記事一覧:数字で会社を読む202

  • ライオン

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    ライオン

    2015年9月26日号  

    過去最高益を2014年度に達成した、国内日用品3番手のライオン。売上高は前年度比4.4%増の3674億円、営業利益は同14.7%増の141億円、純利益は同20.8%増の74億円で、大幅な増益となった。

  • 三井物産

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    三井物産

    2015年9月19日号  

    商社業界2位の三井物産が変革の岐路に立っている。長らく業績を支えた資源エネルギー事業が価格低迷で落ち込み、機械インフラなど非資源分野の本格的な強化に乗り出した。

  • サッポロホールディングス

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    サッポロホールディングス

    2015年9月12日号  

    ビール類飲料で独り負けのサッポロホールディングス。苦しい国内事業をカバーしようと、海外事業を成長ドライバーに据えるが、頼みのベトナムでも苦戦を強いられている。

  • デンソー

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    デンソー

    2015年9月5日号  

    トヨタ自動車向けのハイブリッド系部品供給などで強みを見せてきたデンソー。独メガサプライヤーが安全運転支援の領域で一歩リードを見せる中、世界で伍して戦えるのか。

  • ユニーグループ・ホールディングス

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    ユニーグループ・ホールディングス

    2015年8月29日号  

    8月末の基本合意を目指し、ファミリーマートとの経営統合の協議が大詰めを迎えるユニーグループ・ホールディングス。“嫁入り”前に総合スーパー改革を進める。 本誌・大矢博之

  • ゼネラル・エレクトリック(GE)

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    ゼネラル・エレクトリック(GE)

    2015年8月22日号  

    かつて中核事業だった金融事業を捨て、製造業への抜本回帰を進める米ゼネラル・エレクトリック。その徹底した改革の背景には、産業部門の2事業が刻む超高収益への自信があった。

  • 東京電力

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    東京電力

    2015年8月8日号  

    東京電力は電力小売り完全自由化へ向け、さまざまな企業とのアライアンス戦略を進めるが、この動きを固唾をのんで見守るのがガス業界だ。

  • NTTドコモ

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    NTTドコモ

    2015年8月1日号  

    国内最大の通信キャリアにして、ついに営業利益で大手3社の最下位となったドコモ。その業績回復を左右するのは、オーバースペックだと批判されてきた高コスト体質の改革だ。

  • 日本製紙

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    日本製紙

    2015年7月25日号  

    内需減少に歯止めがかからず、収益の柱がぐらつく製紙業界。海外展開で出遅れた日本製紙は成長分野への積極投資で利益の底上げを目指すが、資産効率アップが大前提だ。

  • 野村ホールディングス

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    野村ホールディングス

    2015年7月18日号  

    野村證券を擁する野村ホールディングスといえば、国内で圧倒的な基盤を持つ業界の雄だが、足元では「世界のノムラ」への脱皮を模索中。鍵を握るのは投資銀行部門だ。

  • ベネッセホールディングス

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    ベネッセホールディングス

    2015年7月11日号  

    顧客情報漏えい事件の影響で、最終赤字に陥ったベネッセ。主力の進研ゼミはデジタル教材の融合など多角的な再構築を図る。一方、中国展開にも意欲を燃やす。

  • IHI

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    IHI

    2015年7月4日号  

    2015年3月期決算で営業利益632億円と過去最高益となったIHI。好決算に貢献したのは、民間航空機エンジンだ。長らく日の目を見なかった事業が頭角を現しつつある。

  • コロワイド

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    コロワイド

    2015年6月27日号  

    買収により回転ずし「かっぱ寿司」を傘下に収めたコロワイド。大型買収は財務面に課題を残すも、同社の隠れた含み益を株式市場は大きく評価しているようだ。

  • 東海旅客鉄道(JR東海)

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    東海旅客鉄道(JR東海)

    2015年6月20日号  

    2014年度のJR各社の決算は過去最高をそろって更新している。しかし、その中身を見るともうけ方はまったく異なり、特にJR東海の高い新幹線依存率が目立つ。 

  • 東洋エンジニアリング

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    東洋エンジニアリング

    2015年6月13日号  

    プラント大手の東洋エンジニアリングが迷走している。採算度外視の受注獲得があだとなり、前期決算では11期ぶりの最終赤字に転落。拡大路線に赤信号がともっている。

  • キヤノン

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    キヤノン

    2015年6月6日号  

    複写機とカメラという中核事業の成長が止まり、新規事業の育成が急務とされてきたキヤノン。スウェーデンの監視カメラ企業の買収は市場の期待への“回答”となるのか。

  • 住友林業

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    住友林業

    2015年5月30日号  

    高い技術力を持つ日本の住宅メーカーだが、海外事業は苦戦気味。ところが、住友林業は大胆なM&Aで海外で約3800棟もの住宅を販売し、さらに拡大基調にある。

  • パナソニック

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    パナソニック

    2015年5月23日号  

    2年前に示した中期経営計画の数値目標を1年前倒しで達成してみせたパナソニック。構造改革という長いトンネルを抜けた今、今後の成長戦略に注目が集まる。

  • 日本ペイントホールディングス

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    日本ペイントホールディングス

    2015年5月16日号  

    長年、固定費の高さで関西ペイントに負け続けていた日本ペイントホールディングス。待ったなしの体質改善を進めた結果、国内1位に返り咲き、世界を狙える切符も手に入れた。

  • 三井住友銀行

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    三井住友銀行

    2015年5月2日号  

    昨年4月、2年の準備期間を経て15年ぶりに国内の営業体制を大再編した三井住友銀行。国内最強ともうたわれる営業部隊は今、業績目標達成よりも問われていることがある。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…