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2024年3月23日号
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今週の週刊ダイヤモンド2024年3月23日号[900円]

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特集 弁護士 会計士 税理士
激変する仕事、序列、稼ぎ方・・・

弁護士・会計士・税理士は、企業にとって最も身近な士業だ。その3大士業は経済界で叫ばれるガバナンス向上、それを実現したい金融当局の要請、さらに生成AI に代表される最新テクノロジーなど、方々から変化の波を受けている。仕事や稼ぎ方、業界内序列に影響を与えている地殻変動の深層をレポートする。

ココが見どころ

10大法律事務所を大解剖!満足度調査、年収、出世…ベールに包まれたエリート集団の内情とは

10大法律事務所を大解剖!満足度調査、年収、出世…ベールに包まれたエリート集団の内情とは

目次

特集弁護士 会計士 税理士 激変する仕事、序列、稼ぎ方・・・

  • 【Part 1】仕事、キャリア、年収で明暗 弁護士"非情"格差
  • 企業不祥事を調べる調査委員会が乱立 四大が「量」で圧倒! 新興勢も
  • 大手法律事務所を大解剖 四大若手弁護士の満足度は?
  • 弁護士ら関与の報告書が免罪符に? 「お手盛り委員会」量産の実態
  • 弁護士会から除名の東京ミネルヴァは 「過払い金バブル」のあだ花
  • SNSではやりの「国が認めた借金減額」 カジュアルな債務整理のわな
  •  
  • 【Part 2】処分増加、業務激増、若手の監査離れ・・・ 会計士の受難
  • 検査と訴訟で大揺れの名門・東陽 「8カ月検査」と前理事長"辞任"
  • 行政処分が引き金に「大再編時代」突入 "受け皿"太陽の後釜は?
  • 首都圏&繁忙期なら日当10万円!? 会計士「バイト監査」の深層
  • 「監査証明業務」売上高の増収率ランキング 大手では太陽が19%増で最大 値上げで"本業"増収が続出
  • 「非監査証明業務」売上高の増収率ランキング PwC Japanが増収額トップ 方針分かれるコンサル注力度
  • 「会計士1人当たり売上高」ランキング 3位トーマツは理想的な改善 規模に見合った効率性が「吉」
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  • 【Part 3】コロナが起爆剤で人気復活へ 序列上昇の税理士
  • 最大手の辻・本郷が狙う新事業 税理士業界「次の鉱脈」とは
  • ベリーベストが「脱・日本M&Aセンター」へ M&A仲介業参入の勝算
  • 税理士資格取得への近道であり王道! 試験科目免除大学院の選び方
  • 〈Column〉税理士の業務を劇的効率化 「税務相談ロボット」の衝撃

特集2DeNA 医療データ乱用

News

  • 【Close Up】楽天「市場」で無料回線"バラマキ"奏功 法人契約「100万回線」の真相

特別インタビュー

  • 安定的な2%物価上昇は既に達成
  • マイナス金利は「早期解除を」
  • 山口廣秀(日本銀行元副総裁、日興リサーチセンター理事長)

ウォール・ストリート・ジャーナル発

  • 【社説】米共和党、トランプ氏に3度目の賭け
  •  
  • エヌビディア主導の株式相場で生きる術

政策マーケットラボ

  • 株価と半導体の「日米連動」 日経平均4万円台の「虚の部分」
  • 熊野英生(第一生命経済研究所首席エコノミスト)
  •  
  • 市場を動揺させる経済指標 問われる統計を読み解く力
  • 長井滋人(オックスフォード・エコノミクス在日代表)

データ

  • 【数字は語る】
  • 3380兆円 1989年末から2011年末にかけて生じた不動産・金融資産のキャピタルロスの累計額(小林俊介)

ダイヤモンド・オンライン発

  • 「ファミマのスウェット」なぜ人気? コンビニの常識破り"2990円の高値"でも売り切れるワケ

連載・コラム

  • 井手ゆきえ/カラダご医見番
  • 池上彰と増田ユリヤの世界最前線
  • 藤井啓祐/大人のための最先端理科
  • 牧野 洋/Key Wordで世界を読む
  • 山本洋子/新日本酒紀行
  • 菅 義偉/官邸の決断
  • 深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
  • Book Reviews/佐藤 優/知を磨く読書
  • Book Reviews/オフタイムの楽しみ
  • Book Reviews/目利きのお気に入り
  • Book Reviews/ビジネス書ベストセラー
  • 後藤謙次/永田町ライヴ!
  • From Readers From Editors
  • 世界遺産を撮る

次号予告

2024年3月30日号

特集凄腕シニア投資家が教える 株式運用術

特集2TSMCvsインテル AI半導体決戦

※特集タイトルや内容は、変わることがあります。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 永吉泰貴

    DeNAに届かない声

     第2特集「DeNA 医療データ乱用」を担当しました。医療データ販売は公益に資する事業ですが、高い倫理性も必須です。そのことをどう伝えるかに腐心し、私自身も考えさせられました。
     オンライン記事の読者からは、さまざまな情報提供を頂きました。中にはDeNAの関係者もおり、勇気ある行動に心より敬意を表します。
     7年前のWELQ騒動の報告書には、会社の再起を願う社内の声が紹介されています。「我々はベンチャーであると言って社会的公正を後回しにされることは許されない」。
     DeNAには、このような声を真摯に受け止めてほしいと思います。要配慮の個人情報を扱うに足る体制だったのか、まずは自ら調査に踏み切るべきです。

  • 編集部 重石岳史

    弁護士もさまざま、だから面白い

     仕事柄、弁護士を取材することは多いですが、一口に弁護士と言っても、さまざまな種類の人がいることに気付かされます。
     例えば新聞社の地方支局で司法記者をしていた頃、お金がない刑事被告人の国選弁護ばかりを引き受けるベテラン弁護士がいました。いつもヨレヨレの背広を着て、髪の毛もボサボサ。個人事務所をどう経営しているのか心配してしまうほどでしたが、冤罪の疑いのある事件でただ1人、敢然と検察に立ち向かう姿に弁護士らしさを感じました。
     一方、東京の大手法律事務所に所属する弁護士の中には、上司であるパートナーの意向や他事務所の年収事情にやたら詳しい人もおり、これもまた“らしさ〟を感じるところです。

先週号の案内2024年3月16日号

表紙

特集日本株 沸騰!

2024年にスタートした「新NISA(少額投資非課税制度)」で個人投資家に人気が高い個別銘柄の一つが、たばこ大手のJTだ。背景には、長期保有に向いた、安定的な高配当の存在がある。しかし、JTは大きな〝爆弾〟を抱え込んでいる。それは、JTの海…

特集2激震 ディーラービジネス

新車販売、自動車保険、定期検査のサイクルを回し、収益を上げていた自動車ディーラーだが、そのビジネスモデルは崩壊しつつある。人口減少や自動車価格の高騰に加え、リース販売やインターネット販売も始まるなどの逆風が吹く中、ディーラーは変化に対応して…