記事一覧:高橋洋一の俗論を撃つ!17件
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高橋洋一の俗論を撃つ!
アベノミクスがまだわからない人へ
2013年4月18日アベノミクスは金融政策がすべてといってもいい。そのキモはマネタリーベースの増加が人々のインフレ予想率を高めるという点だ。だが、経済学者の中には、あやまった認識のもとに、今回の金融政策を批判する人もいる。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
財務省の「公取」植民地化を是認した 国会同意人事ルール撤廃の光と影
2013年2月21日与野党が国会同意人事ルールの撤廃で合意した。これでマスコミは日銀総裁人事を自由に報道できる。一方、公取委委員長人事に民主党は賛成するという。これは同時人事ルールの狙いであった官僚支配の防止が、崩れ去ったことを意味している。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
日銀総裁「異例」の辞任の読み方 さて、次の総裁はだれが適任か
2013年2月6日日銀の白川総裁が任期途中で異例の辞任を発表した。これを受けて為替は円安に動いた。これを見る限り遅すぎた辞任と言えるだろう。では、次の日銀総裁はどのような資質を持った人が適任だろうか。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
一挙公開!「インフレ目標」批判へのFAQ 【その1】インフレ目標「無効論」を検証する
2012年12月27日12月に開かれた日銀の金融政策決定会合で、日銀はインフレ目標設定に前向きの姿勢を見せた。だが依然として、インフレ目標に対する反対論がくすぶる。そこで2回にわたり「インフレ目標」に対する反論に反論する。今回は無効論を検証する。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
「安倍緩和」に議論百出! 金融緩和に関する6つの疑問に答える
2012年11月29日安倍晋三自民党総裁が打ち出した金融緩和政策に、市場は素直に反応して、円安、株高になっている。一方、金融緩和の効果を疑問視する意見もある。それらの疑問はおよそ6つにまとめられるので、今回はそれらに答える。
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12月16日総選挙決定! 景気後退下のいま本当に争点とすべきこと
2012年11月15日14日の党首討論で、野田首相が16日解散を明言して、12月16日投開票と決まった。首相は「TPPを争点に」というハラらしいが、景気後退が始まった今、選挙の争点は果たしてそれでよいのか。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
デフレの責任は誰にあるのか 政府・日銀「共同文書」の奇妙さ
2012年11月1日30日、日銀は2カ月続けて金融緩和を決めた。デフレ脱却に向けた政府・日銀「共同文書」も、初めて発表したが、その中身を見るとデフレ対策にも矛盾があり、日銀の責任をあいまいにする奇妙なものになっている。
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偏向する大マスコミの報道 これが本物のIMFの指摘
2012年10月18日先週、東京でIMF・世界銀行年次総会が開かれた。日本のマスコミは中国要人の欠席と財政再建路線の容認ばかりを報道しているが、実はIMFは「財政健全化を急ぎすぎるな」というメッセージを送っているのだ。
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「フェアウェル内閣」と酷評される 野田改造内閣で面白そうな閣僚の面々
2012年10月4日野田首相が内閣改造は「フェアウェル内閣」だと、散々な言われようだが、意外と面白そうな人もいる。注目は、原発推進派の田中真紀子文科相と、デフレ脱却に強い意志を見せる前原誠司国家戦略相だ。前原氏には日銀法改正の期待もかかる。
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自民党総裁選 誰が選ばれると一番株高になるか
2012年9月20日次期総選挙では、政権交代となると予想され、自民党の新しい総裁は首相になる可能性が高い。同じ党だけに政策に大きな違いはないが、金融政策については微妙な違いがある。さて、5人の候補のうち、誰が総裁になれば、株高になるかを占ってみよう。
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野田政権誕生1年 民主党政権のパフォーマンス総点検
2012年9月6日野田政権が誕生して1年。この機会に、過去3年にわたる民主党政権のパフォーマンスをみてみよう。領土問題では足下を見られ、株価、名目GDP、失業率ともに低迷している。デフレについては、いまや日銀は人口動態のせいにしているという有様だ。
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次期総選挙の争点は 維新の会が掲げる消費税の地方税化だ
2012年8月23日「近いうち」解散・総選挙という情勢の中で、台風の目は橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」である。同会の政策のセンターピンは、地方分権とその財源としての消費税の地方税化。地方分権にして国のかたちを変えるのか、それが次期総選挙で問われている。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
公共投資増に蠢き出した 消費税増税の政治経済学
2012年6月28日26日の衆議院本会議で消費税増税法案が、賛成3分の2という圧倒的多数で可決された。総選挙で奇跡でも起こらない限り、この決定を覆すのは難しい。民・自・公の増税翼賛会の間では、国民から巻き上げたカネで、公共投資を増やそうという動きが、すでに出ている。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
6・13 国会公聴会 私が述べた消費税増税反対の10大理由
2012年6月14日6月13日、衆議院の公聴会で、公述人として意見を言う機会があった。消費税増税審議が最終局面を迎えた今、渾身の力でまとめ上げた、増税反対の10大理由をここで述べる。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
急にクローズアップされた生活保護問題 デフレ脱却と「負の所得税」が合理的な解決策
2012年5月31日生活保護問題が急にクローズアップされた。生活保護の増加の背景に不正受給があると思われているからだ。だが、増加の主な要因は不正受給だけではない。金融政策によるデフレ脱却と「負の所得税」の導入、この両輪で生活保護問題は合理的に解決できるだろう。
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高橋洋一の俗論を撃つ!
日本の貿易収支が赤字転落で 本当に国債は暴落するのか
2012年2月23日日本の貿易収支が31年ぶりに赤字となった。「お先真っ暗」と感じた人も多いだろうが、経常収支(貿易収支)の黒字・赤字と、GDP成長率や金利との間には一義的な関係はない。経常赤字危機説を煽る人たちの狙いは別のところにある。
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米FRBのインフレ目標導入で 日本銀行大慌て
2012年2月9日バーナンキ議長率いるFRB(連邦準備制度)がついにインフレ目標の導入に踏み切った。これに慌てたのがインフレ目標を頑強に拒んでいた日銀。「あれはインフレ目標ではない」と火消しに躍起だが、その論拠、実績は足もとから崩れている。