記事一覧:NEWS2438件
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Inside
【景気】 震災以来のマイナス成長で 顕在化した消費と輸出の弱さ
2014年8月23日号4月の消費税率引き上げ後、財布の中のお金の減りが早くなったと実感している人は少なくないはずだ。8月13日に発表された2014年4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、6.8%の大幅なマイナス(前期比年率、以下同)となった。
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人事天命
【メットライフ生命保険】 社名変更とともに社長退任も間近か 後任には新任専務の名が浮上
2014年8月9日号7月1日にメットライフアリコ生命保険はメットライフ生命保険に名称を変更した。米AIG傘下のアリコジャパンを米メットライフが買収してから4年余り、日本人になじみの深いアリコの文字は、ついに社名から消えることとなった。
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Inside
【日用品】 狙いは人口増のシニア男性 急拡大する“軽失禁”市場
2014年8月9日号「出し切ったと思っていたのに……」。小用直後や、ゴルフのスイングをしたときなどに起きる軽度の失禁。いわゆる“尿漏れ”の悩みをひそかに抱える中高年男性は多い。50歳以上のシニア男性のうち、軽失禁を経験した人は、3人に1人に上り、女性の比率と変わらないという調査もある。主な理由は、加齢による前立腺肥大で、男性なら誰にでも起こり得る。
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Close Up
異例の資本提携に隠された 伊藤忠が抱く飽くなき野望
2014年8月9日号タイの巨大財閥と資本を持ち合うビッグディールの合意にこぎ着けた伊藤忠商事。商社初となる異例の資本提携に懸ける狙いは何か。
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Inside
【銀行】 金融改革の負担がバーター 預金保険料引き下げ議論
2014年8月9日号銀行界の宿願だった、預金保険料の引き下げ議論が本格的に始まった。銀行としては、一見すると継続的なコストの圧縮につながる明るい話題なのだが、関係者にはもろ手を挙げて喜べない事情があった。
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Close Up
エアバス契約破棄で浮上する スカイマークの経営危機
2014年8月9日号日本の航空市場に一石を投じたスカイマーク。元祖低価格航空会社として、大手傘下に入らず独立を貫いてきたが、新機種導入をめぐる騒動をきっかけに、岐路に立たされている。
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Inside
【行政】 安倍政権「成長戦略」を占う 関空・伊丹運営権売却の成否
2014年8月9日号関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の民営化に向け、新関西国際空港会社(新関空会社)は7月25日、運営権を民間に売却するコンセッション事業の実施方針を打ち出した。
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Close Up
富士通の事業再編に透ける 国内半導体産業の泥沼劇
2014年8月2日号富士通が、半導体生産の撤退にようやくめどを付けた。しかし、売却交渉においても波に乗り遅れるその姿からは、国内半導体産業全体の手詰まり感が見えてくる。 本誌・大矢博之、中村正毅
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Inside
【IT】 アップルとIBMが提携 「BYOD」市場は終焉へ
2014年8月2日号「アップルにとって巨大市場への参入機会が開かれた」──。米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)は7月15日、米IBMとの戦略的提携の締結に際し、そう語った。
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Inside
【電力】 川内の審査“合格”で潮目変化 東電、関電 再稼働への皮算用
2014年8月2日号毎週、土曜日、平日とは打って変わり閑散とした東京・内幸町で、幾人ものビジネスマンがビルへ吸い込まれていく。ここ東京電力本社で、毎週土曜に開かれる会合は、社内でひそかに「糟谷道場」と呼ばれている。経済産業省の糟谷敏秀・総括審議官が、東電の幹部に対して細部にわたるレクチャーや指導を繰り広げるからだ。
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Inside
【食品】 熾烈さ増す発泡酒“ゼロ商戦” 漁夫の利にほくそ笑む財務省
2014年8月2日号9月2日、これからのビール類市場を占う“ゼロ商戦”が幕を開ける。この日、ビール大手のアサヒビール、キリンビール、サントリー酒類から「機能性ジャンル」の発泡酒が一斉に発売される。
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Inside
【信託】 日本郵政が上場でコンペ 変わる信託業界の勢力図
2014年8月2日号「今信託業界で一番大きな話題といえば、これ」。ある信託銀行幹部がこう熱を込めて語るものがある。日本郵政の証券代行のコンペの行方だ。同社は2015年度に株式上場を目指すが、それに向けて7月第2週にコンペが行われたというのだ。
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Inside
【外食】 消費期限切れチキンで 泣きっ面に蜂のマクドナルド
2014年8月2日号冷凍ギョーザに続いて、またもや中国産食材での問題噴出である。日本マクドナルドは7月22日、一部店舗で「チキンマックナゲット」の販売を休止したと発表した。ナゲットの2割を仕入れる中国食肉加工会社、上海福喜食品が、使用期限を半月過ぎたり、床に落ちたりした鶏肉などを使っていたことが発覚したためだ。
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人事天命
【サンリオ】 創業家の長男が急逝で番狂わせ 後ろ盾失った社長候補の去就に注目
2014年8月2日号「ハローキティ」の誕生40周年に当たる今年、サンリオは後継者問題に大揺れだ。創業者で54年もの間トップに君臨してきた辻信太郎社長(86歳。写真)の長男、辻邦彦副社長が昨年11月に急逝したのだ。辻社長は今期の株主総会で、邦彦氏にいよいよバトンを渡そうと水面下で準備を進めていただけに、社内外に大きな衝撃が走った。不測の事態に株式市場は容赦ない。一時は6000円台に付けていた株価が、2000円台に暴落したほどだ。
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Inside
【個人情報】 ベネッセ顧客流出事件で露呈 名簿業の知られざる実態
2014年7月26日号通信教育最大手ベネッセホールディングスの顧客情報が流出した事件で、「名簿」をめぐる問題がクローズアップされている。今回、流出したのは、ベネッセの通信講座「進研ゼミ」などを利用したことのある子どもや保護者の個人情報約760万件。流出後、名簿業者の間で転売が繰り返され、データを購入したソフトウエア開発会社が、子ども向け教材のダイレクトメールを送付したことで、問題が発覚した。
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【ネット】 LINEが狙う世界標準 上場後にそびえる“二つの壁”
2014年7月26日号日本発のメッセージアプリは、世界中で繰り広げられる“コミュニケーション争奪戦”を勝ち上がれるか──。スマートフォンで利用する無料通話・メッセージアプリを展開するLINEが7月上旬、東京証券取引所に上場するための申請をした。推定される時価総額は1兆円を超える。世界5億人の登録ユーザー数を目前にして、狙うのは海外でのサービス展開の加速だ。
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人事天命
【日産自動車】 高級車トップが米GMへ転身 ゴーンCEOを襲う人材流出
2014年7月26日号日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」を統括していたヨハン・ダ・ネイシン専務執行役員(54歳)が、8月1日、米ゼネラル・モーターズ(GM)副社長へ転身することになった。
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Close Up
“改革派”新大統領が背負う インドネシアの期待と課題
2014年7月26日号インドネシアで“改革派”新大統領が誕生しそうだ。さらなる飛躍を遂げられるのか否か、同国経済の今後はその手腕に懸かる。
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Close Up
【特別インタビュー】 宮永 俊一(三菱重工業社長兼CEO)
2014年7月26日号フランスの重電メーカー、アルストムの争奪戦には敗れたものの、数年越しで事業再編を加速させている三菱重工業。その総指揮官である宮永俊一社長が抱く危機感の本質に迫った。
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Inside
【電力】 福島第1原発の地中に建設中 初公開された“氷の壁”の難題
2014年7月19日号報道陣を乗せたバスが、福島第1原子力発電所の敷地内を走る。座席や床はビニールで覆われ、乗り込んだ人も全員、全身を白いツナギ、顔をマスクで覆われている。