記事一覧:NEWS2438件
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人事天命
【三菱UFJフィナンシャル・グループ】 今なお残る旧行バランスに異変 三和勢は新たな首脳ポストを守れるか
2019年4月27日号三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は4月から、三毛兼承・三菱UFJ銀行頭取(62歳)がFG社長を兼務する体制となった。同時に経営陣の入れ替えが進む中、ある首脳ポストが注目を浴びている。
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Inside
米中貿易戦争は"口実"にすぎず 東芝LNG売却失敗の裏事情
2019年4月27日号東芝の“負の遺産”であるLNG(液化天然ガス)事業について、買収することに合意していた中国企業が破談を切り出した。その理由の一つとして「米中貿易戦争の影響」をにおわせたが、それは“口実”だった。
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Inside
ライバルが拍子抜けした ドコモ「値下げ」新料金
2019年4月27日号「もっと大胆なものが出ると思っていたが」。通信最大手NTTドコモが4月15日、6月1日から導入する新しい料金プランを発表した。従来と比べて最大4割安くしたものだが、ライバル幹部たちは拍子抜けした。
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Emergency Special Interview
【緊急インタビュー】 潮田洋一郎(LIXILグループ会長兼CEO〈最高経営責任者〉)
2019年4月27日号トップ交代に端を発した“お家騒動”に揺れるLIXILグループ(リクシル)。昨年10月に退任した瀬戸欣哉前CEO(最高経営責任者)が、CEOに復帰する株主提案を表明する事態にまで発展した。トップに返り咲いた創業家の潮田洋一郎会長兼CEOは何を思うのか、直撃した。
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人事天命
【財務省】 次官本命は太田主計局長も強まる留任観測 財務官は4年ぶり交代で武内国際局長へ
2019年4月20日号前事務次官による女性記者へのセクハラ疑惑、森友学園をめぐる決裁文書改ざん……。長らく“最強官庁”とうたわれた財務省だが、この数年はただでさえ官邸の圧力に屈し気味の中、相次ぎ発覚した問題でその威厳は一段と失われた。
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Inside
15年ぶりにカメラ市場再参入へ シャープ方針転換に笑う競合
2019年4月20日号スマートフォンの台頭で縮小が止まらないカメラ市場。そんな逆風が始まるはるか以前に早々と撤退していたシャープが、再参入する見通しが強まってきた。
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Close Up
24時間営業を見直せない 改革進まぬセブンの収益構造
2019年4月20日号24時間営業問題がトップ交代へと発展したセブン-イレブン・ジャパン。親会社のセブン&アイ・ホールディングスの業績に目を向けると、課題事業の構造改革が進んでいないと分かる。コンビニ依存の収益構造が、24時間営業の見直しに二の足を踏ませている。
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Close Up
ゴーン追放でも気の抜けない 日産首脳人事の新たな火種
2019年4月20日号日産自動車は、株主から厳しい質問を浴びせられながらも、カルロス・ゴーン前会長の追放を果たし、臨時株主総会を無事切り抜けた。しかし、日産のガバナンス刷新の要であり、同社の将来を左右する取締役人事で、新たな“火種”が発生している。
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人事天命
【エーザイ】 内藤CEOの長男が要職で表舞台に 創業家経営終わらぬ可能性色濃い
2019年4月13日号国内製薬大手のエーザイは、創業家3代目である内藤晴夫CEO(71歳。写真)の31年もの長期政権が続く。同CEOの長男、景介氏(30歳)が4月にディメンシア トータルインクルーシブエコシステム本部長に就任。昨春から理事職も務め表舞台に立つ。
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Inside
メイ英首相が与野党協議に方針転換も 消えぬ合意なきEU離脱懸念
2019年4月13日号英国のEU(欧州連合)離脱をめぐり、追い込まれていたメイ首相がついに方針転換をした。それまで、かたくなになり、単一市場や関税同盟に残らないとしてきた離脱方針の修正に応じる姿勢を見せた。
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Close Up
「総合取引所」ついに合意も "犠牲"となった商品市場
2019年4月13日号日本取引所グループと東京商品取引所が3月28日、株式や債券に加え、商品先物を一元的に扱う「総合取引所」の設立への基本合意をようやく交わすに至った。だが、協議過程では当事者間の利害や思惑が優先され、商品市場活性化の議論は道半ば。両取引所トップの資質にも疑問符が付く。
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Close Up
グーグルマップ"異変"の裏で蠢く デジタル地図業界の陣取り合戦
2019年4月13日号「駐車場が道路になった」「自宅がいつの間にか美容院になっていた」「バス停が消えた」──。3月末に起こった“グーグルマップ”ショック。騒動の裏にはデジタル事業の覇権争いを左右する位置情報データをめぐる各陣営のつばぜり合いが垣間見える。
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Inside
アサヒの仕掛けでまたも勃発 平成の第2次“ドライ”戦争
2019年4月6日号昭和末期の1987年3月。首都圏限定で発売されたあるビールが、業界の歴史を変えた。「辛口」という全く新たな味や価値観を打ち出し、爆発的なヒットを記録したアサヒスーパードライだ。
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人事天命
【セブン-イレブン・ジャパン】 営業時間問題で解決策示せぬトップ 親会社も経営層の人材難で期待薄
2019年4月6日号24時間営業や契約問題で大揺れのコンビニエンスストア最大手、セブン-イレブン・ジャパン。古屋一樹社長の指導力を疑問視する声が、社内や加盟店オーナーの間で高まっている。
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Inside
日米株価急落の裏に米長短金利逆転 景気減速を警戒し始めた市場
2019年4月6日号3月22日のニューヨークダウは、前日比460ドル安の2万5502ドルと急落し、それを受けて翌週25日の日経平均株価も、前営業日比650円安の2万0977円と大幅に下げた。この急落の裏には景気減速を警戒し、金融緩和を催促し始めた市場の姿がある。
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Inside
米アップル、グーグルと真っ向勝負 日立の家電事業復活の切り札
2019年3月30日号日立製作所が家電事業のテコ入れに乗り出した。家電が使われる屋内だけでなく、自動車内でもデータ活用によるソリューションの提供を目指す。だが、目指す領域には米グーグルなどが待ち受けており、再建は簡単ではない。
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人事天命
【金融庁】 地域金融の抜本改革に向けて 遠藤長官の続投予想が大勢
2019年3月30日号金融庁の人事を探る動きが、金融機関の間で激しくなってきた。現長官の遠藤俊英氏(60歳)は、昨年7月に監督局長から昇格。前任の森信親氏は3年にわたってトップを務めており、「長期政権の後は短命」という慣例に従えば、今夏で交代となる。
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Inside
元金融庁幹部が副頭取に就任 業界ざわつく地銀の異例人事
2019年3月30日号2月下旬、ある地方銀行の首脳人事に業界がざわめいた。奈良県に本店を構える南都銀行が元金融庁幹部の石田諭氏を招聘し、6月から副頭取に据えると発表したからだ。
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Inside
昭和シェルが高値買い取りを提示 FIT終了者の争奪戦開幕
2019年3月23日号2009年に施行された「余剰電力買取制度」、後に一本化された「固定価格買取制度(FIT)」に基づき、大手電力会社は住宅用太陽光発電の余剰電力を法律で決められた価格で買い取ってきた。同制度に基づく契約が19年11月から順次、満了を迎える。
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人事天命
【三菱商事】 あえて畑違いの部門へ抜擢 ポスト垣内体制の後継レース始動
2019年3月23日号2016年に社長に就任し、任期4年目に入る三菱商事の垣内威彦社長(63歳)。同社の社長職は任期6年が慣例のため、順当にいけば22年で社長交代となる。3年後のポスト垣内体制を見据えた後継レースは既に始まっている。