記事一覧:特集10409

  • 特集 Part4
    【Column】 口下手でも広い交友関係 経営者集めて勉強会も主宰

    2015年06月06日号  

    人見知りでシャイな人──。鈴木敏文会長を知る人は皆、口をそろえてそう語る。それは本人も認めるところで、「口下手だから」と公言してはばからない。それ故、“孤高の人”とのイメージが付きまとうが、交友関係は意外に華やかだ。

  • 特集 Part3
    【創造】 それぞれのメーカーの良さを 組み合わせなさいと言ってきた

    2015年06月06日号  

    「黒船がやって来る……!」。競合チェーンの幹部は、セブン-イレブンが近く出そうとしているある商品の情報をキャッチし、こう震え上がる。いったい、何が発売されるというのか。ずばり、セブンカフェのアイスカフェラテである。コンビニエンスストアのカウンターコーヒー人気の火付け役であり、2014年度に7億杯をも売り上げたセブンカフェには、実はこれまでブラックコーヒーしかラインアップがなかった。そこに、ついにカフェラテが加わろうとしているのである。

  • 特集 Part4
    【Column】 引退をにおわせる鈴木会長 後継は次男で決まりか

    2015年06月06日号  

    圧倒的な強さを誇るセブン&アイ・ホールディングス(HD)にも懸念事項はある。その最たるものが、鈴木敏文会長の後継者問題だろう。

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記者の目

  • 編集部 宮井貴之

    カレー物価指数と締切と時々ダイエット

     スパイスを買いそろえて自ら作るほどカレーライスが好きだ。もちろん食べ歩きも好きで、以前の職場にいたインド出身の同僚からお薦めの店を聞いては、開拓するのが日々の楽しみだった。
     だが、そんなささやかな趣味にも値上げの波が容赦なく押し寄せた。帝国データバンクによると、カレーライス1食当たりのコストを示す「カレーライス物価」が6カ月連続で最高値を更新したという。野菜の価格が下落した一方、コメ価格の高騰が全体を押し上げた。
     趣味を奪われると嘆いたものの、足元を見るとたるんだ腹が。原稿の締め切りが近づくたびに暴食してきたのだ。趣味を運動に切り替える好機か。そうポジティブに捉えることにしよう。

  • 副編集長 清水量介

    酔い止め対策で自動車需要喚起?

     かつては自動車の運転が好きで、マツダのロードスターに乗っていました。しかも、マニュアルです。
     ところが、今は自動車を所有していません。所有しない理由は二つです。「家から徒歩で1分程度のところにカーシェアの拠点が複数登場した」ことが一つ。
     もう一つは「子どもたちの車酔いが激しく遠出ができない」ことです。近場の移動だけに多大なコストがかかると思うと、所有する気が起こらないのです。都市部では、そんな人たちが増えているのではないでしょうか。
     自動車メーカーや部品メーカーの方々は、自動車需要の底上げのために「画期的な子どもの酔い止め」対策にトライしてみるのもいいかもしれませんね。

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表紙

特集自動車・サプライヤー非常事態

トヨタ自動車が空前の利益をたたき出す一方、サプライヤーは生産コストを価格に転嫁できず、苦境にある。部品メーカーが完成車メーカーに依存し支配される現状は、技術革新で出遅れる原因にもなっており、このままでは自動車業界が地盤沈下しかねない。サプラ…

特集2ビール 最後のバブル

ビール業界に追い風が吹いている。2023年秋の酒税改正によるビールの値下げで販売が上向いているのだ。ビール市場全体が縮小傾向にある中、ビール各社は最後のチャンスをどう生かすのか。最新動向を追った。