記事一覧:勝手にケンミン創生計画52

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記者の目

  • 編集部 田中唯翔

    とにかく動く、がモットーです

     初めまして。今年の4月に新卒入社した、記者の田中です。特集の「物流大戦」は読んでいただけたでしょうか。実はこれが、私にとって初めて参加した特集となりました。入社して半年、やっと自分の記事が雑誌に載ったと、内心安堵しています。
     去年の今頃も締め切りに追われていました。学生最後の難関、卒業論文です。大学では渋谷とメディアの関係性について研究していましたが、縁があったのか、今では神宮前の出版社で働いています。
     先を見据えて、縁をつくることはできません。しかし自分から動かなければ、何事も始まらない。これは記者の仕事も同じだと、日々実感しております。
     とにかく動く、をモットーに頑張る所存です。

  • 副編集長 大矢博之

    自動運転の普及を阻む、物流現場の人件費“安過ぎ”問題

    「昔は人間が車を運転していた野蛮な時代がありました。未来の常識はきっとこう変わりますよ」
     大手自動車メーカーで自動運転の開発に取り組む技術者が、以前取材に語った言葉です。交通事故で親族を亡くした彼は、人的ミスのない自動運転ならば、「交通事故死ゼロの世界を実現できる」と力説していました。そして自動運転の実用化が早そうな領域として話題になったのは、物流拠点間の長距離輸送。走行ルートが決まっている上に、長時間走行で運転手の負荷が大きいことが理由でした。
     特集では、日本の人件費が安過ぎることが、物流現場の省人化を阻む課題だと指摘されています。自動運転など次世代技術の普及に、賃上げ環境は欠かせません。

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表紙

特集物流大戦

物流業界が大再編時代に突入した。トラックドライバーの残業時間が制限される「2024年問題」に対応し切れない中小事業者の倒産や事業譲渡が増え、ヤマトホールディングスやSGホールディングスなど上場大手もM&Aで生き残りを懸ける。その一方で、自前…

特集2米大統領選と経済・株

11月5日の米大統領選挙で、共和党のドナルド・トランプ前大統領と民主党のカマラ・ハリス副大統領の勝者が決まる。両者の主張は正反対で、どちらが勝利するかで米国や日本の未来は激変する。「もしトラ」「もしハリ」で経済・株・為替はどう動くのか、誰が…