記事一覧:NEWS2438件
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人事天命
【JXホールディングス】 大型統合から2年で社長交代観測 新日石出身の平井氏が有力視
2012年3月31日号2010年4月の新日本石油と新日鉱ホールディングスの経営統合から2年、JXホールディングスのトップ交代の観測が高まっている。
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Inside
日本のメガバンクに迫りくる 買収バブルのタイムリミット
2012年3月31日号日本のメガバンクに降って湧いた海外急拡大の千載一遇の好機が終わろうとしている。昨年来、欧州債務危機の深刻化で、財務内容の悪化した欧州系銀行から邦銀に資産売却の打診が殺到。その額、実に10兆円を超すともいわれ、買収バブルの様相を呈していた。
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Inside
歪んだコメ相場高騰が生んだ 西友の「格安中国米」販売騒動
2012年3月31日号3月10日、西友がSBS(売買同時入札制度)米の販売を開始した。5キログラムで1299円と、同店で最も安い国産米より2割も安い。かっぱ寿司や牛丼の松屋も相次いで輸入米を導入、TPP交渉参加への協議が続く中での“輸入米騒動”で、「TPP論議に影響する」と喧伝され始めてもいる。
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Inside
当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム
2012年3月31日号急成長しているソーシャルゲーム。そのビジネスモデルを揺るがしかねない事態が起きている。ある政府関係者によれば最大手グリーの摘発に向けた検討が始まったもようで、「4~5月が山場だ」というのだ。
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紛糾必至! 医薬品ネット販売の解禁をめぐる“第2回戦”の攻防
2012年3月31日号一般用医薬品(大衆薬)のインターネットを含めた通信販売を禁止した、2009年6月の改正薬事法の施行から約3年。政府は今年3月末までに通販の是非をめぐる検討を始める。すでに賛成派、反対派共に水面下で動き始めており、再び、議論が紛糾する可能性が高い。
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三越伊勢丹主導でセール後ろ倒し 期待と不安が錯綜するアパレル業界
2012年3月31日号百貨店業界では近年7月初頭から夏のセールを開始しているが、今年、それを2週間ほど後ろ倒ししようという動きが出ている。これまで他社との競争上やむを得ず前倒ししてきた経緯があるため、後ろ倒しは業界にとっては健全化ともいえるが、突然の転換にアパレルメーカーは困惑している。
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エリート留学生寮を事業仕分け 漂流するグローバル人材獲得政策
2012年3月24日号2010年、民主党が実施した事業仕分けによって、東京・お台場にあるエリート外国人留学生寮の廃館がひっそりと決定した。政府は新成長戦略の中で「留学生30万人計画」を掲げておきながら、この3月までに国費留学生などの外国人を国営寮から追い出すという、矛盾した愚行に出ようとしている。
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人事天命
【シャープ】 “プリンス”が事実上の引責辞任 民生電機大手3社トップ総退陣
2012年3月24日号シャープは、片山幹雄社長(54歳)が代表権のない会長に退き、奥田隆司常務(58歳)が新社長に就任するサプライズ人事を発表した。
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Inside
ギリシャ債務強制減免で 欧州が抱え込んだ新たな火種
2012年3月24日号ギリシャの民間債権者との債務減免交渉問題は、債務交換プログラム参加を強制する「集団行動条項」(CAC)発動で決着した。これにより参加率は目標の90%を超え、ユーロ圏は3月12日、同国への第2次支援を承認した。
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Inside
議員年金廃止で公費激増に異議 一市長が起こした反乱の顛末
2012年3月24日号たった1人の反乱に終止符が打たれることになりそうだ。地方議員年金制度の廃止に伴う自治体負担金の増額をめぐる、群馬県のある市長の異議申し立てである。
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Inside
スズキが世界戦略車の投入へ 日産、三菱に続き“逆輸入”検討
2012年3月24日号スズキが、プラットフォームを共通化させた世界戦略車の投入を検討している。世界戦略車は日本でも発売される予定で、海外主力工場のあるインド、もしくはインドネシアから日本へ“逆輸入”する方向で調整している。
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東電の高コスト体質は温存! 国際入札“出来レース”の全内幕
2012年3月24日号東京電力に「自ら変わろう」という意思はない──。家庭に大量導入される次世代電力計のスマートメーターをめぐり、今年10月に第1回が予定される国際入札。閉鎖的な電力業界にオープンな調達手段の道が開け、「1000億円以上のコスト削減になる」と期待される。
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人事天命
【日本航空(JAL)】 初のパイロット出身社長 稲盛経営の継承なるか
2012年3月17日号日本航空(JAL)の社長にパイロット出身の植木義晴氏(59歳)が昇格した。俳優、片岡千恵蔵の息子であることでも知られる。
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Inside
全国46都道府県から応募殺到 大阪維新の国政候補者・養成塾
2012年3月17日号「応募者は当初400人くらいかと思っていた」。こう振り返るのは、地域政党「大阪維新の会」の幹部。3月24日に開講、次期衆院選の候補者養成などを目指す「維新政治塾」の運営担当者である。
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ワクチン世界強豪入りを狙う 武田がかけた新部長の手腕
2012年3月17日号2011年、ラジーヴ・ヴェンカヤ博士は米国シカゴの空港で日本人から「一緒にワクチンで世界を救いませんか」と誘われた。相手はシカゴにも拠点を持つ日本の製薬最大手、武田薬品工業の幹部だった。
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景気下押しのリスクが急拡大 高騰続く原油相場の行方
2012年3月17日号原油価格の高騰が、世界と日本の景気に対する、大きな懸念材料となりつつある。2月下旬、北米市場の原油価格(WTI)は1バレル110ドル、欧州市場(ブレント)は同120ドルを突破。それぞれ、昨年10月から約45%、約25%の上昇だ。
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野村のトップ人事で試される 海外事業立て直しの舵取り
2012年3月17日号3月6日、野村ホールディングス(HD)は、グループの中核証券会社である野村証券の社長に永井浩二副社長を、会長には多田斎副社長を据える人事を発表した。
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AIJ投資顧問の暴走許した “素人”顧客と金融庁の無策
2012年3月17日号国内外に衝撃が走ったAIJ投資顧問の巨額年金毀損問題。目下、運用知識に乏しい旧社会保険庁(現日本年金機構)のOBが大量に厚生年金基金に天下り、彼らのつながりでAIJとの契約が広がったと取り沙汰されている。
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ダイハツ、スズキの牙城に挑む ホンダ軽自動車“再攻略”の衝撃
2012年3月17日号ホンダが軽自動車市場を“再攻略”する。長らく無風の競争状態が続いていた軽自動車市場だが、最後発ホンダの登場で競争環境は一変した。ダイハツ工業、スズキ、ホンダの三つどもえの戦いは熾烈を極め、国内乗用車メーカー8社を巻き込んだ場外乱闘に発展しそうな雲行きだ。
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人事天命
【パナソニック】 巨額赤字の立て直しへ抜擢 合理主義貫く“最年少トップ”
2012年3月10日号パナソニックは28日の役員人事で、いったんは続投方針を固めていた大坪文雄社長に代わって、津賀一宏専務が社長に昇格するというサプライズ人事を発表した。