最新号

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3月1・8日号
[990円]

今週の週刊ダイヤモンド25年3月1・8日号[990円]

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特集 上場廃止ラッシュ

東京証券取引所の経過措置期間が2025年3月に終了し、新たな上場維持基準が適用される。さらに政策保有株式や親子上場の解消も進み、安定株主を失った企業は同意なき買収を容赦なく突き付けられる。あらゆる上場企業が安穏としていられない、淘汰の時代が本格的に到来する。

ココが見どころ

東証の大淘汰がついに始まる!資本市場の「ゲームチェンジ」に対応できない脱落企業はどこだ

『週刊ダイヤモンド』3月1・8日合併号の第1特集は『上場廃止ラッシュ』です。コーポレートガバナンス・コード導入から10年を迎える2025年、資本市場が激変期を迎えています。企業改革に対応できない上場企業が資本市場から退場を迫られる、淘汰の時代が到来したのです。その「ゲームチェンジ」の実態に迫ります。(ダイヤモンド編集部副編集長 重石岳史)

目次

25年3月1・8日 合併特大号

  • 【特集】

  • 上場廃止ラッシュ


  • 「Part 1」 東証サバイバル!

  • プライム50社、スタンダード88社未達 上場廃止目前企業ランキング
  • 「流通株式比率基準」を巡って白熱 対アクティビスト“攻防戦”
  • 主幹事IPO株の1年後騰落率を比較 証券6社「IPO成功度」


  • 「Part 2」 企業vs株主

  • メディア凋落で上場廃止にも現実味 フジHDが抱える深刻課題
  • 地銀vs株主の新たなバトルが勃発! 上場廃止の危機が迫る地銀
  • 買収問題の陰で子会社の上場廃止危機! 日本製鉄が巡らす権謀術数
  • クシム現役取締役が異例の株主提案 実質支配? 「黒幕」の存在暴露
  • (Interview)田原弘貴●クシム取締役


  • 「Part 3」 上場の大義

  • 上場廃止の崖っぷちに追い込まれた セブン&アイ3つの判断ミス
  • 上場廃止後にM&A失敗、制御不能に 船井電機破産に至った致命傷
  • (Interview)上田智一●船井電機元社長
  • GMOが900億円超の巨額賠償訴訟! 仮想通貨マイニング失敗か
  • 山崎製パンが相次ぐ増配&自社株買い 値上げで還元強化の大矛盾


  • 【特集2】

  • 狙え!
  • 不動産リッチ企業


  • 「お詫び」

  • 『週刊ダイヤモンド 2025年2月22日号』発売中止につきましてのお詫び


  • 「News」

  • (Close Up)元東芝の医療機器事業が“急失速”した真因 キヤノンが1600億円の減損


  • 「ウォール・ストリート・ジャーナル発」

  • マグニフィセント・セブンはもう古い? 今年の注目は現金還元株
  • 習氏が築く「経済の要塞」 米国の圧力に対抗


  • 「政策マーケットラボ」

  • 日米首脳会談で関税増は回避も日本にトランプ政策「三つの波及経路」
  • 星野卓也●第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト
  • AIデータセンター投資が急拡大 半導体の「次」に来る有望業種は?
  • 小林千紗●UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント ジャパン・エクイティ ストラテジスト


  • 「Data」

  • (数字は語る)
  • ▲2.2%ポイント 家計の消費性向の低下幅(2024年と23年の比較、総世帯のうち勤労者世帯)●村瀬拓人


  • 「ダイヤモンド・オンライン発」

  • 鉄道オタクはいらない?鉄道会社が「本当にほしい人材」の条件


  • 【連載・コラム】

  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 佐藤 優/次世代リーダーの教養
  • 加藤文元/大人のための最先端理科
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る


  • 特別広告企画(相続税対策)

次号予告

2025年3月15日号

特集名門エスカレーター校 クライシス

特集2建機 陥落危機 

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 編集部 重石岳史

    東証改革に見る「ルーズとタイト」の文化の違い

     東京証券取引所の幹部との雑談で「ルーズカルチャー」と「タイトカルチャー」が話題になりました。いわく日本はタイトカルチャーの国で、規律を重んじる。だから強制力を伴わずとも、東証が資本コストや株価を意識した経営を「要請」すれば上場企業がおのずと動いてくれる。確かに東証の市場改革は、大枠では狙い通りに進んでいるようです。
     一方、米国などはルーズカルチャーの国で、個人の自由を重んじるため強制力がなければ物事が動かない。タイトな文化の方が、日本人に向いている気はしますが、横並び主義や同調圧力が弊害を生むケースもあります。ルーズでありながらタイトさも併せ持つ。自分自身はそうありたいと思います。

  • 編集長 浅島亮子

    『週刊ダイヤモンド2025年2月22日号』発売中止のお詫び

     前号のフジテレビ特集におきまして、アンケート結果を記載した一覧表で誤記が判明いたしました。そのため市販を中止しましたが、定期購読分については発送停止の措置が間に合わなかったため、定期購読者の皆様には修正した記事をお送りいたします。読者の皆様ならびに関係者の皆様には、多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
     創刊111年の歴史に泥を塗る事態を招いてしまったことを、責任者として猛省しております。今後このようなことがないよう、チェック体制の強化など再発防止を徹底する所存です。今後とも弊誌を末長くご愛顧いただけましたら幸いに存じます。
    『ダイヤモンド編集部』編集長 浅島亮子

先週号の案内25年2月8・15日号

表紙

特集年収&株価

33年ぶりの高賃上げに日経平均株価の最高値更新。2024年は年収と株価が記録的にアップした1年だった。今後も賃上げと株価上昇ムードは続くのか。これからも年収増や株高が期待できる企業はどこか。独自試算した主要上場企業の3年後の「予測年収」と「…

特集2洋上風力クライシス

脱炭素の切り札として政府が期待を寄せる洋上風力発電が今、最大の危機を迎えている。政府公募プロジェクトのコンペ第1弾を総取りした三菱商事は、運転開始のはるか手前で巨額減損の瀬戸際にいる。コンペ第2弾を勝ち抜いた事業者も、すでに採算が厳しいと悲…