記事一覧:起業人49

  • 足立秀之(ヴィスコ・テクノロジーズ社長)

    起業人
    足立秀之(ヴィスコ・テクノロジーズ社長)

    2012年7月21日号  

    ソニー、パナソニックといった電機メーカーが苦境に立たされている中、電機産業を主要顧客としながらも急成長しているベンチャー企業がある。

  • 山崎剛(グローバルエージェンツ社長)

    起業人
    山崎剛(グローバルエージェンツ社長)

    2012年7月14日号  

    東京都港区麻布十番。数々の有名なバーや飲食店が軒を連ねる駅前の一等地に、壁一面に「SOCIAL APARTMENT」と大きく書かれた6階建ての建物が出現した。6月にオープンしたシェアハウス、「ソーシャルアパートメント麻布十番」だ。

  • 中嶌重富(アラヤ社長)

    起業人
    中嶌重富(アラヤ社長)

    2012年7月7日号  

    56歳──。中嶌重富がアラヤを起業したのは、一般的に言えば定年近い年のころ。しかし、輸出製品の取扱説明書(取説書)などの翻訳専業会社を立ち上げ、いまや翻訳者・校正者500人と契約、300社以上と直接取引を行うまでに規模を拡大させている。

  • 山本 強(地盤ネット社長)

    起業人
    山本 強(地盤ネット社長)

    2012年6月30日号  

    1990年、大学を卒業した山本強が就職したのは証券会社だった。「いずれ起業家になるために、まずは営業の仕事を極めよう」と意気揚々と臨んだが、飛び込み営業、電話営業とも想像を超えるきつさだった。しかもバブル崩壊で株価は軒並み落ち込んだ。

  • 濱野尚吉(共同技研化学社長)

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    濱野尚吉(共同技研化学社長)

    2012年6月23日号  

    「つい先日も韓国の財閥系企業のお偉いさんが訪ねてきた。会社を売ってほしいと言われて、即座に断った」と共同技研化学社長の濱野尚吉は言う。本社は埼玉県所沢市の畑の中にある。小さなプレハブでハイテク企業には見えないが、韓国メーカーの訪問者が絶えない。

  • 石井重治(シンキー社長)

    起業人
    石井重治(シンキー社長)

    2012年6月16日号  

    世界の企業や大学、研究機関から、町の工場、薬局や歯科医院に至るまで、絶大な信頼を得ている機械がある。シンキーのミキサー(撹拌機)である。

  • 三原邦彦(ビー・スタイル社長)

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    三原邦彦(ビー・スタイル社長)

    2012年6月9日号  

    2009年、三原邦彦は東京・赤坂の豊川稲荷で座禅を組んでいた。迫りくる経営危機を前に、心を落ち着かせるためであった。戦の神様である毘沙門天の像を拝み「今ある課題は、自分が乗り越えられるものしかないはずだ」と自らに言い聞かせた。

  • 池田元英(エナリス社長)

    起業人
    池田元英(エナリス社長)

    2012年6月2日号  

    今年も「節電」の夏がやって来る。オフィスの空調、照明の管理に、事業所の省エネもこれ以上しようがない──。多くの企業が頭を悩ませている問題に答えを提示してくれるのが、エナリスが提供している節電マネジメントサービスだ。

  • 木谷高明(ブシロード社長)

    起業人
    木谷高明(ブシロード社長)

    2012年5月26日号  

    かつてコンテンツ系の会社を起こし、一世を風靡。株式上場も果たしたが、業績悪化となり会長を退任。その後、すぐさま新たな会社を設立し急成長させる。2012年には新日本プロレスを買収。キッダーニ男爵と名乗り、プロレスの試合に出たこともある──。

  • 菅野 健(カナックス社長)

    起業人
    菅野 健(カナックス社長)

    2012年5月19日号  

    結婚式の花束(ブーケ)を一生の思い出に──。最近は、このブーケをドライフラワーにして、結婚した二人の一生の思い出として残す「アフターブーケ」が静かなブームとなっている。

  • 川上大介(ヴァンパッシオン社長)

    起業人
    川上大介(ヴァンパッシオン社長)

    2012年5月12日号  

    フランスで100年以上前から代々続く、人間国宝級のワイナリー(ワイン生産者)が一子相伝で守ってきたワイン。職人気質のワイナリーたちから、このワインを売ってもらうのは至難の業といえる。

  • 中村太一(ベネクス社長)

    起業人
    中村太一(ベネクス社長)

    2012年5月5日号  

    大リーグで活躍するダルビッシュ有、サッカー日本代表の主力である長友佑都──。そうそうたるアスリートの活躍の陰に、あるウエアの存在があることをご存じだろうか。

  • 関 和博(トライウイン会長)

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    関 和博(トライウイン会長)

    2012年4月21日号  

    急速に市場が拡大しつつある、ポータブル(持ち運び型)カーナビゲーション。その中で大手メーカーと肩を並べるシェアを持つ、設立7年目のベンチャー企業がある。関和博と中城正一の2人が率いる、トライウインだ。

  • 西江肇司(ベクトル社長)

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    西江肇司(ベクトル社長)

    2012年4月14日号  

    2008年の6兆7000億円から約1兆円も減少した11年の国内広告費。不況のため企業が広告宣伝予算を削ったほか、以前と比べ広告の効果が見えにくい時代となったことが背景にある。

  • 真田哲弥(KLab社長)

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    真田哲弥(KLab社長)

    2012年4月7日号  

    SNS上のソーシャルゲーム開発・配信などを行うKLab(クラブ)社長、真田哲弥の起業家としての軌跡は、まさしく波瀾万丈であった。

  • 菅原貴弘(エルテス社長)

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    菅原貴弘(エルテス社長)

    2012年3月31日号  

    「学生時代から、将来は大物になりたいと思っていた」臆面もなく、そう話すのはエルテス社長の菅原貴弘だ。同社は、規模はまだベンチャー企業の域を出てはいないが、企業向けのウェブリスク対策のパイオニアとして実績を挙げ、大物ぶりは着実に高まっている。

  • 佐々木賢一(トライポッドワークス社長)

    起業人
    佐々木賢一(トライポッドワークス社長)

    2012年3月24日号  

    杜の都、仙台。人口100万人を抱える東北地方最大の都市で、2000年から外資系大手ソフトウエアメーカーの東北支社長を務めていた佐々木賢一。佐々木がその要職をなげうって、トライポッドワークスを設立したのは05年のことだった。

  • 長久 厚(ラクオリア創薬社長)

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    長久 厚(ラクオリア創薬社長)

    2012年3月10日号  

    浮き沈みの激しいベンチャー企業。中でもハイリスク・ハイリターンとされるのが、創薬ビジネスだ。探し出した開発化合物が製品に結び付く確率は、文字通り、万に一つ。新薬が世に出るまでに、1000億円の研究開発費と10年以上の歳月が投じられる“ばくち”的な世界だ。

  • 崔 元根(ダブル・スコープ社長)

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    崔 元根(ダブル・スコープ社長)

    2012年3月3日号  

    キラキラ輝く高級ハイブリッドカー。ドイツの自動車メーカーのBMWが昨年12月、東京モーターショーでお披露目したエコカーの最新シリーズに、ある日本のベンチャー企業が大切に育ててきた部材が使われていることを知る人は少ない。

  • 原 英洋(ふらここ社長)

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    原 英洋(ふらここ社長)

    2012年2月25日号  

    3月3日の桃の節句に、女の子の健やかな成長を願って飾る雛人形。口コミで火がつき、ネット直販だけで毎年完売する雛人形が、“赤ちゃんの顔”をコンセプトにした「ふらここ」だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…