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2024年8月3日号
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今週の週刊ダイヤモンド2024年8月3日号[950円]

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特集 自分と親の終の住み家

50代後半は、定年を間近に老後の暮らし方を考えると同時に、 老親の看取りまで見据えた住まいの在り方についても思い悩む年頃。 老後をどこでどう過ごすかは、これまで培った人生観によって千差万別だ。住み替え、リフォームから老人ホームの選び方まで、人生の総決算としての「終の住み家」探しを掘り下げていこう。

ココが見どころ

「自分と親の」が同時に訪れる、50代からの「終の住み家」問題

50代後半は、定年を間近に老後の暮らし方を考えると同時に、老親の看取りまで見据えた住まいの在り方についても思い悩む年頃。老後をどこでどう過ごすかは、これまで培った人生観によって千差万別です。『週刊ダイヤモンド』8月3日号の第1特集「自分と親の終の住み家」では、住み替え、リフォームから老人ホームの選び方まで、人生の総決算としての「終の住み家」探しを掘り下げました。

目次

24年8月3日号

  • 【特集】(住み替え) (リフォーム) (老人ホーム)

  • 自分と親の終の住み家


  • 「Part 1」老後の住み替えに潜む罠

  • 終の住み家に思いを馳せる「希望の10年」 60歳前後は「買い替え適齢期」 日下部理絵●住宅ジャーナリスト
  • 裕福でも賃貸住宅に住めない 高齢者を襲う「四つの難問」
  • (Column)高齢賃貸難民の「駆け込み寺」 UR賃貸物件の入居条件は?
  • 高齢者への"貸し渋り"に50代から備える 「漂流老人」にならない生き方 太田垣章子●司法書士
  • (Column)コロナ禍の移住バブル後も続く伊東市の中古物件払底


  • 「Part 2」終の住み家にかかるカネ

  • 老後破産を回避する住まいの買い替え術 今の家を最大限に活用する
  • (Column)自宅を活用した老後資金調達 メリットと落とし穴を確認
  • 自宅処分の成否を分けるリフォーム 売れる家・売れない家の条件
  • いま介護の必要がなくても検討したい 高齢者向け施設にかかるお金
  • 実家を賃貸に出すときの落とし穴 売却時の特別控除に注意


  • 「Part 3」親を入れたい自分で入りたい 老人ホーム選び

  • 「重要事項説明書」から客観評価 介護付き老人ホームの選び方
  • (Interview)橋中今日子●介護者メンタルケア協会代表


  • (主要地域別) 有料老人ホームランキング ベスト1000


  • 【特集2】デジタル貧国の巨人

  • NTT 人事の波乱


  • 【News】

  • (Close Up)低PBR&低ROEに厳しい審判 地銀頭取の6割超が賛成率悪化
  • (Close Up)悪い情報の"小出し"が呼ぶ農協の不信 農中がJAに「2兆円赤字」示唆


  • 「ウォール・ストリート・ジャーナル発」

  • 「マグニフィセント・セブン」主導の上げ相場終了か


  • 「政策マーケットラボ」

  • 「出生率1.20」8年連続の低下 既婚者の給付増額中心では限界 
  • 木内登英●野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト
  • 先読みに使える「投資家心理」評価法 ベルカーブ、過去予想と経済データ比較…
  • ケン・フィッシャー●フィッシャー・インベストメンツ創業者


  • 「Data」

  • (数字は語る)
  • 64% 日本円の実質実効レート(2024年5月時点)の、ピーク(1995年4月)からの下落率●小林俊介


  • 【連載・コラム】

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 佐藤 優/次世代リーダーの教養
  • 加藤文元/大人のための最先端理科
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2024年8月17日号

特集最強のホテル 不動産・外資マネー大沸騰

特集2高金利通貨・金 超円安時代の資産防衛術

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 編集委員 深澤 献

    老人ホームのことを「寮」と呼ぶ母のプライド

     3月に、80代の母親が介護付き有料老人ホームに入居しました。認知症や足腰の不安はないのですが、車で1時間強かかる街で1人暮らしをしていたため、安心・安全な場所で暮らしてほしいと考えたからです。
     何カ所か見学し、施設ごとに設備もサービス体制も千差万別であることを実感。最終的には「ここなら自分が入ってもよいかな」と思えるところを選びました。私の自宅からも徒歩圏内。外出も外泊も自由なので、毎週末に訪ねては外に連れ出しています。
     ただ、本人はいまだに抵抗があるようで、「施設」や「ホーム」という言葉はかたくなに使いません。先日は「寮」と言っていました。なるほど。母の納得する表現を受け入れてやろうと思います。

  • 副編集長 大矢博之

    生成AIは数学の未解決問題を「証明」した大論文を読めるのか?

     生成AIの“時短術”として、英文レポートの要約をよく使います。本号の科学連載の題材に、数学の未解決問題の「証明」論文が登場しました。編集の参考のために原著論文を読んでもさっぱり分からない……。そこでAIに読解を頼みました。
     シンプルな要約は変わらず難解なので、「中高生に説明して」と頼むと変化が。論文は数学の美しさを映し出すさまざまな宝石をつなぐ地図のようなもので、数学者にとって宝の山だ、というおしゃれな表現が飛び出してきました。
     ならば、「証明が正しいかどうか検証して」と聞くと、「専門家に相談することをお勧めします」と優等生の答え。超難問の証明の検証にAIは貢献できるのか。AIの進化の行方が気になります。

先週号の案内2024年7月27日号

表紙

特集公務員の逆襲

公務員の職業としての魅力はすっかり色あせてしまった。民間企業の賃上げの波に乗り遅れ、政治家からのパワハラが職員のモチベーションを下げている。役所の人材劣化は国民にとって由々しき事態だ。ダイヤモンド編集部は、「ブラック霞が関」などといわれ、"…

特集2人も財政も消える街

民間の有識者でつくる人口戦略会議が今年、2050年までに20代から30代までの若年女性が半減し、消滅する可能性のある744自治体を公表した。各自治体は子育て支援などに力を入れているが、いや応なしに進む少子高齢化は財政をも窮乏させている。独自…