記事一覧:特集10409件
-
特集
国税は見ている 税務署は知っている
2016年10月08日号われわれから税金を徴収する国税組織。国民なら誰もが知る行政機関だ。消費増税や配偶者控除見直しなど大増税時代の到来を前に彼らは今、その“最恐”ぶりをより誇示しているかのようだ。まず富裕層への課税包囲網を狭め、マイナンバー制度などを武器に全国民の懐を捕捉しようとしている。その動きに迫った。
-
特集 Part2
【Column】 現れてはつぶされる黒歴史 霞むタワマン節税の次は?
2016年10月08日号節税手法には、その時代のはやりがある。しかし、そのはやりに敏感に反応するのも国税だ。これまで「不動産の損益通算」や「ゴルフ会員権のクロス取引」などの手法が目を付けられ、国税によってことごとくつぶされてきた。そして今、目を付けられているのがタワーマンションを利用した、いわゆる「タワマン節税」だ。相続税を圧縮したい富裕層に熱狂的に支持されてきた。
-
特集 Part2
夫婦控除の創設が突如浮上 渦巻く税制大改革の思惑
2016年10月08日号配偶者控除の見直し議論が熱を帯びている。夫婦控除に衣替えする案が有力だが、慎重意見も多い。賛否両論が噴出するだけに、議論は難航必至だ。
-
特集 Part2
配偶者控除廃止で家庭に打撃 影響額徹底シミュレーション
2016年10月08日号配偶者控除が廃止されればあなたの暮らしはどう変わるのか。年収も家族構成もさまざまな各家庭を想定し、どこよりも早く影響額を徹底シミュレーションする。
-
特集 Part2
専業主婦世帯を狙い撃ち? 配偶者控除廃止のインパクト
2016年10月08日号半世紀以上にわたって専業主婦世帯に減税の恩恵をもたらした配偶者控除の廃止が検討されている。もはや増税のインパクトから多くの家庭が逃れられない。
-
特集 Part1
資産管理会社に公益財団法人 富裕層がすがる“王道”節税術
2016年10月08日号資産の国外逃避を阻まれた富裕層が行き着くのは、日本国内で資産管理会社や公益財団法人を使って節税に励むことだ。彼らが愛してやまない三つの“王道”節税スキームを紹介しよう。
-
特集 Part1
米国がこじ開けた秘密の扉 国際協調で富裕層捕捉が加速
2016年10月08日号富裕層や多国籍企業の脱税や租税回避に世界中から厳しい視線が注がれている。当局同士が手を組み、国際的な協調体制の構築も急ピッチで進む。果たしてどこまで本気なのか。
-
特集 Part1
もはや国外に逃げ場はなし 海外在住「5年ルール」延長も
2016年10月08日号合法的に相続税を払わず子孫に資産を残そうと、富裕層は次々とタックスヘイブンへ渡り、慣れない生活に苦労しながらその時を待つ。一方で国税も切り札を懐に忍ばせ、時機をうかがう。
-
特集 Part3
組織をむしばむ人材空洞化 調査能力低下がもたらす危機
2016年10月08日号「現場の調査能力はガタ落ちだ」。国税OBからは最近、よくこんな嘆き節が聞かれる。あらゆる納税者を貪欲に狙い撃ち、泣く子も黙る徴税集団たる姿は「今や昔」なのか──。
-
特集 Part3
税務署員もサラリーマン 出世望みノルマに追われる
2016年10月08日号鬼より怖い国税の世界も、一皮むけばサラリーマン社会と同じである。ここでは税務署員がどのような行動原理に基づいて仕事をしているのか、驚きの体験エピソードを交えて紹介しよう。
-
特集 Part3
マルサとリョウチョウに見る 泣く子も黙る剛腕集団の実像
2016年10月08日号国税組織の中で唯一、査察権を手に脱税者を狙い撃つマルサ。そして認知度こそ低いが、実はマルサ以上に恐ろしい存在といえるのがリョウチョウだ。そんな二大組織の実像に迫った。
-
特集 Part3
【Column】 「ポンカス」「特殊関係人」… 飛び交う隠語の世界を紹介
2016年10月08日号厳しい守秘義務を課された国税職員は、周囲の納税者に素性を悟られてはいけない。飲み屋で管を巻くときも、仕事内容を自由に話せず、独特の隠語を使う。
-
特集 Part3
財務省が絶対手放さぬ“虎の子” 国税の知られざる序列と出世
2016年10月08日号旧大蔵省の外局として創設された国税庁。国内に張り巡らす税務署を通じ日本中ににらみを利かせている。国民の財布を把握する情報力や査察権に加え、組織内の絶対秩序が権力の象徴だ。
-
特集 Part2
【Column】 ふるさと納税を使い倒せ! 自治体還元率ランキング
2016年10月08日号徴税強化の流れが強まる中、最後の自衛策といえるのがふるさと納税だ。自治体のお礼の品が多過ぎて選べない人に、ここでは金券による還元率に着目した超活用術を伝授する。
-
特集 Part1
数字で見る「凄いネスレ」
2016年10月01日号時価総額約26兆円で世界13位に位置する超巨大グローバル企業「ネスレ」の姿を多角的に紹介する。
-
特集 Part1
【食の皇帝、最後に語る】 ピーター・ブラベック(ネスレ会長)インタビュー
2016年10月01日号2017年4月にネスレの会長を退くピーター・ブラベック。黄金期を築いたネスレの皇帝は、最後に何を語るのか。
-
特集 Part1
【Prologue】 なぜネスレは凄いのか
2016年10月01日号世界中の視線がリオデジャネイロオリンピックに注がれていた8月上旬。オーストリアのザルツブルクでは世界有数の音楽祭が幕を開け、ネスレ主催の晩餐会が催されていた。同社は音楽祭の有力なサポーターであり、現地には大勢のネスレ関係者や招待客の姿があった。
-
特集
凄いネスレ 世界を牛耳る 食の帝国
2016年10月01日号「ネスカフェ」や「キットカット」を知っていても、そのメーカーであるネスレの企業イメージは薄いかもしれない。だが、実は時価総額約26兆円で世界13位に位置する超巨大グローバル企業。ランキングの顔触れが入れ替わる中で成長を続け、“食の王者”として150年を生き抜いた。ネスレはなぜ凄いのか。知られざる強さの秘密に迫った。
-
特集 Part2
“21世紀の石油”で覇権握る 水から約1兆円稼ぐ勝者の理
2016年10月01日号食の王者ネスレは、世界中に水源地を持つ世界最大のミネラルウォーター企業という顔も持つ。いかにして水の覇者となったのか。そこには彼らの「勝利の法則」があった。
-
特集 Part2
【Column】 農村開発なくして繁栄なし CSV経営に突き進むワケ
2016年10月01日号世界で最初にCSV経営に挑戦したネスレ。なぜ、彼らはCSVを標榜するのか。理由の一つには、コーヒー豆の安定的な原料調達に対する危機感があった。