記事一覧:連載4635件
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
ボーイング737MAX、 運航再開しても客は乗るか?
2019年5月25日号米ボーイングの737MAX型機は今夏にも運航を再開する可能性がある。だが利用者に同型機の安全性を納得してもらうことは航空業界史上まれにみる困難な取り組みとなるだろう。5カ月で2件の墜落事故が発生したことを受け、3月以降、全世界で737MAXの運航が停止されている。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
中国の債務問題、米の追加関税で悪化リスク
2019年5月25日号米国が新たに課す一連の対中関税は、既にぐらついていた経済の管理に努める中国当局者に大きな課題を突き付けている。中国当局は減速に対処すべく大規模な刺激策を打ったばかりだ。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
視野を広くして 最善の脱出ルートを見つけよう
2019年5月25日号林の中からの脱出は、ゴルフIQが最も問われる場面です。ここをうまく切り抜けられるか、それとも大たたきをしてしまうのか。コースマネジメント次第で、その日の流れはもちろん、トータルスコアも大きく変わるので、技術以上に「頭」を使って攻略しましょう。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
過剰な責任感は毒になる? 自責と義務感もほどほどに
2019年5月25日号封入した書類がそろっているか幾度も確認し、封を剥がし数えないと落ち着かない。こんな経験は誰にでもあるだろう。ただ、意思に反して確認行動を繰り返し、仕事や生活に支障を来す場合は全般性不安障害や強迫性障害と診断されることもある。
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Key Wordで世界を読む
Sixth Extinction(6度目の大絶滅)
2019年5月25日号過去4億5000万年の間に、地球上の生命は「ビッグファイブ」と呼ばれる5回の大絶滅(mass extinction)を経験している。現在は「6度目の大絶滅(Sixth Extinction)」のさなかにあるのだろうか。「6度目の大絶滅」説を唱え、世界に知らしめた筆頭格は米有力誌ニューヨーカーの記者エリザベス・コルバート氏だ。
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世界遺産を撮る
ピエモンテの葡萄畑景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート(VINEYARD LANDSCAPE OF PIEDMONT: LANGHE-ROERO AND MONFERRATO)
2019年5月25日号イタリアには数え切れないほど渡航して、50以上ある全ての世界遺産を撮影している。直近では2018年11月24日、偶然にも自分の誕生日に行くことになった。ミラノに着いてすぐレンタカーを2時間半飛ばし、グリンザーネ・カヴール城のブドウ園に直行した。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
昭和天皇の御心を正しく受けとめるとともに 皇室を政治利用してはならないと自戒する
2019年5月25日号今年元旦、「朝日新聞」は一面トップで「昭和天皇直筆の原稿見つかる」とスクープした。昭和六〇年頃から病に臥せられる六三年秋頃までの御製、二五二首が確認されたとの報道だった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
米中摩擦の激化でG20議長を務める 首相に問われる外交手腕
2019年5月25日号「マーケットと投資家のしっぺ返しが心配だ」。経済産業省の幹部が示した強い懸念が現実のものになった。言うまでもなく米大統領のトランプが突き進む対中国強硬路線のことだ。すでにトランプは中国からの全輸入品のうち2500億ドル分について関税率を引き上げ25%とし、米中協議が物別れに終わると、即座に残る3000億ドル分にも制裁関税を課す手続きに着手した。これが実施されれば昨年7月に踏み切った、半導体などの関税強化の第4弾になる。トランプはなぜここまで強硬なのか。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
仮想通貨で重要なのは 規制強化ではない
2019年5月25日号2019年6月8~9日に福岡で開催されるG20財務大臣・中央銀行総裁会議で、仮想通貨のマネーロンダリングやテロ資金供与を阻止するための新規制案が合意されると報道されている。
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ものつくるひと
「コンセプトカー」 車載プロジェクトチーム(京セラ)
2019年5月25日号自動運転車の基幹部品となる高感度カメラなどを製造しているのに、自動車産業の中で目立たぬ存在だった京セラ。同社初の“完成車”であるコンセプトカーの開発に成功し、シェア拡大ののろしを上げた。
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ダイヤモンド・オンライン発
日本で働きたい優秀な外国人が 結局、来日しない理由
2019年5月25日号昨年イタリアで開催された、ヨーロッパを基盤に大学で日本語と日本文化の教育活動をしている先生たちの学会に参加してきました。その先生たちの下には海外の大学で一生懸命に日本語を学んでいて、日本に行きたいという学生がたくさんいます。そこから日本語ができる優秀な新卒人材を発掘し、日本企業に紹介できないかというのがわれわれの目的でした。
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稲盛和夫、経営を語る 『稲盛和夫 経営講演選集』より
人と企業を成長発展に導くもの [二]
2019年5月25日号航空会社の経営を安定的なものにするためには、路線別また路便別に採算がわかるような仕組み、いわゆる「管理会計システム」が不可欠と考え、その構築に努めました。これにあたっては、私が京セラにおいて独自に編み出した、「アメーバ経営」を、航空会社にも適用するようアレンジすることにしました。その結果、今では日本航空のすべての路線、路便ごとに、翌日には採算がわかるという、世界の航空会社にも類を見ない、精緻な管理会計システムを構築しています。
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大人のための最先端理科
【生物】 いつどこで家畜化されたか 謎が多いイヌの起源と歩み
2019年5月25日号私事で恐縮だが、先月、長らく一緒に暮らしたわが家のイヌのキクマルが死んだ。スタンダードプードルの雄で、14歳11カ月生き、老衰で眠るような最期だった。キクマルは、夫のグループの研究に実験犬として何度も参加し、その結果は多くの論文として結実した。今回は、その大往生を記念して、イヌの起源について述べたい。
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イノベーターの育ち方
袴田武史(Takeshi Hakamada)/ispaceファウンダー兼CEO
2019年5月25日号仕事を通じて社会を変えていこうと活躍する若きイノベーターたちは、どう育ってきて、どんな原体験に支えられているのか。今回は、人類の生活圏を宇宙に広げるべく、月面資源開発に取り組むispaceの創業者、袴田武史さん。意外にも、第1希望の道に進めない経験の方が多かったようです。
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新日本酒紀行
ちえびじん(CHIEBIJIN)/大分県杵築市
2019年5月25日号麦焼酎の製造量が全国1位の大分県は日本酒から焼酎に変更した蔵が多い。中野酒造6代目の中野淳之さんが蔵に帰った10年前は、焼酎ブームが去って価格競争が激化していた。「このままでは蔵がつぶれる」と高品質の日本酒へシフトする。
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ものつくるひと
「贈るほけん」 川上史人(マイシュアランス社長)
2019年5月18日号「保険はお守りのようなもの」──。保険の加入を勧める現場で、押しの一手としてこれまで使い古されてきた言葉だが、それをまさに地でいくかのような商品が今年3月、産声を上げた。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
ビッグデータは ゴールドラッシュか?
2019年5月18日号ビッグデータが注目を集めている。これは、主としてプラットフォーム企業と呼ばれる企業によって収集され利用されている。プラットフォーム企業とは、アメリカのGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)や、中国のBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)に代表される企業群だ。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
【社説】トランプ氏の対中 「瀬戸際戦略」
2019年5月18日号ドナルド・トランプ米大統領は対中貿易交渉の行き詰まりを受けて、新たな追加関税を中国に突き付けた。これを受けて6日の金融市場は混乱した。われわれは、関税による瀬戸際戦略が建設的合意という形で実を結ぶのか、両国に打撃を与える応酬の激化につながるのか、間もなく知ることになるだろう。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
昭和天皇が戦後占領下で発した 詔勅の意味を汲みとることが令和時代の課題だ
2019年5月18日号御代替わりと長い休日で沢山の本を読んだ。その一冊、『昭和天皇 二つの「独白録」』(東野真著、NHK出版)は一九九七年六月放送の「NHKスペシャル」を基にした作品だ。NHKの報じる歴史物にはおよそいつも独特の偏りと臭気を感じるが、約二〇年前に出版された本書も例外ではない。それでも考えさせられる著作だった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
「政治の季節」の中心は誰か 連休中に人知れず駆け引き勃発
2019年5月18日号「平成」から「令和」への代替わりをまたいだ超大型の10連休が終わり、再び7月の参院選をにらんで「政治の季節」が巡ってきた。その政治の中心的役割を担うのは誰か。人知れず大型連休中に駆け引きが始まっていた。