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特集
自衛隊と軍事ビジネスの秘密
2014年06月21日号4月、政府が38年ぶりに武器輸出三原則を見直し、事実上の輸出解禁へとかじを切った。日本の軍需産業が大転換期に突入した今、ベールに包まれていた国内の軍事ビジネスの秘密に迫った。同時に、これまで日本の防衛を担ってきた自衛隊にもメスを入れた。その権力構造から天下り先まで、22万人を抱える巨大組織の内幕を徹底解剖した。
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特集 Part2
【Column】 高コストからの脱却なるか 新創設「防衛装備庁」の中身
2014年06月21日号日本の防衛産業に非効率性と高コスト体質をもたらしている大きな要因として、調達制度の問題がある。第一に、年度ごとに予算を立てて装備を買う「単年度会計主義」のため、“まとめ買い”で安くすることができない。企業側も長期的な見通しを立てづらい。
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特集 Part2
日本の軍需企業ビッグ10を 徹底解明せよ
2014年06月21日号三菱重工業1884年創業、川崎重工業1878年創業、IHI1853年創業──。日本の防衛産業で中核を成す重工系の企業は、老舗中の老舗ばかりだ。またトップ10の重工系3社では、軍艦の建造が祖業という共通項がある。
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特集 Part2
“武器輸出で大躍進”の幻想 防衛産業が抱える深い病巣
2014年06月21日号これからは、日本製の優秀な兵器が世界の市場を席巻する──。武器輸出への期待が高まっているが、現実は厳しい。自らが抱える問題で、防衛産業はむしろ存亡の瀬戸際にある。
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特集 Part1
世界の国防関係者が 日本の最新兵器に熱視線
2014年06月21日号5月30日からの3日間、シンガポールの中心地にあるシャングリ・ラ ホテルには、軍服姿の屈強な男たちが世界中から詰め掛けていた。アジア太平洋地域を中心に各国の国防大臣が一堂に会するアジア安全保障会議、通称「シャングリラ会合」に出席するためだ。
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特集 Part2
【Column】 最新鋭「10式戦車」を解体して判明 兵器生産に関わる意外な大手企業の名前
2014年06月21日号スラローム走行しながら正確無比な射撃を行う、従来の戦車ではあり得ない動きは、各国の国防関係者の度肝を抜いた。10式戦車(ヒトマル式戦車)は2009年から配備が始まった陸上自衛隊の最新鋭装備。日本のハイテクの結晶である。
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特集 Part2
【入門大図解】 知られざるニッポンの軍事産業
2014年06月21日号防衛費でもG7入り──。こう聞くと、日本の軍需産業はさぞ潤っているかと思いきや、そうでもないらしい。なぜか。実は「みんなが思い描く防衛費の使い道は、ごく一部なんです」。そう指摘するのは帝国データバンクの箕輪陽介氏だ。
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特集 Part3
【Column】 「高級下士官」の権威化で 現場に横行する“昇格活動”
2014年06月21日号自衛隊の現場を預かる下士官たちの世界で、ある異変が起きている。曹士自衛官のまとめ役として“高級下士官”の地位を導入したのが2003年。海自の先任伍長、空自の准曹士先任、陸自の上級曹長がそれだが、彼らに対する現場の不満が高まっているというのだ。
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特集 Part3
自衛隊を牛耳る防衛大学の裏 生涯続く濃過ぎる人間関係
2014年06月21日号自衛隊における東京大学とも称される防衛大学校。出身者は自衛隊内で圧倒的な勢力を誇り、歴代幕僚長の座を独占してきた。幹部養成機関である防大ではどんな教育が行われているのか。
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特集 Part3
巨大組織を統べる幹部自衛官 過酷な出世レースの全内幕
2014年06月21日号22万人に上る自衛隊員を指揮するのが幹部自衛官と呼ばれるエリートたち。彼らはいかなる試練を乗り越え、巨大組織を統べる幕僚長へ上り詰めるのか。過酷な出世レースの内幕に迫る。
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特集 Part3
【自衛隊超入門】 22万人の巨大組織とカネ
2014年06月21日号一口に自衛隊といっても、対テロの特殊部隊員からブルーインパルスのパイロットまで仕事はさまざま。また階級も多く、一佐とは企業で言うところの部長に相当するらしい。どんな組織があって、幾つの階級に分かれているのか。自衛隊のイロハを図解した。
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特集 Part2
米国に全ての技術が奪われる! 戦闘機開発に残る“不平等条約”
2014年06月21日号緻密かつ高い技術力で、世界の国防関係者から評価されてきた日本の防衛産業。だが、例外がある。“戦闘機”の開発だけは、米国に技術の根幹を握られているのだ。この構造問題を探った。
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特集 Part2
海外の国防関係者が熱視線 輸出兵器の最右翼はこれだ!
2014年06月21日号武器輸出三原則が見直され、にわかに兵器輸出への期待が高まるが、実はすでに海外の国防関係者から熱視線を浴びている国産兵器も少なくない。“有力商品”を徹底予想する。
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特集 Part3
【Column】 基地の常識は世間の非常識 脱藩組の成功確率は1割?
2014年06月21日号自衛隊という組織に一度どっぷり漬かってしまったら、自衛隊に嫌気が差したとしても、民間企業に転じることは避けた方が無難だろう。空自出身で、「すしざんまい」という一大チェーン店を築いた木村清社長のように、華々しく活躍しているOBも少なくないのに、なぜか。
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特集 Part3
【ルポ】 基地城下町を歩く
2014年06月21日号首都圏から程近い静岡県。多くの有力メーカーが拠点を構える一方で、自衛隊の主要基地も密集する。そのお膝元の軍郷で、基地はどういった存在なのか。陸自と空自それぞれの基地城下町を歩いた。
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特集 Part3
空母、原潜、核保有は損か得か 経済合理性をプロが一刀両断!
2014年06月21日号中国の軍事的脅威の拡大で、日本も空母や原子力潜水艦、あるいは核兵器を持つべきという意見が一部で高まっている。それらは果たして“割に合う”のか。軍事の専門家に聞いた。
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特集 Part3
前代未聞! 高級幹部が本音を大放談
2014年06月21日号陸海空の自衛隊が働きたいランキング(大手口コミサイト、ヴォーカーズの官公庁・独立行政法人業界編)で見事、トップ10入りを果たした。が、実際には表では言いにくいこともあるようで、幹部自衛官たちに本音を大放談してもらった。
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特集 Part3
【Column】 うなぎ上りの「J婚」人気 自衛官が夫に最適の訳
2014年06月21日号J婚なる言葉をご存じだろうか。聞けば自衛官との結婚を指す新語らしい。婚活中の女性の間で今、自衛官の人気がうなぎ上りなのだという。
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特集 Part3
ハニートラップからSNSまで 自衛官を狙う最新スパイ大作戦
2014年06月21日号諜報員といえば、「007」や「ミッション:インポッシブル」のようなスパイ映画のイメージが根強い。だが、現代のスパイは、顔を見せないまま情報を奪っていくという。
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特集 Part3
潜水艦の建造は癒着の温床? 微妙な海自と三川の三角関係
2014年06月21日号自衛隊から多くの天下りを受け入れている三菱重工と川崎重工。三川と称されるこの2社は毎年交互に潜水艦の建造を防衛省から受注してきた。海自と三川の微妙な三角関係に迫る。