記事一覧:起業人49

  • 林 高生(エイチーム社長)

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    林 高生(エイチーム社長)

    2013年1月5日号  

    2012年8月、米国のグーグルプレイの人気ゲームランキングに日本発のソーシャルゲームがベスト3入りした。そのゲームは「ダークサマナー」。名古屋に本社を置くエイチームが自社開発したゲームで、日本のゲームは米国で通用しないという業界の定説を打ち破っ

  • 竹田正俊(クロスエフェクト社長)

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    竹田正俊(クロスエフェクト社長)

    2012年12月22日号  

    もしも、手術前に自分の臓器で医師がリハーサルをしてくれたら──。竹田正俊率いるクロスエフェクトが開発した「心臓シミュレーター」を使えば、その夢が実現するかもしれない。 「正確に再現された私の心臓です。重さも私の心臓とほぼ同じ400グラムです」

  • 松田真次(松田技術研究所社長)

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    松田真次(松田技術研究所社長)

    2012年12月15日号  

    2008年9月、松田技術研究所の社長、松田真次の元に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から一本の電話が入った。小惑星探査機「はやぶさ」から回収されるカプセルを日本に運ぶのに、力を貸してほしい──。着陸想定地はオーストラリアの砂漠地帯。そこから日本まで輸送する間に、万が一にもカプセルが破損するようなことがあってはならない。小規模ながら、輸送用の防振サスペンションで高い評価を得ていた、同社の技術力を買われての依頼だった。

  • 野村秀輝(ビューティガレージ社長兼CEO)

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    野村秀輝(ビューティガレージ社長兼CEO)

    2012年12月8日号  

    日本全国に35万軒ほどある美容院や理髪店。そんな街のサロン経営者たちをサポートする“正義の味方”と公言するベンチャー企業がある。ビューティガレージは、美容業界で働くプロ向けの日本最大の通信販売サイト(会員15万2000社)を運営している。シャンプーやワックスなど消耗品から、椅子や鏡、専用機器まで約30万点超の商品を格安で、クリック一つで仕入れられる。 また全国12のショールームでは、閉店や改装のため不要になったサロン用の椅子や棚などを買い取っては、修理やメンテナンスをした上で、格安で中古販売をしている。

  • 山崎秀人(アスリートプランニング社長)

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    山崎秀人(アスリートプランニング社長)

    2012年12月1日号  

    アスリートプランニング社長の山崎秀人の元には、ある特徴を持った学生を求めて大手企業からひっきりなしに連絡が入ってくる。その特徴とは、勉強だけでなくスポーツもでき、組織文化に慣れ、何よりタフで折れにくい心を持ち合わせていること。企業が新卒採用で必ず押さえておきたいと考える人材だ。

  • 石見 陽(メドピア社長)

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    石見 陽(メドピア社長)

    2012年11月24日号  

    毎月2000人のハイペースで医師会員を増やし、医療業界から注目を集めるウェブサイトがある。医師に限定したソーシャルコミュニティサイト「MedPeer」(メドピア)だ。医療現場での疑問を意見交換する掲示板などさまざまなコンテンツがそろい、会員数は約5万人。日本の現役医師の数は約25万人なので、およそ5人に1人が利用していることになる。

  • 五十嵐 幹(クロス・マーケティング社長)

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    五十嵐 幹(クロス・マーケティング社長)

    2012年11月17日号  

    企業が新しい商品やサービスを世に送り出す際、規模や動向といった市場調査を行い、データを集計・分析するマーケティング調査。市場ニーズを知ることで的確な経営判断につなげるのが狙いだ。かつては対面やアンケート方式で実施されていたマーケティング調査だが、インターネットの普及により身近で手軽なものになった。クロス・マーケティングは、このインターネット調査の分野で1000万人という業界最大規模の調査対象者を抱える企業だ。

  • 金川裕一(キューアンドエー社長)

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    金川裕一(キューアンドエー社長)

    2012年11月10日号  

    1996年。パソコンが家庭に普及し始めた当時、横河電機で30歳前後の若手社員7人が集められ、新規事業を立ち上げるためのプロジェクトチームが結成された。日夜企画を練る中で、チームが事業のコンセプトとして打ち出したのが、「IT時代の街の電器屋」。地域密着型のパソコン販売店を展開し、幅広い世代が機器を使いこなせるように、手厚くサポートするというものだった。

  • 中村友哉(アクセルスペースCEO)

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    中村友哉(アクセルスペースCEO)

    2012年11月3日号  

    「夢があっていいね」ほめ言葉にも聞こえるこのセリフを聞くたびに、落胆してきた男がいる。アクセルスペースのCEO、中村友哉だ。アクセルスペースは、重さ100キログラム以下の超小型人工衛星を独自で設計開発する、世界を見渡しても他に例を見ないベンチャー企業だ。

  • 中村真一郎(ウィンコーポレーション社長)

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    中村真一郎(ウィンコーポレーション社長)

    2012年10月20日号  

    ウィンコーポレーションは、ドライバー・運輸専用の人材派遣サービス企業だ。運輸に特化した派遣会社で、同業はほとんどない。軽自動車を利用した宅配業務の受託では関東で最大手である。創業者の中村真一郎が23歳のとき、カネをためるために飛び込んだのが、佐川急便だった。

  • 柴野豪男(サクセスホールディングス代表取締役社長)

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    柴野豪男(サクセスホールディングス代表取締役社長)

    2012年10月13日号  

    長引く景気低迷によって、共働き世帯が増加。保育所に通う児童数は毎年数万人規模で増え続けている。少子化時代だから保育所事業は伸びないと考えるのは早計で、むしろニーズは着実に増えている。その受け皿として拡大しているのが、株式会社による保育所運営だ。神奈川県藤沢市に本拠を構えるサクセスホールディングスも、そんな企業の一つ。

  • 長谷部和彦(ディー・アイ・コンサルタンツ代表)

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    長谷部和彦(ディー・アイ・コンサルタンツ代表)

    2012年10月6日号  

    小売店や飲食店が新規出店を計画しているときにとりわけ重要なのが、売上高がどのくらいになるかを予測することだ。売上高が予測を大きく下回れば赤字店となってしまう。つまり、正確な売上高予測ができるかどうかは多店舗展開を行う流通業の生命線である。

  • 山崎智士(サティス製薬代表取締役)

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    山崎智士(サティス製薬代表取締役)

    2012年9月29日号  

    かつてこんな起業があっただろうか。山崎智士が化粧品OEM(相手先ブランドでの製造)会社、サティス製薬を創業したいきさつは、あまりにも常軌を逸していた──。

  • 中村貞裕(トランジットジェネラルオフィス社長)

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    中村貞裕(トランジットジェネラルオフィス社長)

    2012年9月22日号  

    “世界一の朝食”として知られるカフェレストラン「ビルズ」、カフェブームの先駆けとなった「サイン」、デザイナーズホテルの先駆けである「クラスカ」……。これら話題の店を次々と手がけているのが、トランジットジェネラルオフィス社長の中村貞裕だ。

  • 徳重 徹(テラモーターズ社長)

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    徳重 徹(テラモーターズ社長)

    2012年9月15日号  

    「日の丸メーカーが苦戦する時代に、志を共にする若い社員たちと、日露戦争に勝利した日本のような世界史の奇跡を起こすこと。それが、私の『坂の上の雲』です」──。

  • 尾上 徹(バリューデザイン代表取締役CEO)

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    尾上 徹(バリューデザイン代表取締役CEO)

    2012年9月8日号  

    2000年夏、尾上徹はフランス・カンヌで開かれた携帯電話の展示会のブースで右手にカードを握り締め、必死に考えを巡らせていた。

  • 須田将啓、田中禎人(エニグモ共同最高経営責任者)

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    須田将啓、田中禎人(エニグモ共同最高経営責任者)

    2012年9月1日号  

    7月24日、東京証券取引所にファッショナブルな一行が現れ、注目を集めた。その中心にいるのは大人気の服飾・雑貨輸入販売仲介サイト「BUYMA(バイマ)」を運営するエニグモの創業者である須田将啓と田中禎人。この日、エニグモは東証マザーズに上場した。

  • 経沢香保子(トレンダーズ社長)

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    経沢香保子(トレンダーズ社長)

    2012年8月18日号  

    「就職先として人気があるのはうれしいです」経沢香保子が社長を務めるトレンダーズは、女子大学生から人気の高い企業として知られる。従業員数70~80人の会社で、十数人の募集枠に、女子学生を中心とした新卒者が毎年2万人以上も押し寄せるのだ。

  • 冨田 洋(ジオ・サーチ社長)

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    冨田 洋(ジオ・サーチ社長)

    2012年8月4日号  

    「出動だ」。昨年3月11日。ジオ・サーチ社長の冨田洋は、社内で大きな揺れを感じた直後、心の中でそう叫んだ。ジオ・サーチは道路下の空洞や橋の亀裂といった欠陥を発見・診断する建設コンサルティング会社。冨田は災害時にこそ企業としての役割が問われるという強い思いから、東日本大震災の3日後には被災地に調査部隊を派遣し、徹夜で作業に当たっていた。

  • 阿部公祐(ファンデリー社長)

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    阿部公祐(ファンデリー社長)

    2012年7月28日号  

    血液検査の結果や食事制限の内容を電話で伝えると、自分の体にピッタリの食事を冷凍の弁当にして、自宅に宅配便で届けてくれる──。 ファンデリー社長の阿部公祐は、それまで表舞台に出ることが少なかった栄養士たちの専門性を生かし、新たなビジネスモデルで健康食の宅配サービスに新風を吹き込む挑戦者だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…