記事一覧:特集 Part41826

  • 特集 Part4
    【Column】 電磁鋼板案件は氷山の一角 新日鐵住金、産業スパイ訴訟

    2014年08月30日号  

    日韓の二大鉄鋼メーカーが法廷で激突したのは、2012年10月。新日鐵住金が、方向性電磁鋼板の製造に関する営業秘密を不正取得したとして、ポスコと旧新日鐵OBに約1000億円の損害賠償を求めた訴訟が始まった。

  • 特集 Part4
    本業の鉄鋼回帰に挑む新会長 処方箋なき「内憂外患」地獄

    2014年08月30日号  

    「多角化路線は失敗した」──。5月19日、ポスコがソウルで開催した投資家フォーラム。国内外の関係者を前に、3月に就任したばかりの権五俊(クォン・オジュン)会長兼CEO(最高経営責任者)は、こうぶち上げた。スライドを使いながら鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)前会長の経営戦略の迷走ぶりを指摘、公然とあげつらったのだ。

  • 特集 Part4
    光陽&浦項、二大拠点ルポ ポスコ「鉄は国家」復権の幻想

    2014年08月30日号  

    韓国の鉄鋼最大手ポスコが危機にひんしている。3月に登板した権五俊会長は、本業・鉄鋼への回帰を掲げ、構造改革を急ぐ。だが、サムスンや現代自動車と比べても経営環境は厳しい。

  • 特集 Part4
    全国縦断 日本のテーマパーク

    2014年08月09日号  

    北から南までテーマパーク、レジャー施設それぞれの目玉アトラクションや注目点を一挙紹介する。

  • 特集 Part4
    【Column】 妖怪ウォッチに目もくれず 浅草と歩む花やしきの年輪

    2014年08月09日号  

    「頑張れ! 負けるな!」。リング上のヒーローに、子供たちの声援が飛び交う──。日本最古の遊園地、東京・浅草の花やしきでは今、オリジナルプロレス「ハナヤシキプロレスリング」が人気だ。

  • 特集 Part4
    イベントにファンが殺到 王者ワンピースの八面六臂

    2014年08月09日号  

    ハウステンボス復活の立役者となった「ワンピース」をはじめ、人気作品たちは八面六臂の活躍で、全国のテーマパーク、レジャー施設を盛り上げている。

  • 特集 Part4
    【Column】 世界遺産登録でも痛し痒し 富士山、富岡製糸場の事情

    2014年08月09日号  

    観光地の集客が飛躍的に増す“魔法”がある。昨年の富士山に続き、今年6月、群馬県富岡市の富岡製糸場が世界文化遺産に登録された。けれど手放しで喜んでばかりもいられない。

  • 特集 Part4
    金がなければ知恵を絞れ! 万年赤字脱した鉄道系遊園地

    2014年08月09日号  

    乗り物に投資ができないのなら、知恵で勝負するしかない。ユニークな宣伝で知名度を上げたひらかたパークと、資産を使い倒すイベントで入場者を倍増させたよみうりランドを例に見る。

  • 特集 Part4
    【Column】 海外からの輸入品が大半 知られざる乗り物の裏側

    2014年08月09日号  

    遊園地の乗り物は、大半が欧米からの輸入品ということをご存じだろうか。人気のアトラクションは展示会で注目され、パーク同士がかぶって輸入することも少なくない。

  • 特集 Part4
    50歳を過ぎても変われる! オジサン再生「六つの秘策」

    2014年08月02日号  

    61歳で現役バリバリの部長──。一般的な企業であれば、すでに定年退職しているか、もしくは定年後再雇用され、「戦力外のヒラ社員」として毎日を過ごしている年齢だ。世界的なファスナーメーカーのYKKでは、2000年に役職定年を廃止し、12年には定年の年齢を60歳から段階的に65歳まで引き上げることを発表した。14年時点の定年の年齢は61歳となっている。定年を延長する企業は他にもあるが、たいていは50代で役職定年を迎え、60歳になると業務内容や賃金体系も変わる。YKKのような例はまれだ。

  • 特集 Part4
    三浦雄一郎(プロスキーヤー・冒険家)インタビュー

    2014年08月02日号  

    「できない理由」はいくらでも挙げられます。でも、諦めたらそこで終わり。だから、やるだけやってみようと思いました。

  • 特集 Part4
    【Column】 顧問で派遣、クラウド活用 経験生かし定年後も活躍

    2014年08月02日号  

    全力で突っ走ってきた会社員人生を終えても、今の60代といえば、まだまだ若い。現役時代に培ったものが大きければ大きいほど、リタイア後に第二のキャリアとして生かす場が存在する。

  • 特集 Part4
    【Column】 「お荷物」社員の目が輝く 人事担当者必見の研修

    2014年08月02日号  

    企業の人事担当者の間でひそかに評価されている研修がある。エディフィストラーニングが3年前から行っている「部下のミッションマネジメント」研修だ。

  • 特集 Part4
    【Column】 人材不足の中小企業で戦力化 ものづくり支えたシニアの技

    2014年08月02日号  

    東京都大田区の町工場街。ここでは、元気に働く65歳以上の人が多い。メッキ処理加工の電化被膜工業では、従業員38人のうち9人が60歳以上だ。最年長で82歳の東城佶さんは、「健康のため」と、80歳を超えた今でもなお、朝8時~夕方5時のフルタイムで働く。

  • 特集 Part4
    待ったなしの“消滅”自治体 人口減少ランキングの衝撃

    2014年07月19日号  

    子どもの出生率は2005年の1.26を底に、1.43まで回復している。だが、実際に生まれる子どもの数は、出生率を母親の人数に掛けたものであり、母親となる若年女性が激減している中では、明るい兆しが見えているとは言い難い。

  • 特集 Part4
    王者GEが手にした真の“果実” 仏アルストム争奪戦の全内幕

    2014年07月12日号  

    ライバルに奪われるくらいなら取りにいく。仏アルストムをめぐる争奪戦は、重電業界の競争ルールを変えた。今、世界の強豪によるエネルギー覇権争いの火ぶたが切られた。

  • 特集 Part4
    田中久雄(東芝社長)インタビュー

    2014年07月12日号  

    彼らと協業していなかったら、蚊帳の外に置かれたかもしれない。でも、東芝は、火力事業ではGEと、次世代送電網ではアルストムと提携している。大型買収に打って出なくても、提携強化をするだけで、互いの弱点を補完し合い、全世界展開していける。巨大連合が誕生することで、むしろ商機は増える。

  • 特集 Part4
    宮永俊一(三菱重工業社長)インタビュー

    2014年07月12日号  

    本来ならば、ビッグディールには主体的に関わり、マジョリティを握る方が良い。いかんせん、アルストムのディールでは、シーメンスと共に途中から参戦したので主体的に関わることができなかった。だが、われわれが共同提案をした結果、GEが当初の完全買収案から50%出資の合弁案へと大幅な譲歩を迫られた。完全買収案が通ればGEに圧倒的な差をつけられていた。われわれの提案が受け入れられなかったのは残念だが、一定の防御ができたという意味では、60点、70点くらいは頂けるんじゃないでしょうか。GEとアルストムが完全融合するまで2~3年はかかり猶予はある。今年度中に主役としてディールに参加する準備をしたい。

  • 特集 Part4
    東原敏昭(日立製作所社長)インタビュー

    2014年07月12日号  

    主役になれないわけではない。業界集約化が加速するのは間違いないし、そうした動きから目を背けているわけではない。アルストムの売却対象のメインは火力発電設備だった。火力事業は、三菱重工との合弁体制を築いたばかりである上、こうしたコモディティ化されていく事業を日立は追うべきではないという判断だ。

  • 特集 Part4
    日の丸重電3社トップを直撃! 独占インタビュー

    2014年07月12日号  

    アルストム争奪戦が号砲となり、ビッグディール時代が到来した重電・エネルギー業界。世界再編の動きから脱落したかのように見える日系重電メーカーに活路はあるのか。いかにして、GE、シーメンスら「世界の巨人」と互して戦い、M&Aへの参戦権を獲得するつもりなのか。日立、東芝、三菱重工の3社長を直撃した。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…