記事一覧:岸博幸のクリエイティブ国富論6件
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岸博幸のクリエイティブ国富論
WBC敗戦から考える日本経済の本当の問題点
2013年3月22日あるテレビ番組で野球解説者の赤星憲広さんとご一緒する機会があったので、「WBCで日本代表が負けた原因は何か?」を聞いてみました。赤星さんが指摘したポイントの1つは、多くの日本企業の不振の原因と同じだと思わざるを得ませんでした。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
ライオンズ球団が埼玉から消える日
2013年3月15日上場目前まで再建を進めてきた西武HDと最大株主の米国ファンド・サーベラスとの対立が大きく報じられています。サーベラスがTOBで株を買い増し、重要決議事項を拒否できる1/3以上の持ち株比率を確保し、西武への影響力を高めようというのです。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
自民党の政権公約で本当に日本経済は再生するか? “大胆な金融緩和”に隠れたバラマキ政策への警鐘
2012年11月30日12月16日の衆院選では自民党の圧倒的な優位が報道されています。一方、各種の世論調査では、衆院選で重視する政策として景気対策が上位に来ています。では、自民党の政権公約に記される経済政策で日本経済が再生することはできるのでしょうか。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
報道されないJAL再生の問題点
2012年9月7日9月19日にJALが再上場します。しかし、それは過剰な政府支援の結果に他ならず、自力で経営を行ってきたANAとの競争上の不公平を生じさせています。この不公正是正に関する動きがこの1ヵ月の間にあったのですが、なぜかほとんど報じられていません。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
ソニーが示す日本にとっての危険な兆候
2012年4月13日ソニーが12年3月決算で5000億円超の赤字となる見通しと、1万人規模の人員削減を行うことを明らかにしました。ソニーやパナソニック、シャープといった電機メーカーが大規模リストラに着手していることは、2つのインプリケーションを示しているといえます。
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岸博幸のクリエイティブ国富論
東電を矢面に立てる経産省の姑息さ
2012年4月6日4月1日から東電の企業向け電気料金が値上げされ、当然ながらメディア上では東電への批判が目立ちます。値上げに至るまでの東電の対応のずさんさを考えると当然ですが、ある意味で東電以上に批判されるべきは経産省であることも忘れてはいけません。