記事一覧:特集10409

  • 特集 Part3
    人が集まる「サードプレイス」図書館

    2015年10月17日号  

    なぜ、あの図書館には人が集まるのか。『つながる図書館』(ちくま新書、2014年1月刊)の著者で、全国の公共図書館を精力的に取材するジャーナリストが解説する。

  • 特集 Part3
    図書館アンケート

    2015年10月17日号  

    9月中旬から下旬にかけて、全国の公共図書館(都道府県立、および中核都市以上の市区立)160館にアンケートを実施。133館から回答があった。

  • 特集 Part3
    全国に広がる 新しい図書館

    2015年10月17日号  

    公共図書館といえば、ひたすら静かに本を読むか、あるいは学生が勉強に使う場所。そんな常識はもう古い。さまざまな目的で訪れる老若男女の、それぞれのニーズに応える場に変貌している。

  • 特集 Part3
    【Column】 貴重な情報を収集し続ける 専門図書館という“別世界”

    2015年10月17日号  

    図書館というと、本などを無料で貸し出す地域の公共図書館を想像する人が多いだろう。だが、世の中には特定の分野の資料などを集める“専門図書館”という機関がある。

  • 特集 Part3
    図書館を核にしたまちづくり “TSUTAYA流”の限界

    2015年10月17日号  

    海老名市立中央図書館は10月1日のリニューアルオープンを前に批判にさらされていた。改装に合わせて新規購入する予定の8343冊の選書リストから、おかしな本が次々と見つかったからだ。

  • 特集 Part1
    成毛眞と本を買いに

    2015年10月17日号  

    マイクロソフト日本法人の元社長で、退社後、投資コンサルティング会社を設立、さらに現在は書評サイト「HONZ」の代表も務める成毛眞氏。ビジネス界を代表する読書家である同氏は普段、どう本を選び、買っているのか。その買い物に密着した。

  • 特集
    「読書」を極める!

    2015年10月17日号  

    インターネットの隆興によって情報収集は容易になったが、そこから得られる知識はどうしても断片的かつ自分の狭い興味の範囲内に収まってしまいがちだ。古今東西の深い思索に触れ、自分と向き合う体験ができるメディアの代表格は、やはり書物である。どんな本を選び、どこでどう読むか──。この秋、読書を極めよう。

  • 特集 Part2
    市川真人(早稲田大学文学学術院准教授)

    2015年10月17日号  

    小説が読まれなくなったといわれて久しいですが、村上春樹や東野圭吾の新刊は書店で山積みになります。芥川賞や直木賞の授賞式は、相変わらずニュース番組で取り上げられるほど、社会的な関心が高いイベントであり続けています。

  • 特集 Part2
    池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター准教授)

    2015年10月17日号  

    読書について、広く一般の読者に向けた話をする際には、いつもちゅうちょすることがあります。以前、『書物の運命』(文藝春秋)にも書きましたが、父親がドイツ文学者で、家にはテレビがなく、本ばかりが大量にある家庭で育ちました。ですから、職業として本を読み、物を書いている今でも、本の買い方、読み方、置き方など、全てが普通ではないのです(笑)。

  • 特集 Part2
    小宮一慶(小宮コンサルタンツ代表)

    2015年10月17日号  

    毎日の仕事で忙しいとはいえ、現役のビジネスパーソンであれば、意識して「自分の関心の幅を広げる」ことが大切です。例えば、街中にあるセブン-イレブンのロゴマークは、最後のnだけが小文字になっていることを知っていますか。その理由は、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカバー・トゥウェンティワン)に書きました。

  • 特集 Part2
    出口治明(ライフネット生命保険会長兼CEO)

    2015年10月17日号  

    これまでの読書人生を振り返って、自分でどうやって本を選んできたのかといえば、極めて簡単です。「好きこそ物の上手なれ」に尽きます。好きな事にはおのずと熱中できるので、上達というかコツというか、手繰り寄せるように良い本に出会えるようになります。

  • 特集 Part2
    野口悠紀雄(早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問)

    2015年10月17日号  

    50歳になったころでした。突然、何の前触れもなく、「時間がない」ということに気付きました。それは、自分が生きている間にモーツァルトが残した楽曲群を全て聴くことはできないということです。

  • 特集 Part2
    どう選び、どう読むか 哲人たちの読書術

    2015年10月17日号  

    バランスよく本を読むというのは難しい。いわゆる「本読み」と呼ばれる人たちは、どのようにして本を選び、限られた時間で読みこなしているのだろうか。その秘訣を尋ねた。

  • 特集 Part2
    佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)インタビュー

    2015年10月17日号  

    “希代の読書家”である佐藤優氏は、読む力を付けるためには、読書しかなく、読書をするということは、教養を高めて自分のスペックを高めることだと喝破する。実践的読書術を聞いた。

  • 特集 Part4
    【Column】 本棚で人を動かす仕事 ブックコーディネーター

    2015年10月17日号  

    9月11日に東京都渋谷区にオープンした、ランニングなどのスポーツ用品やウエアを売る「デサント ブラン代官山」にちょっと変わったコーナーがある。おしゃれなラックに、アンダーウエアを包装するためのビニール袋がぶら下がっているのだが、袋に入っているのは『BORN TO RUN 走るために生まれた』(クリストファー・マクドゥーガル著)や『哲学者が走る 人生の意味についてランニングが教えてくれたこと』(マーク・ローランズ著)といった本なのだ。

  • 特集 Part2
    【Column】 まずはスマホで使ってみる 手軽に始める電子書籍

    2015年10月17日号  

    「時代の最前線」というイメージがあった電子書籍だが、いまやスマートフォン利用者なら誰でも使えるほどハードルが低くなっている。

  • 特集 Part2
    『火花』で芥川賞が復権か 売れてなんぼの文学賞裏事情

    2015年10月17日号  

    お笑いタレントの又吉直樹氏が小説『火花』で芥川賞を受賞するなど、文学賞に注目が集まっている。出版不況の時代、文学賞はどう変わってきたのか──。舞台裏をのぞいてみた。

  • 特集 Part4
    【Column】 買い取り方針を大幅に変更 ブックオフの深刻な舞台裏

    2015年10月17日号  

    出版業界から“敵視”されることが多い新古書チェーン店ブックオフだが、読み終えた本を持ち込んだ経験のある読者は少なくないだろう。ブックオフの店舗に持ち込まれた本は、長らく「きれいかどうか」だけが絶対の判断基準だった。本の状態によって5種類に仕分けし、アルバイト店員が機械的に値付けをする。その後、段階的に値下げされて一定期間内に売れなかった本は、最終的に100円コーナーへ回される。

  • 特集 Part2
    上意下達型か 情報共有型か 『ブックガイド』のガイド

    2015年10月17日号  

    本を読むなら、お墨付きを得たものがいい──そんなニーズに応え、知識人によるブックガイドが数多く出版されてきた。だが、最近は、インターネット上の口コミも参考にする人が増えている。

  • 特集 Part4
    一度は行きたい! 全国・“哲学”ある書店

    2015年10月17日号  

    「ほとんどの新刊が書店の数より少ない部数しか刷られない」という現実を前に、小さな書店はどんな品ぞろえで客の要望に応えるのか。全国の小さくても“哲学”のある書店を訪ねた。

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記者の目

  • 編集部 宮井貴之

    カレー物価指数と締切と時々ダイエット

     スパイスを買いそろえて自ら作るほどカレーライスが好きだ。もちろん食べ歩きも好きで、以前の職場にいたインド出身の同僚からお薦めの店を聞いては、開拓するのが日々の楽しみだった。
     だが、そんなささやかな趣味にも値上げの波が容赦なく押し寄せた。帝国データバンクによると、カレーライス1食当たりのコストを示す「カレーライス物価」が6カ月連続で最高値を更新したという。野菜の価格が下落した一方、コメ価格の高騰が全体を押し上げた。
     趣味を奪われると嘆いたものの、足元を見るとたるんだ腹が。原稿の締め切りが近づくたびに暴食してきたのだ。趣味を運動に切り替える好機か。そうポジティブに捉えることにしよう。

  • 副編集長 清水量介

    酔い止め対策で自動車需要喚起?

     かつては自動車の運転が好きで、マツダのロードスターに乗っていました。しかも、マニュアルです。
     ところが、今は自動車を所有していません。所有しない理由は二つです。「家から徒歩で1分程度のところにカーシェアの拠点が複数登場した」ことが一つ。
     もう一つは「子どもたちの車酔いが激しく遠出ができない」ことです。近場の移動だけに多大なコストがかかると思うと、所有する気が起こらないのです。都市部では、そんな人たちが増えているのではないでしょうか。
     自動車メーカーや部品メーカーの方々は、自動車需要の底上げのために「画期的な子どもの酔い止め」対策にトライしてみるのもいいかもしれませんね。

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表紙

特集自動車・サプライヤー非常事態

トヨタ自動車が空前の利益をたたき出す一方、サプライヤーは生産コストを価格に転嫁できず、苦境にある。部品メーカーが完成車メーカーに依存し支配される現状は、技術革新で出遅れる原因にもなっており、このままでは自動車業界が地盤沈下しかねない。サプラ…

特集2ビール 最後のバブル

ビール業界に追い風が吹いている。2023年秋の酒税改正によるビールの値下げで販売が上向いているのだ。ビール市場全体が縮小傾向にある中、ビール各社は最後のチャンスをどう生かすのか。最新動向を追った。