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  • 特集2
    冠婚葬祭互助会238社 経営健全度ランキング

    2013年9月21日号  

    なぜ経産省は、かくもいいかげんな対応を行うのか。その答えは明白だ。財務状況を明らかにしたら、互助会の財務基盤の脆さが白日の下にさらされてしまうからである。経産省と業界がひた隠す互助会の財務実態を知るため、本誌は経産省に対して情報開示を請求。業界団体である全互協加盟全社(一部非加盟社も含む)の財務情報を、約8カ月かけて取得した。

  • 特集2
    藤島安之(互助会保証社長)インタビュー

    2013年9月21日号  

    これまで堅調に成長してきたが、最近では新規会員の勧誘が難しくなってきている。前受金が減るのはしばらく先だが、いずれ会員数が頭打ちになると大変なことになる。それまでに体質強化が必要だ。

  • 特集2
    【スクープ】 冠婚葬祭互助会の2割が 債務超過に陥っていた!

    2013年9月21日号  

    「古くからの会員には無料で祭壇をランクアップできる特典があります」京都府に住むAさん(57歳)の父親が亡くなったのは2011年12月のことだった。その当日、Aさんは、父親が生前に加入していた大手冠婚葬祭互助会(以下、互助会)の担当者と葬儀の打ち合わせを行った。葬儀費用をできるだけ抑えたいと思っていたAさんに対し、担当者は、祭壇を無料で26万円分もグレードアップする上に26万円の棺(ひつぎ)も無料と言う。Aさんはありがたい話だと思って承諾した。

  • 特集2
    1000万人超から2兆円を預かる巨大業界 冠婚葬祭互助会の危機

    2013年9月21日号  

    契約者数は1000万人超、預かるカネは約2兆4000億円に上る冠婚葬祭互助会。消費者の苦情は毎年3000件超という問題業界でありながら、その経営は今まで厚いベールに包まれてきた。ずさんな管理体制、驚きの財務状況、監督官庁との蜜月ぶり等々、知られざる実態を明らかにする。

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記者の目

  • 編集部 篭島裕亮

    30数年ぶりに週6で通った中学受験塾を訪問

    「中高一貫校&塾」の取材で、偶然にも三十数年ぶりに通っていた中学受験塾の校舎を訪れました。当時の校舎とは少し場所が異なるものの、温かい雰囲気は変わらぬまま。授業風景はもちろん、ライバルとの切磋琢磨、クラス昇降の緊張感、土曜日の塾帰りに早売りの「週刊少年ジャンプ」を買ったこと……。
     懐かしい記憶がよみがえりました。エモいです。できることならば立身出世をして訪れたかったですが、それは現在、各分野で活躍している優秀な仲間に任せます。
     入試本番まで残り2カ月。記事ではデータを充実させつつ、実践的コンテンツも盛り込みました。全ての受験生が力を出し切り、中学受験の経験が将来の糧となることを願っています。

  • 編集部 重石岳史

    受験とスマホを巡る親子の「攻防戦」

     受験を控えた子を持つ親にとって、悩みの種の一つは、スマートフォンではないでしょうか。こども家庭庁が3月に公表した調査によれば、小学生の43・7%、中学生の79・9%、高校生の97・8%がスマホを利用し、平日のインターネット平均利用時間は高校生で約4時間に及ぶそうです。スマホが気になって勉強が手に付かないのではないか。親としてそんな心配が付きまといます。
     わが家でも、再来年に大学受験を控えた長男とスマホを巡る“攻防戦”が続いています。というのは数日前、長男のスマホが故障し、新たに購入を要求する長男に対し、私が「受験に集中しろ」と突っぱねているから。しかし長男も諦めず、妥結点はいまだ見えていません。

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表紙

特集中高一貫校&塾

緩和予測から一転、2025年の中学入試は関東、関西とも史上最高レベルの激戦となる見込みだ。近年は「中堅校」への注目が高まり、受験者層が拡大。今後数年間は中学受験ブームが継続すると予想されている。偏差値やブランドだけではない、わが子が成長する…

特集2武田薬品リストラ 最終章

国内製薬最大手であり、グローバル企業へと脱皮を果たした武田薬品工業のリストラが最終章を迎えている。今まさに動いている大リストラを詳報するとともに、賛否渦巻くこの10年のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)による経営や改革を検証し…