記事一覧:特集10409件
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特集 Part2
【Column】 市場縮小が招くダンピングの嵐 戦国時代に突入した信託業界
2012年09月08日号市場の縮小でインサイダー情報の漏洩に走ったのが証券業界だったが、信託銀行業界はダンピングでたたき合いを繰り広げている。
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特集 Part2
五味廣文(元金融庁長官)インタビュー
2012年09月08日号最近、日本市場で頻発した不祥事は、どれもプロがプロとしての倫理観を失うという“病理現象”が蔓延した結果、起こったことだ。増資インサイダー取引については、たとえ犯罪として摘発されなかったものでも金融市場の健全性を損なったという意味で深刻な問題といえる。
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特集
堕ちた金融
2012年09月08日号金融市場で不祥事が火を噴いている。日本の証券市場を揺るがした増資インサイダーの闇は深く、史上最大の金融不祥事といわれるLIBOR不正操作はさらなる広がりを見せている。いずれも金融のプロフェッショナルが引き起こした事件。彼らはなぜ暴走したのか。証券・銀行の大罪を徹底解明する。
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特集 Part3
銀行系証券の野村超えは可能か 「銀証連携」で分かれる成否
2012年09月08日号法人部門で徐々に存在感を高めている、メガバンク傘下の証券会社。ただ一部ではグループにおける証券の方向性が曖昧なままだ。
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特集 Part3
【Column】 疑惑をかけられた北陸銀 甘い邦銀のマネロン意識
2012年09月08日号金融業界の不祥事は増資インサイダーやLIBOR不正にとどまらず、その余波は日本の地方銀行にまで及んでいる。
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特集 Part3
格付け次第でメガ傘下入りも 野村の終わらざる危機
2012年09月08日号収益力が先細る中、増資インサイダー問題が追い打ちをかける。ジャンク債に格下げされれば最悪の末路を迎えかねない。
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特集 Part3
投資家軽視の投信販売が横行 苦情増加で屋台骨に大逆風
2012年09月08日号「もう国内営業部門は疲れ切っていますよ……」。野村証券のリテール(個人営業)部門に所属する中堅社員はため息をつく。
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特集 Part1
綱渡りの資金繰りで経営危機 銀行支援も単独生き残りは困難
2012年09月01日号急速に悪化するシャープの資金繰り。銀行は経営再建に向けて重い腰を上げたが、両者の間には微妙な溝も見え隠れしている。
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特集 Part1
間接金融への“回帰現象”で 問われるメインバンクの実力
2012年09月01日号構造不況化した電機業界で直接金融から間接金融への回帰現象が起こりつつある。メガバンクは対応できるのか。
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特集
【プロローグ】 シャープを襲う三重苦
2012年09月01日号8月15日、シャープの株価は164円を付けた。実に38年前、1974年10月以来の安値だった。38年という時間の重みを噛み締めざるを得ない。74年というのは日本経済が▲1.2%という戦後初のマイナス成長を経験し、高度経済成長が終焉した年。家電の内需不調でシャープも減益決算を計上していたが、前年に発売した世界初の「液晶表示電卓」により、エレクトロニクス技術を主役とする新しい時代の幕開けに向けて身を躍らせていた時代でもある。
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特集
シャープ非常事態
2012年09月01日号シャープの経営危機がにわかに表面化している。創業100周年の老舗メーカーを襲う「資金繰りの逼迫」「本業の巨額赤字」「“救世主”との不協和音」の“三重苦”。非常事態の内実を追った。
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特集 Part1
このままでは1年と持たない! メガバンクが特別チームを編成
2012年09月01日号メガバンクが経営危機に陥った電機大手、シャープの再建に向けた特別チームを編成した。液晶王国に何が起こっているのか。
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特集 Part2
液晶で笑い液晶に泣く 一蓮托生の歴史に一つの幕引き
2012年09月01日号自他共に認めていた“液晶のシャープ”が陥った、経営危機の本質は何か。そのカラクリを解き明かす。
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特集 Part3
シャープの丸ごと買収はない? 鴻海が目論む“資本提携”の真意
2012年09月01日号「私たちは一度たりともシャープに株価引き下げを求めていない」 鴻海精密工業(ブランド名・フォックスコン)の創業者で経営トップの郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は2012年6月5日、こうハッキリと述べた。
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特集 Part2
「世界の亀山」とたたえられた シャープ城下町の栄枯盛衰
2012年09月01日号「紅白まんじゅうはキャンセルする」8月初旬、三重県亀山市のある老舗和菓子店にシャープから連絡が入った。創業100周年を迎えるお祝いの品として大量に発注されたものが、突然キャンセルとなったという。店員は「ショックでした」と肩を落とした。
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特集 Part2
【Column】 頼みの綱はプラズマクラスター 二番煎じロボット掃除機にも搭載
2012年09月01日号「さすが、目の付けどころがシャープだね」。もし、「ココロボ」が10年前に発売されていたのなら、そう評価されたかもしれない。
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特集 Part2
国内トップの王座から陥落 “アクオスフォン”を襲った悲劇
2012年09月01日号携帯電話事業で後発ながら、カメラや液晶テレビを融合させてトップメーカーの座を守ってきた。その輝きは失われつつある。
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特集 Part2
売却は可能か?
2012年09月01日号AV・通信、液晶、太陽電池、健康・環境、情報機器、その他電子デバイスの8部門を軸に、シャープの事業と資産の売却総額をシミュレートした。
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特集 Part2
「売れるものなら、売りたいよ」 6四半期連続赤字の太陽電池事業
2012年09月01日号かつては技術力も生産量も世界首位だった太陽電池事業。だが、今は売るに売れない、赤字続きのお荷物事業となってしまった。
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特集 Part2
テレビに替わる成長エンジン アップル需要失速の大誤算
2012年09月01日号新技術と“脱テレビ”で、新たな液晶の成長シナリオを描くシャープ。その戦略拠点である亀山第2工場の様子がおかしい。