっている副業が会社にバレる」。会社の就業規則に反して副業をしている人たちの間で、まことしやかにささやかれる話だが、それは本当なのか。結論から言えば、確かにマイナンバー制度によって今よりも副業が会社にバレやすくなることが考えられる。ただ、実は今でも十分にバレる可能性はあるのだ。

  • 特集 Part3
    【社会保険】 中小零細企業を狙い撃ち 厚生年金の未加入問題にメス

    2015年07月18日号  

    マイナンバー制度の導入で国が捕捉できるようになるのは、個人の税金の申告漏れだけではない。「厚生年金保険の加入を逃れている中小零細企業も一網打尽にされる」(中小企業向けコンサルタント)のだ。厚生年金は、従業員が5人以上いるサービス業以外の個人事業所や、法人事業所が強制加入となる公的年金制度。しかし、従業員と折半で負担する保険料の負担を免れようと、加入逃れを決め込む中小零細企業も多い。

  • 特集 Part3
    【税】 金の流れも蓄財も完全捕捉 国税庁が描く制度の将来像

    2015年07月18日号  

    「小さく生んで大きく育てる」──。番号制度について語るときに、政府関係者や関係省庁、立ち上げに携わってきた人々の間で、合言葉のようになっているセリフだ。まずは、社会保障や税金に関する最低限の行政手続きに利用するものとして、マイナンバーという制度を“生む”。そして、ゆくゆくは国民の理解を得ながら世の中に浸透させていき、その他の行政手続きや民間利用にまで範囲を広げて利便性を高め、“育てる”ことを思い描いているのだ。

  • 特集 Part4
    【Column】 番号対応の苦労は日本一? 過去13年間を“清算”した町

    2015年07月18日号  

    日本で一番、マイナンバー制度への対応が大変ともいわれる地方自治体がある。福島県の最南端にある人口約6200人の町、矢祭町だ。その理由は、2002年に稼働した住民基本台帳ネットワークシステムへの接続を最後まで拒否していた町だからだ。

  • 特集 Part5
    制度導入FAQ

    2015年07月18日号  

    「従業員や外部の対象者に番号の提供を拒否された場合、どうすればいいですか」まず、税金や社会保障関係の手続き書類には、番号の記載が原則として義務付けられていることを説明し、番号の提供を求めましょう。外部の対象者の場合は、これらの内容を文書にして渡しておきます。

  • 特集 Part5
    担当者必読! マイナンバー制度導入ガイド

    2015年07月18日号  

    10月からの番号通知を控えて、企業の導入担当者は焦っているのではないだろうか。そんな人のために制度導入のポイントを押さえた簡単ガイドをお届けする。

  • 特集 Part4
    制度対応でてんてこ舞い 不満募らせる民間企業

    2015年07月18日号  

    10月からの番号通知が間近に迫り、企業の制度導入の動きがにわかに慌ただしくなってきている。手間暇がかかる割に何のメリットもない制度対応に、悲鳴を上げる企業もある。

  • 特集 Part4
    特需の規模は3兆円? 新市場の創出に沸く企業

    2015年07月18日号  

    前節で述べたように、制度導入は企業に大きな負担をかける一方で、新たなビジネスチャンスも創り出している。3兆円ともいわれる特需をつかもうと、さまざまな企業が動きだした。

  • 特集 Part3
    拭えないセキュリティ不安 情報漏えいは起きないのか?

    2015年07月18日号  

    5月に判明した日本年金機構の個人情報流出。これを機に、マイナンバーのセキュリティに対する関心が高まっている。私たちの番号は、果たしてきちんと守られるのだろうか。

  • 特集
    広告戦争

    2015年07月11日号  

    世界17兆円、日本1兆円という巨大なデジタル広告市場。グーグルやフェイスブックといった巨大IT企業のみならず、広がり続けるデジタル空間には、その人脈と金脈の匂いを嗅ぎ付けた、新興ベンチャーが雨後のたけのこのように出現している。ブラックボックスの中でしのぎを削り、強かに生き抜く企業たちの素顔に迫った。

  • 特集 Part2
    資生堂の死角突いた異端児

    2015年07月11日号  

    巨額のテレビCM予算を抱えるコスメ界の王者をどう出し抜くか。日本市場でははるかに小さなロレアルパリで働く異端のデジタルマーケターの知略と戦略を追った。

  • 特集 Part2
    【Column】 ビール業界に迫る広告規制 デジタルに懸けるキリンの本気

    2015年07月11日号  

    「5連勤お疲れさまです! 一番搾りが癒やしになれれば嬉しいです♪ カンパーイ!」飲料大手キリンホールディングスのデジタルマーケティング部の社員は毎晩欠かさず、「一番搾り」など自社ビールで晩酌している人をツイッター上のコメントで見つけると、公式アカウントから「カンパイ!」の声を掛けにいっている。

  • 特集 Part7
    寡占化する世界のデジタル広告市場

    2015年07月11日号  

    米国で誕生したボードゲーム「モノポリー(独占)」。すごろくのようなマス目上の不動産を少しずつ買い占めて多額のレンタル料を徴収し、最終的に他のプレーヤーを全て破産に追い込むゲームだ。世界のデジタル広告市場をこれに例えれば、モバイル時代の王者フェイスブック、それを追うグーグルという、いずれも米国の巨大プラットフォーマーがマス目を占拠し、勝敗を決めつつある風景が浮かび上がる。

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記者の目

  • 副編集長 清水量介

    小学生に説明が難しい!トランプ大統領の行動

     テレビを見ていたわが家の小学生男子が、米国の「パリ協定離脱」について「どういうこと?」と聞いてきたので、説明しました。
    「てことは、温暖化が進むってこと?」との返答。SDGsの教育をみっちりと受けている現代の小学生にとっては、理解不能のようでした。
     そもそも、日本に置き換えれば「首相が国会議事堂襲撃をあおって、数年後に、首相に返り咲く」という話なので、大人も理解に苦しみますが…。
     ここまで超大国が欲望をむき出しにしているのは、世界史上、いつ以来なんでしょうか。確実なのはトランプ大統領就任により、世界経済と日本企業が大きな影響を受けること。ダイヤモンド編集部では、しっかりと追っていきます。

  • 編集部 今枝翔太郎

    奥深い医療機器業界、ホットトピックスは不整脈治療

     ねばねばするバリウムを飲む人間ドックは嫌ですよね。この検査がきっかけで、医療機器に興味を持つようになりました。今までの汗と涙がついに実を結び、感慨で胸がいっぱいです。あらためてご協力いただいた方々にお礼を申し上げます。
     全く知識がなかったので、一社一社企業を回りながら、本業との相乗効果を分析し、日本勢の勝ち筋を学びました。 昨年の春に、パシフィコ横浜の医療関係の展示会場を縦横に駆け回って学んだのも得がたい経験となりました。
     本特集のこぼれ話になりますが、最近のメディカル業界でホットなのは不整脈の治療らしいです。従来のものよりさらに低侵襲になったそう。 不整脈治療を始めるなら、今が好機かも。

最新号の案内2025年2月1日号

表紙

特集医療機器・化学・医薬品

医学の進歩や長寿命化により、欧米を中心とした世界の医療機器市場は拡大を続けている。2023年のグローバルの医療機器売り上げはおよそ80兆円に達し、今後も年平均成長率6%前後のペースで伸びていくとみられている。それを察知した日本政府は、50年…

特集2化学サバイバル

化学業界が大激変の真っただ中にある。脱炭素への対応に加え、中国による過剰な化学品の増産で、国内メーカーによる石油化学事業の再編が加速。さらに、経営環境の激変は化学メーカーに従来のビジネスモデルの再構築を迫っている。生き残りを懸けた大勝負に挑…