記事一覧:NEWS2438

  • 【電気事業連合会】関電退き、中部電トップか崩れゆく電力10社体制

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    【電気事業連合会】 関電退き、中部電トップか 崩れゆく電力10社体制

    2014年10月25日号  

    電力会社の業界団体、電気事業連合会の会長観測が業界内で話題になり始めた。八木誠会長(関西電力社長、65歳。写真)の在任期間が来年で4年を迎えようとしているためだ。

  • 【三井物産】来年1月にも次期社長発表へ本命視される2人の専務

    人事天命
    【三井物産】 来年1月にも次期社長発表へ 本命視される2人の専務

    2014年10月18日号  

    6年サイクルで社長が交代してきた三井物産。2009年4月に就任した飯島彰己社長(64歳)が6年目となり、がぜん、次期社長レースに注目が集まっている。来年1月にも新社長発表の運びとなりそうだ。

  • 民主選挙求める香港市民聞く耳持たぬ中国政府

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    民主選挙求める香港市民 聞く耳持たぬ中国政府

    2014年10月18日号  

    香港行政長官選挙から民主派候補を排除する中国政府の決定に反発した学生らが始めたデモは、最大で10万人を超える前代未聞の抗議運動となった。香港政府が強制排除をちらつかせる中、6日になって政府と学生団体との間で対話に向けた交渉が始まったが、事態は予断を許さない。

  • “太陽光バブル”で政策転換死屍累々の国内メーカー

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    “太陽光バブル”で政策転換 死屍累々の国内メーカー

    2014年10月18日号  

    日本の再生可能エネルギー政策が“破綻”を迎えそうだ。各地で膨大な量の導入申請が相次いだことで、送電網がパンクし、電力会社がこれ以上の送電網接続を保留し始めた。国は今後政策の方向性を転換。“太陽光バブル”に乗じて利益を得てきたメーカーも、日本市場の突如の停滞で、事業存続の危機に立たされている。

  • 【科学技術】ノーベル物理学賞を受賞した青色LED開発者の“因縁”

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    【科学技術】 ノーベル物理学賞を受賞した 青色LED開発者の“因縁”

    2014年10月18日号  

    光の三原色である赤、緑、青がそろえば、全ての色を作り出せる。ところが青色に光る発光ダイオード(LED)の実現は、長く困難を極めた。10月7日、その偉業を達成した3人に、2014年のノーベル物理学賞が授与されることが決まった。赤崎勇・名城大学終身教授、天野浩・名古屋大学教授、中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の3氏である。

  • 【電力】東電・中電の事業統合発表で両社長がにじませた温度差

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    【電力】 東電・中電の事業統合発表で 両社長がにじませた温度差

    2014年10月18日号  

    電力会社の新たなモデルが誕生するのか──。10月7日、東京電力と中部電力による火力発電分野の「包括アライアンス」の基本合意締結が発表された。本誌10月11日号で詳報した通り、年度内に折半出資で合弁会社を設立、燃料部門の事業統合を進め、老朽火力発電所のリプレース(設備更新)も共同で取り組むことになる。

  • 【家電】もはや“家電ショー”ではない変貌CEATECの行く末

    Inside
    【家電】 もはや“家電ショー”ではない 変貌CEATECの行く末

    2014年10月18日号  

    “国内最大のエレクトロニクスショー”CEATEC(シーテック)が7日開幕した。会場の空気は、従前とは様変わりを余儀なくされている。まず昨年まで毎年出展していたソニーが出展を中止。4Kテレビ、8Kテレビなどの大型高精細テレビやスマートフォンなどのかつての主役は会場の壁際に後退した。その代わりにすっかり主役として定着したのが、車だ。

  • 【小売り】スーパーが軒並み大苦戦で消費増税“先送り”の大合唱

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    【小売り】 スーパーが軒並み大苦戦で 消費増税“先送り”の大合唱

    2014年10月18日号  

    小売り大手“2強”の2014年度上半期の決算は、明暗が分かれる結果になった。セブン&アイ・ホールディングス(HD)が過去最高益を達成した一方で、イオンは純利益が前年同期比91.4%減と大幅に落ち込んだのだ。

  • 【銀行】“婚約者”同士で顧客争奪戦都内地銀再編の前途多難

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    【銀行】 “婚約者”同士で顧客争奪戦 都内地銀再編の前途多難

    2014年10月18日号  

    将来、家計が一つになる婚約者の財布に手を忍ばせる──。かつて銀行再編の現場で起きていたことが、今も繰り返されていた。10月1日、新たな銀行持ち株会社、東京TYフィナンシャルグループ(FG)が発足した。東京都に地盤を持つ、東京都民銀行と八千代銀行が共同で設立し、その傘下に2行がぶら下がる形式をとる。

  • 【商社】シェールオイルで巨額損失住友商事が払った大きな代償

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    【商社】 シェールオイルで巨額損失 住友商事が払った大きな代償

    2014年10月11日号  

    「石橋をたたいても渡らないといわれていた堅実経営の住友商事がまさか……」(大手商社関係者)住友商事がシェールオイルの開発などに失敗、2015年3月期に総額2400億円と巨額の減損損失を計上することとなった。最終利益は2500億円の期初予想から大幅に下方修正して100億円になる見通しだ。

  • 【住設建材】長期の攻防戦が予想されるLIXIL初となる大幅値上げ

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    【住設建材】 長期の攻防戦が予想される LIXIL初となる大幅値上げ

    2014年10月11日号  

    ついに山が動いた。9月26日、住宅・設備業界最大手のLIXILが、木造住宅やマンションの新築・リフォームに使う建材・設備機器の一部で、約6年ぶりとなる大幅値上げ(価格改定)を打ち出した。

  • 【建設】現地政府が国際仲裁を拒否鹿島が嵌る海外事業の罠

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    【建設】 現地政府が国際仲裁を拒否 鹿島が嵌る海外事業の罠

    2014年10月11日号  

    北アフリカ・アルジェリアの工事現場に日本から送った物資も、欧州からの資材も届かない。現地政府関係者から賄賂を要求されて、荷が足止めされていた──。

  • 【自動車】サムスンを制し「1兆円」落札現代自動車“乾坤一擲”の賭け

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    【自動車】 サムスンを制し「1兆円」落札 現代自動車“乾坤一擲”の賭け

    2014年10月11日号  

    「サムスンに奪われたらクビだ」。現代自動車(韓国)の鄭夢九(チョン・モング)会長は、入札責任者の役員にそう言い放ったという。ソウルに残された最後の一等地──。高層ビルや飲食店が並ぶ繁華街、江南地区にある韓国電力の本社用地をめぐる競争入札で、9月18日、現代自動車が10兆5500億ウォン(1兆0550億円)という破格の値段で落札した。

  • 【第一三共】小が大を食うとなるか派閥争いを占う次期社長人事

    人事天命
    【第一三共】 小が大を食うとなるか 派閥争いを占う次期社長人事

    2014年10月11日号  

    2005年の合併から9年を経てなお、出身会社間で抗争が続く製薬大手、第一三共。その結末を占う次期社長レースが、注目を浴びている。

  • 【小売り】ローソン、成城石井を買収ドタバタ交渉の“舞台裏”

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    【小売り】 ローソン、成城石井を買収 ドタバタ交渉の“舞台裏”

    2014年10月11日号  

    コンビニエンスストア大手のローソンが、高級スーパーを展開する成城石井を買収する。しかし、その道筋は平たんではなかった。「期限のない入札なんて聞いたことがない」今年8月下旬、ローソンのある幹部はこうぼやいていた。

  • 大手保険代理店の首脳陣が震撼金融庁が求める一斉調査の中身

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    大手保険代理店の首脳陣が震撼 金融庁が求める一斉調査の中身

    2014年10月11日号  

    今まさに、一部の保険会社や大手保険代理店の首脳たちを震撼させる出来事が起こっている。それは、金融庁が行っている保険会社への調査の一環として発生した。いったい、その中身は何か。そして金融庁の狙いとは。今年5月に成立した改正保険業法との関係性を踏まえてレポートする。

  • アリババ上場で資産2兆7000億円中国ITが“量産”する超富裕層

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    アリババ上場で資産2兆7000億円 中国ITが“量産”する超富裕層

    2014年10月11日号  

    中国最大の電子商取引(EC)などを手掛けるアリババ集団が、米ニューヨーク証券取引所に上場を果たした。同社はライバルの米アマゾンを上回る約23兆円という途方もない時価総額を付けた。過去にない勢いで成長するIT産業は、大きな富をもたらしいまや中国の花形産業になりつつある。

  • アップルが狙う決済の新秩序日本上陸に向けて広がる波紋

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    アップルが狙う決済の新秩序 日本上陸に向けて広がる波紋

    2014年10月4日号  

    モバイル決済で新たな生態系を創り始めたアップル。一方で、日本上陸には規格や手数料率といった大きな障壁が立ちはだかっている。

  • 宿願だった贈与非課税拡充に信託銀・地銀が及び腰のなぜ

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    宿願だった贈与非課税拡充に 信託銀・地銀が及び腰のなぜ

    2014年10月4日号  

    昨年4月から大々的に始まった教育資金贈与の非課税化。それに乗じた信託銀行などの新商品は反響を呼び、結婚や子育てにも広げる機運が高まるが、なぜか銀行界が及び腰だ。

  • 【東燃ゼネラル石油】業績悪化といまだ燻る内紛現経営陣の責任問題となるか

    人事天命
    【東燃ゼネラル石油】 業績悪化といまだ燻る内紛 現経営陣の責任問題となるか

    2014年10月4日号  

    石油元売り4位の東燃ゼネラル石油の社内人事がざわついている。武藤潤社長(55歳)をはじめとする経営陣の責任問題が取り沙汰されているのだ。原因はひとえに収益の悪化にある。東燃ゼネラルが8月に発表した2014年6月中間期の連結決算は石油マージン悪化の影響で営業損益が前年同期の309億円から一変、164億円の赤字に転落。国内市況は改善しているものの、海外市況の悪化による影響を挽回するまでには至らないとして、通期の連結経常利益見通しも前期比92%減の40億円に下方修正した。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…