記事一覧:特集5512

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記者の目

  • 編集長 田中 博

    警察幹部への取材が原点

    セミが鳴き始めるこの時季になるといつも思い出します。駆け出しの新聞記者時代、初任地で遭遇した首長の汚職事件。昼間、高校野球の取材を終え、毎晩、捜査の進展を探るため警察幹部宅の夜回りを繰り返しました。しかし、相手は百戦錬磨。逮捕間近とされた微妙な時期にいくら質問をぶつけても、禅問答が延々と続くのです。昼間は日の光を目いっぱい浴び、夜中は幹事社として発生事件の連絡でほぼ眠れず、心身共にクタクタになりました。
     ところが、ひと月ほどたち、微妙に物言いが変わったり、違う反応が返ってくることに気付きました。最後までズバリの情報は取れませんでしたが、あの日々を通して取材とは何かを学びました。今でも私の原点です。

  • 編集部 重石岳史

    警察官だって個性や感情持った人間

    前職の新聞記者時代、最初に名刺交換した相手は警察官でした。多くの新人記者はまず地方支局へ配属され、「サツ回り」と呼ばれる警察担当を経験します。私の場合、最初に広島県へ赴任し、担当する警察署の副署長にあいさつしました。これが相当の〝堅物〟で、ろくな会話もできずに初日から暗たんたる気分になったのを覚えています。
    しかしその後、堅物だけでなく、さまざまな警察官に出会いました。例えば元セールスマンで口達者な生活安全課長、新聞は英字紙しか読まない変わり種の刑事もいました。巨大組織の中に生きる警察官も、個性や感情を持った人間です。そんな彼らの一面が、今回の特集で少しでも伝われば幸いです。

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