記事一覧:連載4635件
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
米企業が設備投資を抑制、 景気に長期的ダメージも
2019年12月7日号不透明な事業環境を受け、米大手企業の多くが今、設備などの資本投資を抑制している。有望なプロジェクトを延期したり棚上げしたりしている企業もあり、引き続き経済成長を下押ししかねない。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
「日本外交の勝利」に韓国反発 次のステージは日中韓首脳会談
2019年12月7日号「条件付きの延長になると思います」。青瓦台(韓国大統領府)に勤務経験のある韓国の外務省幹部OBの一人は一貫してこう語っていた。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に関して韓国が表明していた破棄決定を巡る最終判断の行方のことだ。協定が効力を失う時刻は11月23日午前0時。日本政府関係者は、こぞって破棄は避けられないとみていた。新聞にも「失効不可避」など否定的な見出しが躍っていた。
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シリコンバレーの流儀
プレゼン改革は意識改革の序章
2019年12月7日号職業柄、大小、有名無名を問わず、さまざまな日本企業のプレゼンテーション(プレゼン)を聞くことが多いが、残念ながら過去30年間、あまり進歩がない。投影したスライドの説明を延々と棒読みされ、聞いている方は心が折れてしまう。
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世界遺産を撮る
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト(BUDAPEST,INCLUDING THE BANKS OF THE DANUBE,THE BUDA CASTLE QUARTER AND ANDRASSY AVENUE)
2019年12月7日号ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川によって東西に分けられている。第2次世界大戦やハンガリー動乱で都市は壊滅的打撃を受けたが、その都度修復された。東西ヨーロッパの交差点に位置するため、世界中の商品がここに集まってきて、またここから各地に売られていく。悠久の歴史文化と盛んな貿易をもって「ドナウ川の真珠」と呼ばれる。
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イノベーターの育ち方
倉富佑也(Yuya Kuratomi)/ココン社長
2019年11月30日号人と違うことをやる。リスクを取ってでも新しい道を行く──。イノベーターとして活躍する若きリーダーたちは、どう育ってきたのか。今回は、幼少期から経営者を志し、大学時代にクラウドソーシングで起業した後、積極的なM&A戦略でサイバーセキュリティー領域にまで業容を広げるココンの倉富佑也さんです。
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大人のための最先端理科
【脳科学】 見たものの奥行きが分かる 脳内メカニズムの多様性
2019年11月30日号世界は空間的に3次元である。個々の物体もそれが配置されている空間も私たちには奥行きを持った立体的なものとして見える。当たり前のことのようだが、そうではない。奥行きの感覚は、私たちの脳の働きによって初めて実現する素晴らしい体験なのである。
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ダイヤモンド・オンライン発
なぜ「話し上手な人」ばかりが得をするのか
2019年11月30日号少し前に、小泉進次郎環境大臣の話は「意味がよく分からない」と、ネットが盛り上がった。そのニュースを聞いて、若い頃にやっていた仕事を思い出した。
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新日本酒紀行
土田(TSUCHIDA)/群馬県利根郡川場村
2019年11月30日号木々に囲まれた土田酒造は、廊下の窓越しに酒造りが見学でき、築150年の養蚕業の家や蔵を移築した食堂や売店で酒のテイスティングが楽しめる。
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Key Wordで世界を読む
two-cent wealth tax(2セント富裕税)
2019年11月30日号「2セント! 2セント!」──。これが支援者の間で合言葉になり、2020年米大統領選挙の民主党候補指名を目指すエリザベス・ウォーレン上院議員にとって大きな追い風になっている。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
左右対称に振って スピードを一定にしよう
2019年11月30日号コースに出ると、3パットのミス連発でスコアを崩してしまうというプレーヤーは、次の二つのポイントをチェックしましょう。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
変形性膝関節症の国際GL 非手術療法で湿布薬を推奨
2019年11月30日号国内におよそ800万人の患者がいると推定される「変形性膝関節症(膝OA)」。整形外科領域では腰痛に次いで2番目に多い疾患だが、日本には診療ガイドライン(GL)がなく、今のところ関連する国際学会のGLを翻訳して利用している。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
「桜を見る会」巡る公私混同疑惑 政権幹部が次々運用の問題指摘
2019年11月30日号首相官邸の玄関ホールで首相が記者団のインタビューを受けるようになったのは小泉純一郎のときからだ。それまでの旧官邸時代は、首相執務室のドアまで総理番記者が首相を取り囲むように移動しながら直接質問することができた。中曽根康弘はあまりの質問攻めに怒りをあらわにしたこともあった。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
【オピニオン】 中国の台頭は高齢化で終わる
2019年11月30日号貿易をめぐる中国との口論は長引いているが、関税撤廃の合意が実現し、次の段階に進んだとしてみよう。そうすれば、次の問題に取り組むことができる。それは、国民1人当たりの国内総生産(GDP)がメキシコ以下である中国が、その経済規模と影響力において、米国を上回る現実的可能性があるのかという問題だ。その可能性は、警戒感を生む。しかし、われわれは以前にも、同様の状況に置かれたことがある。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
【寄稿】 高齢の米大統領は もう要らない
2019年11月30日号バイデン氏とブルームバーグ氏は1期目終了時、ニクソン氏の享年より高齢となる
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
LINEとヤフー統合、 成否の鍵はどこに?
2019年11月30日号日本のネット業界の巨人2社の統合は理想的な組み合わせに見える。問題は、統合をいかにうまく機能させるかだ。
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世界遺産を撮る
ブリッゲン(BRYGGEN)
2019年11月30日号ブリッゲンはノルウェー語で埠頭の意味。そこに残っている貴重な北欧風木造建築を撮影するためにノルウェーへ2度行った。
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シリコンバレーの流儀
自然災害とテクノロジー
2019年11月23日号夏以降、日本では未曽有の台風や洪水の被害が続いた。海外でも大規模な森林火災が猛威を振るっている。ブラジルのアマゾン地帯の山火事は、想像を絶する範囲で今も燃え続けている。シリコンバレーが位置する米国カリフォルニア州も例外ではない。
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ダイヤモンド・オンライン発
日本の英語教育は間違っていない! 文科省が気づかない真の問題
2019年11月23日号大学入試改革の大きな項目の一つだった、英語民間試験の導入延期が決定されました。きっかけは萩生田光一文部科学大臣のテレビ番組での「身の丈」失言でした。そもそも大学入試での民間試験の導入については、三つの問題が指摘されてきました。
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大人のための最先端理科
【天文】 生命の存在に夢が膨らむ 個性あふれる土星の衛星たち
2019年11月23日号地球の周りを月が回っているように、太陽系の惑星には水星と金星を除き、それぞれ大小さまざまな“月”が存在する。このような天体を天文学では衛星と呼ぶが、衛星の素顔は実に多様で面白い。
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新日本酒紀行
常山(JOZAN)/福井県福井市
2019年11月23日号福井の高級絹織物の羽二重を名に冠した地酒「羽二重正宗」で親しまれた常山酒造。さらに高品質な酒を目指し、7代目の常山(とこやま)英朗さんが1997年に立ち上げた銘柄が「常山(じょうざん)」だ。