記事一覧:特集10409件
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特集 Part5
谷 正明(全国地方銀行協会会長)インタビュー
2013年09月21日号地域金融機関の再編は、今後の銀行経営の選択肢の一つだとは思うが、あくまで個別行の経営戦略として検討すべき問題だと考えている。地方銀行は、それぞれの経営戦略の下、提携や連携を通じて、これまでもさまざまな機能強化に取り組んできている。
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特集 Part1
10月から始まる年金引き下げ 改革先送りで将来は暗黒
2013年09月14日号あなたの年金が危ない。抜本改革が先送りされれば、これから高齢者人口が増え、今では120兆円を超える積立金も、早ければ2030年代に枯渇。大幅な給付カットと保険料負担の増加で、年金はもはや老後の生活の糧にはならないかもしれない。
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特集
ここまで減る! あなたの年金
2013年09月14日号来月から年金の受給額が引き下げられる。引き下げは3回に分けて実施され、2015年4月には“特例”として高い水準に据え置かれていた年金が本来の水準に戻る。しかし、これは年金減額の第一歩にすぎない。楽観的な経済前提に立ち、給付調整を実施してこなかったことで、年金財政が以前にも増して悪化している。そのツケは将来年金を受給する若い世代に回ってくる。どこまであなたの年金は減るのか? 年金制度が抱える問題を検証し、年齢別、月収別、経済シナリオ別に、将来もらえる年金額をシミュレーションした。
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特集 Part2
伊藤隆敏(東京大学大学院教授)インタビュー
2013年09月14日号今回の有識者会議では幅広い合意を得るため、事務局には内閣官房だけでなく厚生労働省も入った。
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特集 Part2
三谷隆博(GPIF理事長)インタビュー
2013年09月14日号運用益を増やすのは、必ずリスクと裏腹になる。独立行政法人として人員やコストの削減が義務づけられる現状のまま、高度な運用をするのは困難だ。
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特集 Part2
【年金積立金】 運用益11兆円でももたない 20年後に訪れる資産の枯渇
2013年09月14日号年金積立金の運用をめぐり、リスク資産を増やすよう求める議論が活発化している。厚労省はこれに抵抗しているが、両者とも、巨額の積立金が早期に枯渇する可能性を見落としている。
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特集 Part2
【年金の一元化】 “密室”で決定し既得権を温存 年金財政安定の大うそ
2013年09月14日号長らく批判を浴びてきた、官民の年金格差がようやく是正される。ところが、思わぬ落とし穴があった。財政面で、厚生年金が損をしかねないのだ。議論の進め方にも問題がある。
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特集 Part2
野田 毅(自民党社会保障制度に関する特命委員長(3党協議メンバー))インタビュー
2013年09月14日号日本はかつてない長寿社会だが、対応できる社会保障の財源がなく、日本経済の体力からは容認できないレベルの借金が積み重なった。
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特集 Part2
清家 篤(社会保障制度改革国民会議会長(慶應義塾長))インタビュー
2013年09月14日号年金は、2004年の制度改正で、将来の保険料率が固定され、収入に応じて支給額を決める方式となった。入りと出が同じになったのだから、マクロ経済スライドが発動するなどの条件が整えば、現行制度でも年金財政に持続性は担保される。
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特集 Part2
【年金財政】 一度も動かない「自動調整機能」 年金が減るこれだけの証拠
2013年09月14日号年金財政はいずれ破綻し、1円ももらえなくなるのではないか。国民には、不安と不信が渦巻いている。政府は“問題ない”と強調するが、“安心”を支える仕組みが機能していない。
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特集 Part2
【年金制度の行方】 消費税率10%では足りない 先送りは子孫へのツケ回し
2013年09月14日号年金制度はこれからどうなるのか? 財政上の持続可能性を保つことは大事だが、加えて、社会保障制度として機能し、高齢者の生活を支えられるかという視点も欠かせない。
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特集 Part3
シミュレーションでわかる 本当にもらえる年金額
2013年09月14日号政府が提示する年金の額は都合よくつくられた経済の前提に基づいたもの。今回、編集部では、現実的な前提を含む三つのシナリオ下で本当にもらえる年金の額をシミュレーションした。
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特集 Part2
【Column】 夫が脱サラした妻は要注意 種別変更漏れで年金減額も
2013年09月14日号サラリーマンの夫(第2号被保険者)が会社を辞めて、国民年金の第1号被保険者になると、その妻の専業主婦は第3号被保険者から1号となる。3号は自ら保険料を支払う必要はないが、1号は自ら保険料を納付する必要がある。
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特集 Part2
【Column】 年金徴収にマイナンバー 悪質な滞納者を狙い撃ち
2013年09月14日号いよいよ導入が近づいてきた社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度。個人と法人に固有の番号をつけ、年金に関する相談・照会、税関連の申告などに使われる。2015年末には番号が通知され、16年から利用が始まる予定だ。
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特集 Part2
【総合型厚生年金基金】 財政悪化で解散ラッシュ 減額など730万人に影響
2013年09月14日号働く人向けの年金制度は複雑でわかりにくい。しかし、確実に言えるのは来春から5年の間に多くの厚生年金基金が解散し、「3階部分」の受給減の憂き目に遭う人が出ることだ。
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特集 Part4
【確定拠出年金】 節税効果が大きい資産運用 個人の対象者は3600万人
2013年09月14日号国が運用する公的年金に対して、自分で運用するのが確定拠出年金だ。大半は企業単位で導入しているが、個人にも門戸は開かれている。税制メリットが大きいので、上手に活用したい。
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特集 Part3
あなたはいくらもらえる [シナリオ別][月収別] 年金受取額シミュレーション
2013年09月14日号 -
特集 Part4
【Column】 受給資格期間の短縮で 10年で年金がもらえる
2013年09月14日号現行の公的年金制度では、年金に加入していた期間(保険料を納付した期間と免除された期間の合計)が25年以上ないと、まったく年金を受け取れない。この基準が他の主要国に比べて長く、無年金者を増やす原因となっている。そのため、受給資格期間が10年に短縮されることになった。対象となるのは老齢基礎年金、老齢厚生年金、退職共済年金、寡婦年金(※)などである。
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特集 Part4
【家族と年金】 新制度が続々施行で もらえる人が増える
2013年09月14日号夫婦の働き方や婚姻の形で、もらえる年金が変わるケースがある。一方、制度改正で、新たに年金がもらえる人が出てくる。知っておけば得をする年金のノウハウをまとめた。
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特集 Part4
【Column】 持ち主不明はいまだ2000万件超 備忘録として使える年金手帳
2013年09月14日号かつて世間を騒がせた「持ち主不明の年金」問題。今は、日本年金機構から、年金記録の内容を確認する「ねんきん定期便」が毎年届くようになったが、それでも、持ち主不明の年金記録は2012年9月の時点で2200万件も存在している。