記事一覧:NEWS2438件
-
Inside
フレッツ光の契約数が激減 難局を迎えるNTT東日本
2012年8月18日号NTT東日本の提供する光回線サービス「フレッツ光」の伸びに急ブレーキがかかっている。新規契約数から解約数を除いた純増数は、今年4月の10.1万件から5月の4万件、6月の2.4万件へと激減している。
-
Close Up
経産省OBに職権乱用の疑いあり 存続が問われる投資育成制度
2012年8月18日号経済産業省が所管する東京中小企業投資育成において、職権乱用とも受け取れる株式の売却があったことが本誌編集部の調べでわかった。裏では特許庁長官を務めた経産省の大物OB2人が関与しているとみられる。
-
人事天命
【NTTドコモ】 20周年で初の生え抜き 問われる「持ち株」との距離感
2012年8月4日号NTTグループ5人の社長がいっせいに交代する中、サプライズとなったのが、常務の経営企画部長から社長となったNTTドコモの加藤薫社長。20周年を迎えたドコモ初の生え抜きであり、移動通信と共に人生を歩んできた。
-
Inside
石油部門をシンガポールへ移管 試される三井物産の実力
2012年8月4日号三井物産が、5年前から温めてきた構想を形にする。8月1日、石油の取引部門を海外へ全面的に移管するのだ。
-
Inside
穀物価格急騰、最高値更新で 2008年の悪夢再来の恐れ
2012年8月4日号米国の穀物価格が急騰している。相場は6月以降に急変、7月20日には大豆17.6ドル、トウモロコシ8.2ドルに達し(いずれもシカゴ先物期近価格、1ブッシェル当たり)、2008年に記録した過去最高値を更新した。年初からの上昇率は、大豆が28%、トウモロコシが48%に及ぶ。
-
Inside
アップルの大量受注追い風に 上場を急ぐ“日の丸液晶連合”
2012年8月4日号世界最大の家電メーカーに君臨している米アップルが、今年10月に発売すると囁かれる新型スマートフォンの「iPhone5」。その主要な部材である液晶パネルをめぐり、日本の電機業界が固唾をのんで見守っていた企業がある。
-
Inside
請負から運営に回るゼネコン 自然エネルギー参入の思惑
2012年8月4日号太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの全量買い取り制度がスタートして1カ月。メーカーが自社工場の屋根にソーラーパネルを設置したり、自治体が遊休地を提供したりするなど、企業が発電事業に参入する動きが次々と出ている。
-
Inside
公的資金返済めぐる協議が難航 あおぞら銀の方針に当局不信感
2012年8月4日号「早期に返済を始めたい」。あおぞら銀行のブライアン・プリンス社長が、決算発表の記者会見で公的資金返済への強い意欲を示してから2カ月余り。しかし、一つの区切りだった6月の株主総会では返済に必要な決議を見送り、今なお具体的な手続きに入ったという話が聞こえてこない。
-
Close Up
大和インサイダー事件で驚愕証言 元社員が憤る不可解な“犯人”特定
2012年8月4日号米大手ヘッジファンド傘下のジャパン・アドバイザリーに、大和証券元社員のドイツ人がインサイダー情報を漏らしたとされる事件。本誌は、その“犯人”とされたドイツ人に接触。そこから浮かび上がってきたのは、個人レベルで問題の幕引きを図ろうとしたと取れる姿勢だった。
-
Close Up
アフラックの“欺瞞”にメス 金融庁が前代未聞の長期検査
2012年7月28日号業界ナンバーワンの保有契約件数を誇る外資系生命保険会社アフラックに対し、異例ずくめの金融庁検査が行われたことで、保険金支払い体制のずさんさ、過度な営業姿勢、不透明な保険料の運用など、イメージと懸け離れた姿が浮かび上がってきた。
-
人事天命
【鹿島】 来年こそ創業家に大政奉還か ネックはアルジェリア案件
2012年7月28日号2005年に就任し、今年で丸7年を迎えた中村満義社長。来年で4期目を満了することになり、いよいよ社長交代となりそうだ。
-
Inside
貸金業法“再改正”が最終局面へ 民主党PTでは弁護士が巻き返し
2012年7月28日号改正貸金業法の再改正をめぐる議論が、大詰めを迎えている。民主党の改正貸金業法検討ワーキングチームは今月、再改正に向けた中間提言をまとめた。上限金利は「現行水準を当面維持」とする一方、中小・零細事業者に限り、金利を引き上げる方針を示した。
-
Inside
ベストの看板も役員も維持 ヤマダが示す温情は本当か
2012年7月28日号家電量販店最大手のヤマダ電機が、ベスト電器の買収を決めた。ヤマダはベストの第三者割当増資を引き受けることで、出資比率を51%に高め、子会社化する。
-
Inside
驚愕の証券モラルハザードに JALが野村の地位を格下げ
2012年7月28日号「日本航空(JAL)は、驚愕したでしょうね」と語るのは、ある金融関係者。7月3日、全日本空輸(ANA)が最大2110億円の公募増資を発表したが、その責任を担う主幹事証券会社に、野村証券の名前があったからだ。
-
Inside
国交省が海外受注2兆円計画 疑問視される国のバックアップ
2012年7月28日号建設業界の海外受注高を2020年度までに2兆円以上に──。国土交通省はこのほど有識者会議の提言をもとに、こんな目標を設定した。昨年度は約1兆3500億円だったから、1.5倍にするという野心的な目標だ。
-
Inside
欧州の安全網「ESM」稼働せず 危機対応能力にさらなる不安
2012年7月28日号欧州がまたもや市場の期待を裏切った。7月から稼働する予定だった新たな安全網、欧州安定メカニズム(ESM)がいまだ発足できずにいるのである。
-
Close Up
【緊急現地レポート】 ギリシャの景況悪化は深刻 意外な活況を見せるスペイン
2012年7月21日号債務危機と金融システム不安で、いまだに揺れ続けている欧州。震源地であるギリシャとスペインでは、景気のさらなる悪化と失業率の上昇が伝えられているが、実際にはどのような状況なのか。両国への支援は無事、実行の運びとなるのか。現地からのレポートをお送りする。
-
人事天命
【みずほフィナンシャルグループ】 来年7月に傘下2銀行が合併 佐藤社長の新銀行頭取兼務が焦点
2012年7月21日号来年7月、みずほフィナンシャルグループ(FG)の傘下2銀行が合併し誕生する「新・みずほ銀行」の頭取人事が注目を集めている。
-
Inside
武富士に過払い債権漏れ35億円 1000人以上が請求可能か
2012年7月21日号2010年に経営破綻した消費者金融、武富士(現TFK)に、スポンサーの募集時に存在しないとした過払い債権が、計算漏れで少なくとも35億円も発生していることが、本誌の取材でわかった。
-
Inside
名門・太平洋クラブの民事再生 最悪のケースは「破産」へ移行
2012年7月21日号1月に経営破綻した名門ゴルフ場、太平洋クラブの民事再生手続きがヤマ場を迎えている。会社は再生計画案をまとめ、8月下旬~9月上旬に債権者による決議を予定している。ところが議決権を持つゴルフ場会員の反対に遭い、解体される可能性も出てきた。