記事一覧:News & Analysis519件
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News & Analysis
思わぬ伏兵も名乗りをあげる JT自販機争奪戦の熾烈
2015年4月16日飲料業界の勢力図を一変させることになる、JT自販機事業の争奪戦。サントリー、アサヒ、キリンといったビール系飲料メーカーが獲得への意欲を強めているほか、水面下では、意外なプレイヤーも名乗りをあげていることがわかった。久方ぶりの大型案件を前に業界は色めき立っている。
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【SCOOP!!】 業績悪化のマクドナルドがついに賃下げ トップとの格差に現場から不満の声
2015年4月16日日本マクドナルドが4月から一部社員の基本給を引き下げ、新しい給与体系に移行させることが、本誌の取材で分かった。日本マクドナルドが、基本給に手を付けるのは初めて。
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News & Analysis
薄毛薬でファイザーが後発品 バイアグラの敵を討てるか
2015年4月15日2005年の販売開始以来、10年にわたり市場を独占していたMSDの男性型脱毛症(AGA)治療薬「プロペシア」。その日本初のジェネリック医薬品(後発品)「フィナステリド」(一般名)が、製薬世界最大手ファイザーから4月6日に発売された。後発品とは新薬の特許が切れた後に競合他社から投入される同じ有効成分の薬で、低価格が売りだ。
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News & Analysis
【SCOOP!!】 大手不動産が不正行為か 流出する"爆弾データ"の衝撃
2015年4月13日大手不動産仲介各社による宅地建物取引業法違反とみられる行為の数々が記録されたデータが、業界の一部で出回り始めている。本誌では同データを独自に入手した。今後、不正行為の実態が明るみに出れば、各社に厳しい処分が下される可能性もある。
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News & Analysis
揺れるグノシーの大型上場 審査強化で新興市場に激震
2015年4月11日東証1部上場後、わずか2カ月半で下方修正したgumiなどの新興企業が、東京証券取引所の逆鱗に触れた。その怒りの矛先は主幹事を務める野村證券にまで及んでいる。
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News & Analysis
シャープ分社化の先に見える 子会社上場と外部資本の活用
2015年4月10日「(各事業の管理を)ひとまとめにして全社でやっていていいものかと、ずっと疑問に思っている」「もっと細分化していかないと、スピード感のある経営ができない」 。シャープの高橋興三社長は、経営再建の一環で、各事業の分社化について検討を進めていることを認めた。
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News & Analysis
国内外からレジャー客急増で "ビジネスホテル難民"が続出
2015年4月10日最近、出張族の間で「ビジネスホテルの予約が全然取れない」と話題になっている。東京や大阪の都心部で、アクセスが良く手頃な値段のホテルを予約しようにも、どこも満室で取れない場合が多いのだ。
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【SCOOP!!】 大王の"横恋慕"でドタバタ劇 北越─三菱、婚約破談の真相
2015年4月9日4月1日、北越紀州製紙と三菱製紙の販売子会社同士の合併話が白紙に戻った。両社の本体統合への足掛かりといわれたこの合併にストップをかけたのは三菱だとされるが、その裏に大王製紙の影がちらつく。水面下で、北越と大王による三菱争奪戦が始まっている。
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地銀再編は四国・関西に波及 金融庁新検査が次の波乱要因
2015年4月9日昨年11月、横浜銀行(神奈川県)と東日本銀行(東京都)が関東で、肥後銀行(熊本県)と鹿児島銀行(鹿児島県)が九州で相次いで経営統合を発表した。「次はどこだ」とさまざまなうわさが飛び交う中で、これに続いたのが四国に地盤を持つトモニホールディングス(HD)だった。第二地銀の香川銀行(香川県)と徳島銀行(徳島県)を傘下に持つトモニHDが、同じく第二地銀の大正銀行(大阪府)と経営統合の交渉中であることが、新年度に入って早々に明らかとなったのだ。
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News & Analysis
「小が大を飲む」騒動から9年 日本板硝子の“捲土重来”作戦
2015年4月9日長らく、英ピルキントンを完全子会社化したことに端を発する経営の迷走が続いた日本板硝子は、ようやく“音無しの構え”を止めて対外的な活動を再開する運びとなった。
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News & Analysis
新生銀、曲折の社長交代劇 「第一勧銀組」の処遇に焦点
2015年4月4日新生銀行が急転直下の社長交代を決めた。現社長の健康問題に端を発した予期せぬトップ交代の裏には、続投か交代かで二転三転していた苦しい事情があった。緊急で引き継ぐことになった新社長には、社内の求心力確保に、金融庁が突き付けた3つの"問題"への回答、公的資金の返済と、重責がのしかかる。
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商社 造船 プラントを襲う 巨額損失ショック
2015年4月3日日本を代表する重厚長大産業──、商社、造船、プラント業界の大手企業が経営危機にひんしている。原油価格の暴落に端を発する資源リスクと、ブラジルの政治リスクに晒されているからだ。忍び寄る巨額損失ショックに迫った。
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パナが構造改革終了宣言も 課題事業に残る高いハードル
2015年4月2日「事業構造改革は完遂したと認識している」。2015年度の事業方針説明会の席上で、そう宣言したパナソニックの津賀一宏社長に、笑顔はほとんど見られなかった。淡々とした口調で足元の状況を話す姿には、再成長へ向けた意気込みだけでなく、一部で積み残した「宿題」への歯がゆさもにじむ。
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“親子げんか”は娘が勝利でも 大塚家具がなおも抱える火種
2015年4月1日家具大手、大塚家具で勃発した〝親子げんか〟。父と娘による委任状争奪戦にまで発展したが、株主総会は娘の勝利で幕を閉じた。これにより大塚久美子社長の続投が決まったが、依然として混乱の火種はくすぶり続けている。
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グリーがゲーム作りへ「原点回帰」 CTOが語る社内改革プロジェクトの全貌
2015年4月1日2014年12月7日、創業から10周年を迎えたソーシャルゲーム大手GREE(グリー)。近年は「探検ドリランド」や「釣りスタ」のヒットにより業績が急成長した一方、肥大化した組織の再構築や、スマートフォン向けゲームへのシフトが課題となっている。こうしたなか、全社で「グリーで働くことをもっと楽しくする」プロジェクト、「Refactoring GREE」(リファクタリング・グリー)が始まった。その全貌について、プロジェクトを指揮する藤本真樹CTO(最高技術責任者)に話を聞いた。
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アフラック現経営陣が画策か!? 大竹美喜・最高顧問が“退任”
2015年3月30日3月25日、東京都新宿区の超高層ビルに本社を構える外資系生命保険会社アフラックの社内には、少なからぬ衝撃が走った。「大竹最高顧問のご退任にあたって」――。チャールズ・レイク会長と山内裕司社長の連名で、アフラック日本社の創業者である大竹美喜氏の退任を知らせる文書が、掲示されたからだ(正式な退任日は3月31日)。
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免震装置不正で新たな疑い 東洋ゴムが抱える深い病巣
2015年3月27日東日本大震災の経験から防災意識が高まる中で発覚した東洋ゴム工業による免震装置の性能偽装。震度5強程度なら十分な耐震性があるとの検証結果を発表したが、さらに別の建物で使われた装置でも基準を満たしていない可能性があると判明した。病巣は深く、広い。
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関電「2基廃炉、3基延長」 突き進む脱原発依存への道
2015年3月27日「今回の選択は、原子力産業の衰退を決定付けることになるだろう。原子力発電所比率が高い関西電力は、いばらの道でもリプレース(新設)を主張すべきだったのでは──」。こう語るのはエネルギー政策が専門の東京理科大学の橘川武郎教授だ。
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株主総会で改善策も出せない マクドナルドのふがいなさ
2015年3月26日3月25日、東京都内で日本マクドナルドホールディングスの株主総会が開催された。この日、出席した40代男性の株主は、「長年、マクドナルドの株を持っているが出席するのは初めて。今年は気になって来てみた」という。
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中国にも抜かれた半導体投資 日本半導体の寒過ぎる現状
2015年3月26日ついに〝伏兵〟にも抜かれた。半導体製造装置メーカーの国際工業会であるSEMIは3月17日、2014年の半導体製造装置の地域別売上高を発表した。つまり半導体の設備投資がどのエリアで行われたかを表す統計だが、14年は初めて中国が43・7億㌦と日本(41・8億㌦)を上回ったのだ。