記事一覧:特集10409

  • 特集 Part4
    【Column】 口下手でも広い交友関係 経営者集めて勉強会も主宰

    2015年06月06日号  

    人見知りでシャイな人──。鈴木敏文会長を知る人は皆、口をそろえてそう語る。それは本人も認めるところで、「口下手だから」と公言してはばからない。それ故、“孤高の人”とのイメージが付きまとうが、交友関係は意外に華やかだ。

  • 特集 Part3
    【創造】 それぞれのメーカーの良さを 組み合わせなさいと言ってきた

    2015年06月06日号  

    「黒船がやって来る……!」。競合チェーンの幹部は、セブン-イレブンが近く出そうとしているある商品の情報をキャッチし、こう震え上がる。いったい、何が発売されるというのか。ずばり、セブンカフェのアイスカフェラテである。コンビニエンスストアのカウンターコーヒー人気の火付け役であり、2014年度に7億杯をも売り上げたセブンカフェには、実はこれまでブラックコーヒーしかラインアップがなかった。そこに、ついにカフェラテが加わろうとしているのである。

  • 特集 Part4
    【Column】 引退をにおわせる鈴木会長 後継は次男で決まりか

    2015年06月06日号  

    圧倒的な強さを誇るセブン&アイ・ホールディングス(HD)にも懸念事項はある。その最たるものが、鈴木敏文会長の後継者問題だろう。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…