記事一覧:特集10409件
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特集 Part1
長く寒い冬が鍛えた冒険心
2015年03月14日号「ボートをごらん。ぼくらの冒険号をさ。夜見るボートはすてきだろ。これが新生活をスタートさせるやりかただ」──。これは童話、ムーミンシリーズの一つ『ムーミンパパ海へいく』(トーベ・ヤンソン著、小野寺百合子訳)の一節だ。
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特集
北欧に学べ
2015年03月14日号イケア、H&M、レゴに、スカイプ、スポティファイ──。4カ国で人口わずか2500万人の北欧から、世界企業が次々と生まれている。彼らが世界で成功する理由は何なのか。国はどう関与しているのか。また、日本人はなぜ北欧に憧れるのか。4カ国の企業や政府、デザイナーまで現地で徹底取材し、明らかにした。
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特集 Part2
ヨアン・ヴィー・クヌッドストープ(レゴグループCEO)インタビュー
2015年03月14日号レゴ グループのヨアン・ヴィー・クヌッドストープCEOに、レゴの強さの秘密を聞いた。
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特集 Part2
玩具業界の巨人・レゴ 驚異の収益力の秘密に迫る
2015年03月14日号ゲーム業界に客を奪われ、元気のない玩具メーカーの中で気を吐くのが、デンマークのレゴだ。10年間で売上高を5倍にし、営業利益率を33.9%に高めた。その驚異的な収益力の秘密に迫った。
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特集 Part2
【Column】 戦略の同質化で競争激化 H&Mが賭ける新基軸
2015年03月14日号四方の壁に張り尽くされた写真に思わず息をのんだ──。ストックホルムの繁華街の一角、世界を席巻するスウェーデン発のファッションブランド、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)本社を訪れた。ファストファッションといえば、最新の流行を取り入れながらも価格を抑えた衣料品を、短いサイクルで世界中に売りまくるのが特徴だ。
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特集 Part2
北欧の「松下幸之助」 創業者が植えた経営理念
2015年03月14日号安さを追求して世界を獲ったイケア。徹底した低価格戦略の背景には、創業者の理念と哲学がある。
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特集 Part2
【Column】 時給900円を1.4倍に グローバル人材術の本気
2015年03月14日号「イケアは人の力を信じている。優秀な人材の力なくして、われわれの計画は達成できない」 イケア・ジャパンのピーター・リストCEOはそう語る。イケアは世界、日本共に2020年に、13年比で売上高を約2倍にする目標を立てており、ターゲット市場の一つである日本で、一番力を入れているのが「人材確保」だ。
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特集 Part2
イケアの“進化”生み出す 低価格とデザインの衝突
2015年03月14日号スウェーデンの南部は、かつてスモーランドと呼ばれていた。「小さい土地」を意味するこの一帯は、スウェーデンにおいて貧困の象徴だった。岩と石だらけの土壌では、農作物も育たず、150年前には人口の3割がこの土地を捨て、米国への移住を決めたほどだ。売上高3兆円を超える世界最大の家具小売会社、イケアはこんな場所で生まれた。
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特集 Part3
「アップルに殺された」ノキア フィンランドはどう転身したか
2015年03月14日号ヘルシンキから西へ向かう道すがら、ぼーっと窓外の湾岸を眺めていると、ある看板が目に入った。 「看板が付け替わったときには、全国民が悲痛な思いで眺めていましたよ」。気付いたタクシーの運転手が丁寧に説明してくれた。この看板が、米マイクロソフトのロゴに変わったのは、2014年4月のことだった。それはフィンランドにとって、一つの時代の終わりを意味していた。
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特集 Part2
あれもこれも北欧出身! 世界を獲ったニッチ企業たち
2015年03月14日号あの企業が北欧出身だと知っていましたか? 大企業でなくても意外に、身近に北欧企業がある。彼らの神髄はニッチ市場での強さ。世界で活躍する北欧企業を一挙に公開する。
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特集 Part3
ラジーブ・スーリ(ノキアCEO)インタビュー
2015年03月14日号ノキアは今年で創業150年を迎える老舗企業で、これまでに数多くの変革を重ねてきた歴史がある。特に、ハイテク業界では、時には自社が構築したシステムを、自らの手で打ち破ってでも成長を模索し続けていかなければならない。
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特集 Part2
【Column】 ジャニーズにEXILE 日本を席巻する北欧音楽家
2015年03月14日号「今日本のスターに音楽を提供できるということはすごく名誉なことなんだよ」 こう話してくれたのは、スウェーデン人の作曲家、ジョナス・ゼッカリ氏だ。ゼッカリ氏は1月、作曲に名を連ねた3代目J Soul BrothersとGenerationsのアルバムを、チャートで1位に上り詰めさせた新進気鋭の作曲家だ。
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特集 Part2
ABBAが開いた音楽輸出 スポティファイの革命
2015年03月14日号あまり知られていないが、実はスウェーデンは、音楽業界の“胴元”ともいえる存在だ。
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特集 Part3
【Column】 企業が新陳代謝し成長維持 北欧の積極的労働政策とは
2015年03月14日号北欧といえば、高福祉・高負担のイメージがあるが、実は、その産業政策は、企業が絶えず新陳代謝する、市場原理に則した側面が強い。そうした産業構造の変化を実現するには、労働者のスムーズな移動が必要だ。それは「雇用は守らないが、人は守る」という考えで展開されている。
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特集 Part3
政府の“見放し”から5年 ボルボが復活したワケ
2015年03月14日号ボルボの乗用車部門の売却は、北欧の産業政策の象徴ともいえる。売却から復活への軌跡を追った。
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特集 Part3
「テストがない」は本当か? 住んでみた教育制度の実態
2015年03月14日号フィンランドの小学校に長男を通わせる筆者が語る教育の実態とは?
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特集 Part4
戦いと平和の狭間に揺れた 北欧千年の歴史
2015年03月14日号北欧といえばどこも同じと考える日本人は多いはずだ。だが、1000年余の歴史をさかのぼれば互いに激しい戦火を交え、支配と独立を繰り返してきた。四つの時代を地図でたどってみよう。
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特集 Part5
【Column】 プログラミング女子を増やせ 日本に降臨した華麗な伝道者
2015年03月14日号「プログラミング」と「女子」。一見似つかわしくないこの言葉の組み合わせが今、IT業界を中心に世界中で拡散しつつある。プログラミングとは、コンピュータに独自の言語を用いて、指示を出すことだ。これまでは、オタクな男性のイメージだったが、ITが身近になる中、女性にも広がっているのだ。
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特集 Part4
ターヴィ・コトカ(エストニア政府CIO)インタビュー
2015年03月14日号1918年にロシアから最初の独立を果たしたとき、エストニアは裕福でした。ですが、50年に及ぶソ連による支配で貧しくなり、91年に独立を回復してからは、栄光の日を取り戻すために励みました。
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特集 Part4
日本経済の重鎮が続々視察 エストニア電子政府とは
2015年03月14日号バルト海を介して北欧諸国と面する小国、エストニアの取り組みが注目されている。