記事一覧:財部誠一の現代日本私観6件
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財部誠一の現代日本私観
「鴻海ありき」に陥ったシャープの危機的な未来
2012年9月26日巨額赤字決算を余儀なくされたシャープ。世界最大の製造専門メーカー・台湾の鴻海精密工業との資本提携を進めているが、董事長の郭台銘氏の記者会見ドタキャン事件などもあり、不安は尽きない。シャープはいったいどうなってしまうのか。
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財部誠一の現代日本私観
なぜ日本語で歌いながら世界でブレイクできたのか 「由紀さおり」というイノベーション
2012年7月31日由紀さおりが米国のジャズオーケストラ“ピンク・マルティーニ”とコラボレーションしたアルバム『1969』が昨年、世界で大ヒットした。時ならぬ「由紀さおり」の大ブレイクに多くの日本人は驚き、心を躍らせたが、なぜ彼女は突如として世界でブレイクしたのだろうか。
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財部誠一の現代日本私観
「今治タオル」復活にみる地場産業再生の道
2012年7月3日かつて愛媛県今治市周辺はタオルの産地として全国にその名を知られたが、廉価な中国産に押され、今治タオルは存亡の危機にさらされてきた。しかし、そんな今治産地が今、反転攻勢に転じている。なぜ窮地に追い込まれた地場産業が復活できたのか。
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財部誠一の現代日本私観
コンビニは第2の成長期に突入 “カット野菜”の進化が示すローソンの未来
2012年5月22日流通業界は十数年続く連続減収からついに抜け出し、V字回復を実現した。特にローソンは今年、史上最高決算が達成。その背景にあるのが、ローソンが“泥炭の苦しみ”の乗り越えて推し進めてきた「生鮮のコンビニ化」だ。
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財部誠一の現代日本私観
ミャンマーの街は日本製中古車だらけ! 激動の国でトヨタ、大和証券が存在感を増す理由
2012年4月11日政治改革とともに激変するミャンマー情勢を受け、今年に入ってから日本企業のミャンマー詣でも急増した。現地を訪れた日本人を驚かせるのがトヨタをはじめとした自動車メーカーや、金融で存在感を増す大和証券・三井住友銀行の活躍だ。
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財部誠一の現代日本私観
家電メーカー全滅決算の読み方
2012年2月24日巨額赤字や大規模な人員合理化など、エレクトロニクス業界の本年度決算説明会は惨憺たるものとなった。しかし、ソニー、シャープ、パナソニックが巨額赤字に苦悶する一方で、じつは日立は2000億円もの黒字を計上する。その差はいったいどこにあったのか。