記事一覧:連載4635件
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後藤謙次 永田町ライヴ!
米大統領、核廃棄条約の破棄へ 米ロ中の狭間で揺れる安倍外交
2018年11月3日号中曽根康弘、満100歳。その中曽根が政権を担った1982年から87年は米ソ冷戦が極めて厳しい状況にあった。激動の国際政治の中、中曽根は米大統領のロナルド・レーガンと「ロン・ヤス関係」という強い絆で結ばれ存在感を放ち続けた。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
中国は自国の科学技術を どう位置付けているか?
2018年11月3日号われわれは、中国の実態をつかみかねている。ところが、今では、自動翻訳を用いれば、かなりの程度まで中国語の文献を読むことができる。そこで、中国のウェブサイトを探ってみることとしよう。特に知りたいのは、中国人が自国をどのように評価し、他国との関係でどのように位置付けているかだ。ここでは、コンピューターサイエンスの分野を中心に見る。
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ものつくるひと
「ヘルシオ ホットクック」 吉田麻里(シャープ IoT HE事業本部スモールアプライアンス事業部商品企画部主任)
2018年11月3日号まったく新しいジャンルの製品にもかかわらず、発売から3年で10万台を出荷した調理家電がある。シャープの「ヘルシオ ホットクック」だ。ホットクックは食材と調味料さえ入れれば、後は放っておくだけで、料理ができる鍋だ。ガスなどの燃料ではなく、電気を利用する。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
中国の巨額投資、 たどり着いたのは「先のない道」
2018年11月3日号中国政府は今、巨額のインフラ投資で経済成長を促進するというこれまでの習慣を断ち切ろうとしている。空室ばかりの高層ビルや利用者の少ない高速道路で飾られた多くの都市を生んだ従来型成長モデルからの転換点となる。
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稲盛和夫、経営を語る 『稲盛和夫 経営講演選集』より
西郷南洲と大久保利通に学ぶ 経営者の理想像 [中]
2018年11月3日号西郷南洲は自分の意見が受け入れられず、官職をなげうって鹿児島に帰ってくるのですが、一方で、大久保利通や伊藤博文など、他の明治の元勲はそのとき洋行をしました。そして、欧米の近代国家をじかに見て、「これはたいへんなことだ。今の日本とたいへんな差がある」と相当な影響を受け、危機感を抱いて帰ってくるわけです。
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孫家の教え
僕が嫌いなもの
2018年11月3日号僕には兄のように第一線に立ち続け、組織を引っ張り、会社を大きくしていこうという気持ちがありません。会社が成長しても、社長を退き、早々に次の世代に譲ってきました。
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夢の狭間で
7回途中まで16奪三振── 新記録目前で投手交代の理由
2018年11月3日号32チームが日本一を目指す第44回社会人野球日本選手権大会は、11月1日に京セラドーム大阪で開幕するが、その地区予選で敗退したチームは、すでに来シーズンに向けて動きだしている。
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ダイヤモンド・オンライン発
東京の高級住宅街の不動産暴落!? 「羽田新空路」問題の恐怖
2018年11月3日号松濤、青山、代官山、白金、御殿山――東京都心の閑静な高級住宅街やタワーマンションの数百メートル上空を飛行機が通過することになり、地域住民たちは騒然としている。
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大人のための最先端理科
【気象】 今秋にもエルニーニョ発生か 暖冬なら太平洋側も大雪に注意
2018年11月3日号2018年夏は、7月上旬西日本を中心に220人以上の命を奪った「平成30年7月豪雨」、続いてそれ以上の熱中症死者を出したと見込まれる猛暑、そして毎秒50メートルに及ぶ強風と高潮で関西国際空港に浸水をもたらした台風21号、さらには同等の記録的な強風を東日本にももたらした台風24号と気象災害が相次いだ。
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Key Wordで世界を読む
Davos in the desert(砂漠のダボス)
2018年11月3日号若き王位継承者であるムハンマド皇太子を旗振り役にして、外資導入をテコにした改革路線(reform campaign)を進めているサウジアラビア。その象徴が同皇太子主催の経済フォーラム「砂漠のダボス(Davos in the desert)」だ。
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新日本酒紀行
夜の帝王(YORUNOTEIOU)/広島県竹原市
2018年11月3日号明治40(1907)年に清酒技術の研鑽、向上を目的に政府が催した「全国清酒品評会」。その第1回で1位となったのが藤井酒造の「龍勢(りゅうせい)」だ。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
1Wにこだわらず ベストなクラブを選択しよう
2018年11月3日号パー3以外のティーグラウンドに上がるとき、まるで条件反射のように、1W(ドライバー)を手にするゴルファーが少なくありません。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
乳がんサバイバーの食事は? 糖質を控え、アブラナ科の野菜を
2018年11月3日号10月は乳がん啓発のピンクリボン運動期間で、街中にピンク色が溢れていた。期間中は、早期発見のみが注目されがちだが、近年は就労支援や生活指導など「その後」の毎日を支える動きが盛んになっている。
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世界遺産を撮る
タオス・プエブロ(TAOS PUEBLO)
2018年11月3日号以前に西アフリカ、マリのジェンネ旧市街に行ったとき、土と植物で建てられた家屋が興味深かった。聞くとこれによく似た建物が米国のタオスという村にあるという。行ってみたいが何しろ遠いのが難点で、2017年秋、ようやく訪れることができた。ニューメキシコ州北部のサンタフェ空港へ飛び、そこから丸1日、レンタカーを走らせた。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
柿の実をいかにハクビシンから守るか 臭いで撃退も小鳥が去って思案の日々
2018年10月27日号庭のまん中あたりまで張り出している柿の木の枝にとまって、その小動物は、じっと私の方を見た。丸い大きなヌレヌレとした黒い瞳。鼻スジが白くスーッと通っている。かわいらしい顔だ。図鑑で確かめたらハクビシンだとわかった。これが彼と私の初めての出会い、柿の実が食べ頃に熟す丁度去年の秋のことだった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
幕開けた長丁場の「消費税政局」 首相は増税判断動かせない公算
2018年10月27日号「ここで決断できなければ政治への国民の信頼がなくなる。安倍さんが何を言っても耳を傾けなくなる」自民党税制調査会の幹部は、首相、安倍晋三の消費税率10%への引き上げ表明に極めて冷ややかな視線を注いだ。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
中国の急速な変化に 日本はどう向き合うか?
2018年10月27日号昨年あたりから、中国の人たちを相手に講演やレクチャーをする機会が多くなった。数十人の団体で来日してくる研修プログラムに、講師として呼ばれている。私が話すのは、日本経済やブロックチェーンについてだ。特にブロックチェーン関係が多いが、これは、これまでの日本経済一般に関する著書だけでなく、ブロックチェーンに関する私の著書が中国語に翻訳されているからだろう。
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ものつくるひと
「肝斑改善薬『トランシーノⅡ』」 輪竹麻美(第一三共ヘルスケア商品戦略部カテゴリー第2グループ長)
2018年10月27日号「副作用」と聞くと、どうしてもマイナスイメージで捉えがち。だが副作用を言い換えれば、製薬会社が想定していたものとは別の効能が表れたもの。例えば勃起不全(ED)治療薬「バイアグラ」の効能は、狭心症治療薬の副作用。それに気付いて開発されたことは有名な話だ。
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シリコンバレーの流儀
顧客志向を忘れたテスラ
2018年10月27日号最近何かと話題を振りまく電気自動車メーカーの雄、米テスラ。創業者のイーロン・マスクCEOが自社の株式非公開化についてツイッターで発表したことで、会長職から退く羽目に陥ったことは記憶に新しい。背景には、初めての量産車である「モデル3」を本当に「量産」に持っていくことへの重圧があるといわれている。
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夢の狭間で
今シーズンを締めくくる 日本選手権大会の注目チーム
2018年10月27日号シーズンを締めくくる第44回社会人野球日本選手権大会が、11月1日から12日間、京セラドーム大阪で開催される。その組み合わせが決まった。創部13年目の宮崎梅田学園が初出場する。