記事一覧:NEWS2438件
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Inside
セガサミーがシーガイア買収 カジノビジネスへの布石か
2012年3月10日号宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」の引き受け手が決まった。パチンコ、パチスロ、家庭用ゲームソフトなどを製造するセガサミーホールディングスである。
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Close Up
エルピーダがついに経営破綻 生殺与奪にぎる支援会議の“空転”
2012年3月10日号国の支援を受けて経営再建中だった半導体大手のエルピーダメモリが経営破綻した。負債総額は約4480億円に上り、製造業では過去最大の規模になる。資金繰りに行き詰まり、金策に奔走した末に訪れた“突然死”。国内唯一のDRAMメーカーを追い詰めたものは、何だったのか──。
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Inside
課税リスク解消でも根が深い マンション駐車場がら空き問題
2012年3月10日号各地のマンションで大きな問題となっていた“駐車場がら空き問題”。近年、急速に進んだ自動車離れに伴って「マンションに付設する駐車場でも“空き”が発生して、都心・郊外を問わず多くの管理組合を悩ませている」と須藤桂一社長は言う。
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Inside
パルコを巡る争奪戦に終止符 百貨店のJ.フロントが買収へ
2012年3月10日号大手百貨店のJ.フロント リテイリングが2月24日、パルコの株式33.24%を、森トラストから取得すると発表した。パルコをめぐる争奪戦は、これで終止符が打たれる。
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Inside
サムスン日本法人の新体制 “社長”は置かない? 本当の理由
2012年3月10日号韓国の大手電機メーカー、サムスンの日本法人の、不思議な人事が業界内の話題を呼んでいる。発表があったのは昨年12月7日のこと。日本サムスンの代表、尹晋赫(ユン・ジンヒョク)氏が、韓国最大の警備会社で、サムスンとセコムの合弁会社「エスワン」の社長に栄転した。
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Inside
AIJに消えた年金1800億円 損失穴埋めで企業倒産の公算も
2012年3月10日号「情報開示が不明瞭なこともあり、AIJ投資顧問を担当先の基金に対して薦めるコンサルタントはいなかった」と、ある元年金コンサルタントは言う。
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人事天命
【双日】 バランスシートの改善が最優先 最高財務責任者が次期社長に
2012年3月3日号在任5年を迎える双日の加瀬豊社長の後任に、最高財務責任者(CFO)の佐藤洋二副社長が昇格する。商社のトップは営業部門出身者が就任することがほとんどで、入社以来財務畑を歩んできた佐藤副社長の経歴は異例といえる。
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Inside
ギリシャ第2次支援に合意も くすぶり続ける欧州の火種
2012年3月3日号2月21日、ギリシャへの第2次支援策がようやく合意に至った。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が1300億ユーロを支援するとともに、ギリシャの債務を大幅に減免する。
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Inside
スマホで絶好調のサムスンが 韓国本国で抱えるバッシング
2012年3月3日号韓国を代表する財閥のサムスン。中核のサムスン電子は2011年12月期の連結売上高が過去最高の165兆ウォン(約11兆円)となるなど、スマートフォンが牽引し本業は絶好調である。ところが、足元の韓国国内においては、暗雲が垂れ込めている。
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Inside
人の行く裏に道あり花の山? 神戸製鋼が温める小型発電機
2012年3月3日号神戸製鋼所が独自に開発した「小型発電機」(マイクロバイナリー発電システム)は、主に温泉地の地熱(熱源)や工場の排熱などを利用して発電する。最大発電端出力は70キロワットで、発電システム100キロワット以下の機種では国内初となる高効率・小型化を実現した。
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Inside
被災地の入札不調対策に疑問符 職人確保を阻む二つの難題
2012年3月3日号はたして、打開策の効果は生まれるのか──。東日本大震災の復旧・復興工事をめぐって、入札に参加する建設業者が揃わない「入札不調」が相次いでいる。
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Inside
大赤字でも特別ボーナス支給 日本郵便の“朝三暮四”経営
2012年3月3日号通期で403億円と見込んだ営業赤字(事業計画ベース)が294億円に収まりそうなので、特別報奨金79億円を支給します──。
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Inside
保険適用開始のロボット手術 胃ガンが「対象外」の理由
2012年3月3日号2012年度の診療報酬改定は前立腺ガン患者には朗報だ。高額な最先端治療である“ロボット手術”を公的保険で受けられるようになったのである。
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Close Up
高まる放射能不安に付け込む 便乗商法の跳梁跋扈
2012年3月3日号福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故からまもなく1年。正確な情報が乏しいことに加え、除染が進まないこともあって、放射能汚染の恐怖にさいなまれている人びとは少なくない。だが、そんな不安に付け込んだ詐欺事件も発生するなど、“わるいやつら”が跳梁跋扈している。
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人事天命
【農林水産省】 TPPで次官人事が停滞か 早期選抜の思わぬ副作用
2012年2月25日号7月の霞が関の定期人事異動を前に農林水産省では次官交代をめぐって思案が続いている。2010年7月に就任し、この7月に交代と見られていた町田勝弘事務次官。だが、TPP(環太平洋経済連携協定)は現時点で予備協議が始まったばかり。
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Inside
LCC地上の足に光明差す 成田~東京に格安バス登場
2012年2月25日号この8月から、成田空港発着の国内線LCC(ローコストキャリア、格安航空)が就航するのに合わせて東京都心~成田を結ぶ格安バスが登場しそうだ。京成バスが検討している。
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Inside
池袋店で成功した新システム そごう・西武が3月に本格稼働
2012年2月25日号2012年3月から、そごう・西武が新たな商品管理システムを全面稼働させる。百貨店に限らず、日本の流通業界は古くから、POSシステムを導入してきた。しかし、「緻密な運用をしている百貨店は少ないのでは」と百貨店幹部が打ち明ける。
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Close Up
派手なデモは“パフォーマンス” 難題山積みのギリシャの行方
2012年2月25日号2月13日、ギリシャ議会はユーロ圏諸国や国際通貨基金(IMF)からの第2次金融支援を受けるべく、追加的な歳出削減の関連法案を成立させた。大規模な公務員削減や賃金カットなど、痛みを伴う改革に反発する国民の抗議デモはギリシャ全土に広がっており、混乱は収まりそうにない。
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Inside
またも政治に押し切られた日銀 金融緩和の効果も長くは続かず
2012年2月25日号政治からの圧力に弱い日本銀行の体質がまたも露呈した。日銀は14日、これまで「中長期的な物価安定の理解」として、前年比上昇率が「2%以下のプラスの領域。中心は1%」という曖昧な表現だったものを、「中長期的な物価安定のメド」を「当面1%」とし中長期の物価目標を導入した。
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Inside
損保初の家主向け保険が好調 背景は賃貸での“孤独死”急増
2012年2月25日号病死や自殺などにより誰にも看取られることなく、自宅でひっそりと逝く孤独死。そんな悲劇が賃貸住宅で起きたとき、家主にのしかかる原状回復費や家賃減額分を保証する新しい保険が登場し、家主たちの注目を集めている。