記事一覧:特集 Part41826

  • 特集 Part4
    【後見人】 認知症に有効な成年後見制度 利用者増加でトラブルも

    2013年07月13日号  

    高齢者の財産や身体を守る有効な手立てが成年後見制度だ。高額な買い物を取り消したり、親族による財産の使い込みをチェックできるなど、活用範囲は広い。

  • 特集 Part4
    【Column】 マルチ商法関係者が明かす だましやすい人の共通点

    2013年07月13日号  

    高齢者の被害が絶えないマルチ商法。なぜ、引っかかるのか。どんな人が狙われるのか。これまで多くのビジネスに関わってきた女性に、だましやすい高齢者の共通点を聞いた。

  • 特集 Part4
    穀物価格は高騰から下落へ 食糧安保では不安が多い

    2013年07月06日号  

    国内で値上げ機運が高まる中、穀物需給に今何が起きているのか。喧伝される食糧危機は短期的には起こりそうもないが、日本の食糧調達システムには不安が残る。

  • 特集 Part4
    【Column】 効率化と均一化の波に苦しむ 築地市場の知られざる価値

    2013年07月06日号  

    東京・御徒町で93年の歴史を持つ鮮魚店「吉池」は、店頭に並べる魚の9割を毎朝、築地中央卸売市場から仕入れる。4人の仕入れ担当者が朝5時、市場内の仲卸を回って選ぶ。「日本中から一番いい魚が築地に来るからね。一時は買参権(仲卸以外で市場の競りなどに参加できる権利)を取って大卸から直接買う話も出たが、仲卸の目利きが欠かせないのでやめた。うちのお客は舌の肥えた人が多いけど、築地と吉池の二つの目利きを信頼して買っていく」と吉池の鮮魚仕入れ責任者は言う。

  • 特集 Part4
    多様な食材を求める消費者で 直売所や道の駅が大盛況

    2013年07月06日号  

    グローバル化と効率追求で、全国どこのスーパーに行っても、同じような食材が販売される。その一方で、そうした食の均一化に飽き足らない成熟した消費者は、産地グローカル(地域)に根差した食品を求めている。その流れが今、各地の生産者の直売所を大繁盛させている。千葉県いすみ市の夷隅東部漁業協同組合は、2006年より海産物直売所と海鮮レストラン「いさばや」を運営している。大原漁港にある漁協の建物の一角を間借りした小さな店舗だが、週末には観光客が列を成す人気店だ。

  • 特集 Part4
    【Column】 近畿大クロマグロ完全養殖 産学連携で安定供給段階へ

    2013年07月06日号  

    今日、クロマグロの養殖ではほとんどが天然稚魚を捕獲し育てて出荷するが、それだと個体数は減少するばかり。これに対して、卵から育て成魚になったら産卵させた後に出荷し、再び卵を育てて成魚にする再生産が完全養殖で、世界で初めて成功したのが近畿大学の水産研究所だ。端緒は1970年、水産庁が同大学と東海大学、三重県など4県の試験場に声をかけた共同研究にある。

  • 特集 Part4
    乱獲と世界の需要拡大で 食べられなくなる魚が増加

    2013年07月06日号  

    魚介類もまたグローバルリスクに晒されている。乱獲と世界需要の拡大で枯渇する魚が増えている。資源管理の強化が急務だ。

  • 特集 Part4
    【Column】 利益の7割を海外で稼ぐ キッコーマンの需要創造力

    2013年07月06日号  

    「海外売上高が全体の50%を超えるのは時間の問題だ」(茂木友三郎・キッコーマン取締役名誉会長) 日本食には欠かせない醤油だが、その最大手メーカーであるキッコーマンの利益の源泉は、意外にも海外にある。売上高に占める海外事業の比率は約46%、営業利益では約66%を占めている。その中でも大部分を占めるのが北米事業だ。売上高では国内に次ぐ1042億円、営業利益に至っては日本を上回る88億円を稼ぎ出している。

  • 特集 Part4
    澤上篤人(さわかみ投信取締役会長)インタビュー

    2013年06月29日号  

    22年にわたる日本株の低迷には、構造的な要因があった。企業による株の持ち合い解消だ。ピークの1988年には持ち合い比率が東証1部で55%もあったのが、3年前には8%まで下がった。そこまで売りが出れば、株価は上がらない。だが、この圧迫要因はなくなった。買えばいくらでも上がる状況になる。

  • 特集 Part4
    商品選びで効果を最大化 NISAの賢い使い方

    2013年06月29日号  

    NISAは金額(最大500万円)と期間(最長10年間)が限られている制度。そのメリットを最大限に享受するにはどうしたらいいのか。賢い使い方を伝授しよう。

  • 特集 Part4
    【図3-4】 これだけは押さえよう! NISAの四つの注意点

    2013年06月29日号  

    個人投資家にとっては使わないと損のNISAだが、まだ使い勝手が悪い部分もあり、注意が必要だ。特に以下の4点は、しっかりと理解しておこう。

  • 特集 Part4
    株投資するなら使わないと損 関心高まるNISAとは?

    2013年06月29日号  

    2014年1月から導入される少額投資非課税制度「NISA」への関心が高まっている。各地で開催されるセミナーは大盛況だ。制度の概要と注意点、賢い使い方を解説する。

  • 特集 Part4
    年内に1万5000円回復 主役は自動車、機械、電機

    2013年06月29日号  

    日本株に割高感はなくなった。目先は停滞が続くが、米国景気回復で円安に回帰し、企業業績の上方修正が見える7月後半ぐらいから、株価は上昇しそう。ただ、相場の主役は入れ替わる。

  • 特集 Part4
    【ミヤジマ】 事故対応を支えた 社長としての勇気

    2013年06月22日号  

    「日々心がければ必ず会社がよくなるから、書き写せ」。滋賀県多賀町でシャフトの鍛造を手がけるミヤジマの宮嶋誠一郎社長は、15年前に稲盛氏の教えを記した手帳を、今も大切に持ち歩いている。

  • 特集 Part4
    【大峰堂薬品工業】 逆境も景気も自ら変えられる

    2013年06月22日号  

    創業1900年の老舗漢方薬メーカー、大峰堂薬品工業で5代目社長を務めるのが辻将央社長だ。先々代の父親は辻社長が10歳のときに交通事故で急逝、専業主婦から社長に就任した祖母の代を経て、29歳の若さで社長を継いだ。

  • 特集 Part4
    【俺の】 飲食業に革命起こす ブックオフ創業者

    2013年06月22日号  

    ミシュランの星付きレストランのシェフが腕を振るったフレンチやイタリアンを立ち席で、格安で楽しめる。そんな型破りのレストラン「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」が話題を呼んでいる。東京都内に現在15店舗。いずれも行列が絶えない大人気ぶりだ。

  • 特集 Part4
    稲盛流「成功の方程式」

    2013年06月22日号  

    稲盛和夫氏は決して「明日から使える経営ノウハウ」など教えない。最新のマーケティング理論などとも無縁だ。ただ、自身が人生について自問自答する中から生まれてきた哲学を、企業経営の基本に置くことを説くのである。

  • 特集 Part4
    【関水金属】 社内言語を共通化 納期遅れゼロ実現

    2013年06月22日号  

    鉄道模型の「KATO」ブランドで国内外に知られる関水金属。1957年創業の老舗メーカーに、稲盛流の経営がいま新風を吹き込んでいる。加藤浩社長が、父で創業者の加藤祐治さん(現会長)からバトンを受けたのは2004年。当時、業績は悪くなかったが、納期遅れなどの課題を抱えていた。

  • 特集 Part4
    【神戸合成】 社員の幸福追求し 利益率10%超に

    2013年06月22日号  

    会社はトップの器以上には成長しない──。自動車用コーティング剤などの製造・販売を手がける神戸合成の宮岡督修社長は、稲盛氏の言うこの言葉の重みをあらためてかみしめている。

  • 特集 Part4
    【エイブル】 原発作業を支えた 燃える闘魂と使命感

    2013年06月22日号  

    忘れもしない2011年3月11日に起きた東日本大震災。この日を境に、エイブルの佐藤順英社長と社員の生活は一変した。エイブルは、福島県双葉郡に本社を置き、全国にある原子力発電所の建設やメンテナンスを請け負う会社である。事故のあった福島第1原発の制御棒と非常用発電装置も管理していた。

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記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    そのDXは「ホンモノ」ですか?

     恒例となりましたDX特集。いわゆる「2025年の崖」を目前にしたタイミングでの巻頭特集としてやらせていただきました。
     デジタルトランスフォーメーション。デジタルの力で経営課題を解決、という美しい建前とは裏腹にDXの名の下に実際に行われているのは、既得権益のパイの奪い合いや、これまでふたをしてきたさまざまな不始末の穴埋め、美しい美辞麗句を営業的に巧みに使いつつ、自社の事業につなげようという関連事業者のつばぜり合いにほかなりません。
     皮肉にも、DXを提供する企業の業績や株価は絶好調。ただ、顧客に提供するDX関連サービスの真価がIT各社に問われ、選別が始まるフェーズは、早晩訪れる気がしてなりません。

  • 副編集長 名古屋和希

    道半ばに終わった岸田政権の経済政策

     ちょうど3年前の自民党総裁選で候補者だった岸田文雄氏にインタビューをしました。
    「成長の果実をできるだけ分配する」。岸田氏は、そう強調していました。
     当初、岸田政権は「新しい資本主義」を掲げ、分配を意識した大胆な経済政策を打ち出しました。アベノミクスで拡大した格差を是正するとの意思が背景にありました。ただ、次第に分配色は薄まり、成長重視に回帰した印象です。
     さらに、大きく踏み込んだ防衛費増額や少子化対策では財源確保に課題を残しました。岸田政権の経済政策は道半ばといえるでしょう。
     岸田氏の後継を選ぶ総裁選の投開票は9月27日に控えています。新たなリーダーが日本経済のかじをどう取っていくのか注目です。

最新号の案内2024年9月28日号

表紙

特集DX180社図鑑

DX(デジタルトランスフォーメーション)が進まなければ、2025年以降に大きな経済損失が発生する、と経済産業省が予言した「2025年の崖」まであと1年。企業・国・自治体で DXを取り巻くさまざまな動きが起きている中、関連企業の業績や株価は…

特集2東京&大阪で高校授業料無償化 常識崩壊!高校入試 最前線

東京と大阪――。2024年度、日本の二大都市における高校授業料制度が変わった。東京都は昨年12月、24年度からの私学を含めた高校授業料の実質無償化における所得制限の撤廃を打ち出した。結果、都立最難関の日比谷高校が24年度入試で5年ぶりに定員…