記事一覧:公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略8件
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
業績好調のクロネコヤマトでも越えられぬ 収益拡大の前に立ちはだかる「官の壁」
2013年3月22日優良企業の代表の一つに上げられるヤマト・ホールディングス。だが、タカダ式操業度分析を当てはめると、利益を最大にする売り上げに対して操業度は低い。それを上げるには、「官の壁」が立ちはだかっている。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
日本を襲う「超円高→超円安」という往復びんた 石油元売り業界の「円安限界点」はどこか
2013年2月22日アベノミクスを囃して為替は円安に動いているが、日本は貿易立国であっても輸出立国ではない。円安は輸入産業に打撃を与える。その代表である石油業界について「円安限界点」を論じてみたい。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
インカムゲイン型のKDDIは、キャピタルゲイン型のソフトバンクを追撃できるのか
2012年12月7日今回は、近づきつつある「電脳化社会」の足音に耳をそばだてながら、iPhoneなどを扱うKDDIとソフトバンクを経営分析の俎上にのせることにした。ただし、ソフトバンクは前回で取り上げたので、メインはKDDIとする。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
ソフトバンクは「電波を売る不動産業」 兵站が伸びきったM&A戦略の先に何があるのか
2012年11月30日筆者の分析結果によれば、ソフトバンクのビジネスモデルは「電波を売る不動産業」になる。第60回コラムでは、マクドナルドが「ハンバーガーを売る不動産業」であることを証明した。今回はソフトバンクに当てはまるのかどうかを検証してみる。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
消費増税の起爆装置「経済成長率3%」の落とし穴 稼働率50%未満の日本経済のGDPは奈落の底へ
2012年11月9日今回は、国内総生産GDPや国民所得NIというマクロ経済指標を、「管理会計の視点」から眺めたらどうなるか、ということを紹介しよう。経済学者やエコノミストたちの「立ち位置」からは見ることができない「日本経済の姿」を調べてみようという試みだ。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず 人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
2012年9月28日「固定費って『想定以上に』削減を進めていいものなのか?」新聞等のメディアの報道を見ていて、筆者がときどき思うことである。今回はNECと富士通のデータを用いて、その真偽を検証してみたい。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
拝啓、上場企業殿。自らの「コスト管理の欠陥」を棚に上げて、下請け企業へ「コストカット」を強要するなかれ
2012年8月17日飲料業界には「季節変動」という特徴がある。それを利用して、上場企業などで取り組まれている「コスト管理」がとんでもない欠陥を抱えている事実と、その欠陥そのものが「下請けイジメ」に転化されている事実を、以下で解き明かしていくことにする。
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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
DeNAとグリーの“ライフサイクル”“生産性”分析から ニッポン企業“低収益性問題”の核心まで見えてきた
2012年2月17日飛ぶ鳥を落とす勢いの新興ゲーム企業であるDeNAとグリー。ビジネスのライフサイクルや生産性分析を進めていくと、ニッポン企業が陥っている「低収益性問題」の核心まで見えてきてしまった。