記事一覧:人事天命6件
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人事天命
【NTTコミュニケーションズ】 過去の慣習を破ってでも 根強く残る社長留任の可能性
2014年4月17日NTTコミュニケーションズの後継者争いが、意外な展開を見せている。NTTの慣習に従えば、4年に一度の社長交代の時期はこの6月。グループ持ち株会社から送られた庄司哲也副社長(60歳)と、経営企画などを束ねてきた澤田純副社長(58歳)による一騎打ちだとみられてきた。
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人事天命
【金融庁】 後任人事よりも注目を集める 畑中金融庁長官の天下り先
2014年4月10日毎年7月に発令される中央官庁の幹部人事をめぐって、早くも金融界がざわつき始めている。2011年8月から3年間にわたる長期政権を敷いた、金融庁の畑中龍太郎長官(昭和51年入省、61歳。写真)が、今夏で退官する見通しのためだ。
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人事天命
【東京都】 次なる東京の顔は誰? 水面下で進む都知事選準備
2013年12月17日「裸の王様だ。所詮、『東京の顔』としての器ではなかった」――。人口1300万人、総予算は中規模の国家予算に匹敵する12兆円という日本の首都、東京都。その"顔"のすげ替えに向けた蠢動が、日に日に激しさをましている。言わずと知れた医療法人「徳洲会」グループからの5000万円受領問題で、レームダックになっている猪瀬直樹都知事(67歳)の後釜選びだ。
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人事天命
【証券取引等監視委員会】 佐渡体制が異例の3期目に突入 "特捜化"に身構える証券業界
2013年11月20日国会の同意人事によって佐渡賢一・証券取引等監視委員会(SESC)委員長(67歳。写真)が、異例ともいえる3期目に入る。畑中龍太郎・金融庁長官に続く"3年目突入"に証券業界は身構えている。
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【国土交通省】 参院選後をにらみ遅れる次官人事 有力候補は旧運輸の本田国交審議官
2013年7月18日国土交通省の事務次官人事が遅れている。例年、7月1日前後に発令されるが、いまだに決まっていない。背景には、7月21日に参議院選挙が控えていることがある。自公連立政権で、ここしばらく国土交通大臣は公明党のポストとして定着している。太田昭宏・国土交通大臣は、現内閣で唯一の公明党大臣だ。次官人事は、21日の参院選後、組閣で公明党のポストが確定した後になるとみられている。
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【明治安田生命保険】 三つの改革を断行してきた 異色の経歴の新トップ
2013年5月21日7年半ぶりに明治安田生命保険のトップが交代する。松尾憲治社長(63歳)に代わり、次期社長に昇格するのは、根岸秋男常務執行役(54歳)。11人抜きでトップに就任する根岸氏は、保険の商品設計を行うアクチュアリー(保険数理人)の出身であり、生保としては珍しいトップ人事だ。ちなみに、会長に就任する鈴木伸弥常務執行役(57歳)もアクチュアリー出身で、“異例の2トップ”が誕生することになる。