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2024年6月15日号
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今週の週刊ダイヤモンド2024年6月15日号[950円]

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特集 賃上げの嘘!本当の待遇と出世

三菱UFJ「年齢不問で2000万円台半ば」の役職登場/野村證券超高額ボーナス実額/NTT新制度で管理職に激震/日立の賃上げの裏に実力主義/サブコンがゼネコンの給料逆転/公務員900人アンケート/コンサルは下っ端でも2000万円/武田薬品、サントリー、百貨店…

ココが見どころ

「賃上げだ!」と喜んだら、降格&減収の危機に?中高年襲う人事制度&出世の激変

『週刊ダイヤモンド』6月18・15日合併特大号の第1特集は「賃上げの嘘!本当の待遇と出世」だ。世間では過去最高の賃上げのニュースが続いている。しかし、取材を進めると、単なる賃上げにとどまらない企業の明確な意図が見えてくる。特に中高年には減収と降格の危機が忍び寄る。主要企業で進む待遇と出世の激変に迫る。

目次

24年6月8日・15日合併特大号

  • 【特集】賃上げの嘘! 本当の待遇と出世

  • 「Part 1」編集部の徹底取材で判明! 本当の待遇と出世の構図

  • 甘い話には罠がある? 企業の真の狙いに迫る!
  • (NTT) NTTが見せたジョブ型への本気度 「担当課長」のポストにメス
  • (コンサル) 大手外資系から新興ファーム転職で倍増も! 給与引き上げ合戦に新展開
  • (証券) 野村證券は実質ベアなしでも年収大幅増 実力主義の徹底を優先
  • (武田薬品工業) 春闘の賃上げは「焼け石に水」 武田薬品エースMR実質減収
  • (百貨店) 「給料が安くても夢がある」のは昔話? 大手百貨店の賃上げ事情
  • (メガバンク) 三菱UFJ銀で賃上げ&新制度開始 年齢不問で年収は部長級
  • (ゼネコン・サブコン) きんでん、大気社は年収1000万円超え ゼネコンとサブコンの序列逆転
  • (ビール) 新給与テーブルの実額を公開! サントリーは実力主義へ
  • (電機) 電機各社"ベア横並び"でも給与格差 日立で「年収の下克上」?

  • 「Part 2」データとアンケートで丸裸に! 年収格差と渦巻く不満

  • ドケチ&大盤振る舞い200社の実名 儲かってるのに賃上げしない?
  • 口コミ分析 「給与」の不満投稿が多い企業トップ10 ワーストワンは日本生命
  • 公務員アンケート 国家公務員40代管理職の憂鬱! 10年間、年収1000万のまま


  • 【特集2】なぜ池井戸作品に魅せられるのか


  • 【新連載小説スタート!】池井戸 潤氏『ブティック』


  • 【News】

  • (Close Up)大和証券Gがあおぞら銀行らと提携 「二大変化」で合従連衡が加速へ
  • (Interview)荻野明彦●大和証券グループ本社社長
  • (Close Up)三井住友建設が次期経営体制を発表も「社長解任」決行の社外取が続投

  • 「政策マーケットラボ」

  • レパトリ減税とNISA国内投資枠 円安抑止の効果を検証
  • 唐鎌大輔●みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト
  • 物価上昇率2%定着なら日銀利上げ着地点は1.5%か
  • 河野龍太郎●BNPパリバ証券経済調査本部長チーフエコノミスト

  • 「Data」

  • (数字は語る)
  • 34.1% 4月末の実質実効為替レートの過去20年の平均に対する減価率●須田美矢子


  • 【政治経済】

  • (寄稿)
  • 物価はインフレ予想でなく生産費用と利潤で決まる
  • 吉川 洋●日興リサーチセンター研究顧問・東京大学名誉教授
  • 山口廣秀●日興リサーチセンター理事長
  • 阿部 將●日興リサーチセンター理事長室 前室長代理


  • 【連載・コラム】

  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 佐藤 優/次世代リーダーの教養
  • 小林快次/大人のための最先端理科
  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2024年6月22日号

特集コンサル大図鑑! 給料・序列・転職…「勝ち組」を徹底解剖

特集2三井が首位奪還、住商が危機商社の下克上

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読のご案内

記者の目

  • 副編集長 清水量介

    日本は先進国並みの賃金を実現できるのか?

     経済メディアに関わるようになって二十数年がたちます。
     その間、株価の上下、景気の変動を繰り返してきましたが、賃金だけは〝変動〟が一切ナシ。他の先進国諸国の賃金が伸び続ける中、日本は1990年代初頭の水準に、長らく甘んじてきました。
     それが、ここにきて、過去最高レベルの賃上げが続出。株価、景気と同じくらい賃金は経済の重要な要素です。にもかかわらず、二十数年でようやく上昇局面にお目にかかれたというのは、複雑な心境です。
     しかし、実質賃金はマイナス傾向のまま。日本の賃金が他の先進国レベルまで上昇するのを、私のキャリアが終わるまでには見てみたいものです。

  • 編集部 重石岳史

    コロナ禍を経て気付く「日常の変化」

     企業の決算書は、時に私たちの日常の変化を映す鏡となります。例えば鉄道各社の決算によれば、鉄道運輸収入はコロナ禍前の水準に戻りつつありますが、定期券の収入は回復が遅れています。リモートワークなどの普及で働き方が多様化した影響とみられ、かくいう私も定期を買わなくなった一人です。
     そういえば先日、中学生の子どもの授業参観をした際、当たり前のようにタブレットが使われていることに感心しました。コロナ禍を経て授業のIT化が進んだ印象です。
     日常が微妙に変化している。それは企業にとって、ビジネスチャンスにもピンチにもなり得る。そんな視点で決算を読み解けば、ポストコロナ時代の先が見えてくるかもしれません。

先週号の案内2024年6月1日号

表紙

特集大再編 キャリア新序列 薬学部淘汰 薬局・薬剤師 勢力激変

何年にもわたって薬局は、淘汰・再編が叫ばれてきた。安定した利益を得られる調剤ビジネスを拡大しようと薬局が乱立し、コンビニエンスストアを上回る6万店にまで膨れ上がった。出店余地がなくなってくると、買収合戦がヒートアップした。そして今、局面は変…

特集2エネルギー動乱

「ダイヤモンド・オンライン」で人気の長期連載「エネルギー動乱」では、業界のプレーヤーの動向やエネルギー情勢など森羅万象に迫っている。配信済みの記事の中から、業界団体のトップ人事やカルテル事件、原子力発電所の再稼働問題など、激動の大手電力会社…