ヘルシンキから西へ向かう道すがら、ぼーっと窓外の湾岸を眺めていると、ある看板が目に入った。 「看板が付け替わったときには、全国民が悲痛な思いで眺めていましたよ」。気付いたタクシーの運転手が丁寧に説明してくれた。この看板が、米マイクロソフトのロゴに変わったのは、2014年4月のことだった。それはフィンランドにとって、一つの時代の終わりを意味していた。
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