記事一覧:勝手にケンミン創生計画52件
-
勝手にケンミン創生計画
【石川】 新幹線開業で期待大 ベスト10入り目前!
2016年2月27日号北陸新幹線開業で、観光面で注目が集まる石川県だが、実はニッチな分野でキラリと光る技術を持ち、国内トップのシェアを誇る企業が多い。代表格は小松市が創業地の建設機械大手、コマツ。国内シェアは1位、世界シェアは2位だ。
-
勝手にケンミン創生計画
【福島】 観光客数V字回復も 再び下降で息切れ気味
2016年2月20日号南北に走る奥羽山脈と阿武隈高地によって、会津、中通り、浜通りの3地域に分けられる福島県。県民の気質は、会津では少し頑固で正義感が強く、人情に厚い人が多い一方で、浜通りは明るく開放的な人が多いといわれる。
-
勝手にケンミン創生計画
【群馬】 絹産業を基礎に発展も 人口・資源の分散で低迷
2016年2月13日号「かかあ天下─ぐんまの絹物語─」として、2015年に桐生織物記念館など12件の施設が日本遺産に認定された。群馬県の名物を意味する「かかあ天下と空っ風」という言葉は、明治時代に栄えた絹産業が女性に依存する部分が多かったことに由来する。
-
勝手にケンミン創生計画
【鳥取】 砂丘にコナンに鬼太郎でも関東ではマイナー
2016年2月6日号「スタバはないが、日本一の砂場(すなば)はある」平井伸治鳥取県知事のウイットに富んだ発言をきっかけに、2014年4月に鳥取駅前に「すなば珈琲」が誕生した。15年5月にはついにスターバックスもオープンし、初日に1000人が行列をつくるという事態になった。
-
勝手にケンミン創生計画
【静岡】 世界に通用する“模型王国” 東西分断が魅力向上の障壁
2016年1月30日号バンダイ、タミヤ、青島文化教材社(アオシマ)など模型の有力メーカーの本社や工場が多く、「模型王国」と呼ばれている静岡県。その由来は徳川家にある。徳川家康公が大御所となって駿府城に隠居する際の大改修では、全国各地から優秀な宮大工や彫刻師などが集められた。もともと静岡県には良質な木材が多く、改修後はその技術を使った家具や木工品が地場産業として定着した。
-
勝手にケンミン創生計画
【香川】 うどん一本やりの戦略が 低迷する魅力度の原因か
2016年1月23日号「うどん県」に県名を変更するというPR戦略で注目を集めた香川県。過去に讃岐うどんのブームは3回あったといわれている。最初のブームは1970年の大阪万博に向けて県がキャラバン隊を組織し、当時の金子正則知事が音頭を取ってPR展開したのがきっかけだった。2度目は88年の瀬戸大橋の開通で観光客が急増した際に、地域食としてのうどんが注目された。そして3回目が2011年に始まったキャンペーン企画「うどん県」というわけだ。
-
勝手にケンミン創生計画
【長崎】 歴史・食・世界遺産が揃い まだ魅力度向上の余地あり
2016年1月16日号かつて長崎県では、温泉と書いて「うんぜん」と読んでいた。そこから「雲仙」という地名になったという。キリシタン殉教の舞台として世界的に有名な雲仙温泉は、長崎県の島原半島にあるが、ここは1934年に日本初の国立公園に指定された温泉保養地でもある。島原半島は地球科学的な特徴が認められて、2009年には日本初のジオパークにも認定されている。
-
勝手にケンミン創生計画
【新潟】 NGT48で若者人気上昇 ブーム収束後が正念場
2016年1月9日号明治時代には日本で最も人口が多かった新潟県。当時の日本の人口4000万人のうち、約5%に当たる約180万人が居住し、東京府(当時)や大阪府、愛知県よりも多かった。当時は日本の人口の9割近くが農業を営んでいた時代で、米の収穫量が多い新潟県に人口が集中していたからだ。
-
勝手にケンミン創生計画
【三重】 特徴あるのに評価上がらず 評価も“まんなか共和国”
2015年12月26日号地理的に日本のほぼ中央に位置する三重県は、福井県、岐阜県、滋賀県と共に、2000年に「日本まんなか共和国」を設立した。4県の知事による「知事サミット」を開催しているほか、観光や文化に関するイベントの共同開催なども行われている。05年には中国上海での観光博覧会に「日本中央共和国」として出展するなど熱が入っている。
-
勝手にケンミン創生計画
【栃木】 20代からの評価急上昇でも 観光への結び付きは弱い
2015年12月19日号20代による魅力度ランキングでは栃木県は全国11位と、今年の調査では極めて高い評価を得た。昨年の31位と比べると大幅な上昇だ。ちなみに20代の回答者で栃木県を「やや魅力的」と答えた人の割合は昨年が19%だったが、今年は約48%と約2.5倍に増えている。
-
勝手にケンミン創生計画
【佐賀】 食と工芸の魅力は高いが 観光意欲度は低く残念
2015年12月12日号ヤマトタケルノミコトがクスノキが生い茂る九州の西の地域を「栄の国」と呼んだ。それが「佐賀」という名称の由来だという。実際、佐賀県は耕地利用率が20年以上全国1位であるなど、農業が盛んな県である。イチゴや梨などの生産量は多く、佐賀牛の評価も高い。
-
勝手にケンミン創生計画
【富山】 新幹線開通で観光意欲度上昇 下降した魅力度対策が急務
2015年12月5日号北陸新幹線の沿線県で観光意欲度が大幅にアップしたのが富山県だ。観光意欲度とは「観光に行ってみたいと思うか」という設問の結果だけに、今後の観光への意欲を測る重要な指標である。
-
勝手にケンミン創生計画
【島根】 遷宮終わり魅力度急低下 若者人気のキープが課題
2015年11月28日号 -
勝手にケンミン創生計画
【山形】 食のブランド構築に成功 観光面では女性に課題
2015年11月21日号おいしい山形県。これは2001年から続けている山形県産の農産物等の統一キャンペーンのキャッチフレーズだ。サクランボや洋ナシの「ラ・フランス」などに代表されるように、山形県には品質の高いブランドフルーツが数多い。香りと味が豊かで人気急上昇の「だだちゃ豆」や「米沢牛」など、果物以外でも評判の高い農産物が豊富にある。10年にデビューしたブランド米「つや姫」もある。
-
勝手にケンミン創生計画
【大阪】 USJや商業ビル人気も 地元からの評価が低下中
2015年11月14日号大阪府の魅力度の順位は前年より一つ下げて全国9位だった。大阪府に対する評価は、回答者のうち関東居住者と近畿居住者で大きく異なっている。例えば、大阪府を「よく知っている」と答えた人は近畿居住者においては40%いたが、関東居住者ではわずか5%に満たなかった。逆に約31%が「名前だけは知っている」と答えている。魅力度や居住意欲度も同様で、関東居住者からの評価は相対的に低い。
-
勝手にケンミン創生計画
【福井】 魅力度の伸び全国1位! 恐竜と伝統技術の評価高
2015年11月7日号今年の調査で魅力度の伸びが1位だったのは福井県。「魅力的」と答えた人が2014年の16%から15年は24%へと5割増となり、順位は45位から29位と大幅に上昇した。
-
勝手にケンミン創生計画
【宮崎】 魅力度の伸びは全国2位! オリ姫効果を生かせるか
2015年10月31日号宮崎県を「魅力的」と答えた人は33%と前年の24%から4割増、魅力度の全国順位は13位と前年の25位より急上昇した。伸び幅は福井県に次いで2番目という高さだ。その躍進をけん引した理由の一つとして考えられるのが「オリ姫効果」だ。オリ姫とはプロ野球のオリックス・バファローズを応援する女性ファンのことで、正確には「Bsオリ姫」と表記する。
-
勝手にケンミン創生計画
【茨城】 地域資源豊富だが 3年連続最下位に
2015年10月24日号「常陸の国は国広く、山もはるかに田畑は肥え、広野の開けた良き国である」奈良時代に編さんされた常陸国風土記に記されたこの一文は、茨城県がとても豊かな県であることを物語っている。人口約300万人、日立市など県北部や鹿嶋市などの臨海部は工業が盛んで、製品出荷額は全国8位。一方、農業産出額は北海道に次ぐ2位で、メロンなど出荷額が1位の品目は数多い。沖合は黒潮と親潮の合流による優良な漁場で、漁獲高は7位だ。
-
勝手にケンミン創生計画
【特別編(2)】 全国の市区町村トップは? 鍵はやはり食と旅にあり
2015年10月17日号市区町村の魅力度ランキングは、全国790の市と東京23区、それと地域ブランドへの取り組みに積極的な187の町村、計1000市区町村を対象にして、約3万人の消費者からの回答をまとめた結果だ。
-
勝手にケンミン創生計画
【特別編(1)】 最新調査結果を一挙解説 通り一遍の対策は効果薄
2015年10月10日号今回と次回は、一つの都道府県を取り上げるのではなく、9月30日に発表した最新の地域ブランド調査の概要を紹介していく。