記事一覧:シリコンバレーの流儀64

  • 理系・文系の脳から「LGBT脳」へ

    シリコンバレーの流儀
    理系・文系の脳から「LGBT脳」へ

    2020年02月29日号  

    先月、「メガバンク初の理系トップ」というニュースが話題となった。三菱UFJフィナンシャル・グループの社長に就任する亀澤宏規氏は、理学部数学科出身の「理系」だという。あらゆる業種の既存事業がデジタル化で大きく変貌する中で、理系人材がトップに就くことが世間で好意的に受け止められたのだ。

  • 戦略的リターンに関する誤解

    シリコンバレーの流儀
    戦略的リターンに関する誤解

    2020年02月15日号  

    ベンチャーキャピタル(VC)はスタートアップ企業の創業や育成のために資金提供する役割を担う。しかし、日本企業のCVCの実態を見ると少し心配になる。

  • 事業転換はビジョンから

    シリコンバレーの流儀
    事業転換はビジョンから

    2020年02月01日号  

    コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)が、1月7~10日に米ラスベガスで開催された。CESはその名の通り、エレクトロニクス業界が先進電子機器を出展する見本市だ。世界各地から17万人が訪れ、多くの日本企業関係者も殺到した。

  • デジタル世代への大政奉還を

    シリコンバレーの流儀
    デジタル世代への大政奉還を

    2020年01月18日号  

    2020年代は、デジタルトランスフォーメーションの波に対応できなかった2000年からの「失われた20年」を転換させて、反撃の10年にしたい。鍵となるのは人材だ。

  • 高齢者主導の「エイジテック」

    シリコンバレーの流儀
    高齢者主導の「エイジテック」

    2019年12月21日号  

    日本でも高齢者を対象としたテクノロジーの開発、いわゆる“エイジテック”(AgeTech)が盛んになる兆しがある。高齢者支援サービスの自動化や省力化、介護支援、安否確認、健康状態の管理、診断支援、遠隔診療など、さまざまなサービスが検討されている。その多くは高齢者一人一人の行動を見守り、ビッグデータとリアルタイムの情報から個々人の行動を分析し、改善策をAI(人工知能)を使って判断・提案する仕組みだ。

  • プレゼン改革は意識改革の序章

    シリコンバレーの流儀
    プレゼン改革は意識改革の序章

    2019年12月07日号  

    職業柄、大小、有名無名を問わず、さまざまな日本企業のプレゼンテーション(プレゼン)を聞くことが多いが、残念ながら過去30年間、あまり進歩がない。投影したスライドの説明を延々と棒読みされ、聞いている方は心が折れてしまう。

  • 自然災害とテクノロジー

    シリコンバレーの流儀
    自然災害とテクノロジー

    2019年11月23日号  

    夏以降、日本では未曽有の台風や洪水の被害が続いた。海外でも大規模な森林火災が猛威を振るっている。ブラジルのアマゾン地帯の山火事は、想像を絶する範囲で今も燃え続けている。シリコンバレーが位置する米国カリフォルニア州も例外ではない。

  • エンジェル研究者を輩出せよ

    シリコンバレーの流儀
    エンジェル研究者を輩出せよ

    2019年11月09日号  

    2019年のノーベル化学賞に、旭化成名誉フェローの吉野彰氏が選ばれた。企業に勤めるサラリーマンの受賞ということで、ひときわメディアで取り上げられた。しかし「ノーベル賞サラリーマン」というステレオタイプで同氏を持ち上げているだけでは、誰のためにもならない。

  • WeWorkの失敗を笑うな

    シリコンバレーの流儀
    WeWorkの失敗を笑うな

    2019年10月26日号  

    「WeWork」(運営会社名はThe We Company)の米ナスダック市場への上場延期が大きな波紋を広げている。

  • 価値づくりエージェントの先駆者

    シリコンバレーの流儀
    価値づくりエージェントの先駆者

    2019年10月12日号  

    本連載第54回(9月28日号)「求む、価値づくりエージェント」では、「ものづくり」から「価値づくり」への転換が重要だと述べた。すなわち、品質の高さに頼ったプロダクトアウトの発想の「ものづくり企業」は、コストやスピード、製造技術に優れた新興国のものづくり企業の出現によって優位性を失うため、問題解決型の「価値づくり企業」への転換が新たな成長へのヒントだということだ。そして、その転換を手助けする「価値づくりエージェント」の存在が必要であると訴えた。

  • 求む、価値づくりエージェント

    シリコンバレーの流儀
    求む、価値づくりエージェント

    2019年09月28日号  

    中小企業のものづくりは急激な衰退の一途をたどっているが、その中でも素晴らしい製品を開発し、世界に打って出ているつわものがいる。

  • イノベーション型企業参謀

    シリコンバレーの流儀
    イノベーション型企業参謀

    2019年09月14日号  

    世界中の経営者は、既存事業を維持しながら、破壊的なイノベーションをもたらす新たな企業に対処し、さらに自らも事業のイノベーションを図れるかという難題に、日夜頭を悩ませている。

  • 「両利きの経営」と参謀

    シリコンバレーの流儀
    「両利きの経営」と参謀

    2019年08月31日号  

    デジタル化の大きな波の中で、全ての企業で事業のイノベーションが課題となっている。既存企業でのイノベーションへの取り組みで問題になるのが、「イノベーションのジレンマ」だ。

  • 「新移住中国人」の世紀

    シリコンバレーの流儀
    「新移住中国人」の世紀

    2019年08月10日号  

    ITによる事業転換があらゆる業種に広がっており、シリコンバレーからヒントを得ようと、日本を含む世界中の企業が盛んに“シリコンバレー詣で”を続けている。だがこの動きに水を差したのが、米中貿易摩擦など反中国の先鋒であるトランプ米大統領による締め付けだ。

  • ディープテックと創造型技術者

    シリコンバレーの流儀
    ディープテックと創造型技術者

    2019年07月27日号  

    GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムの頭文字)という文字を見ない日はない。インターネットやモバイル、ソーシャルメディア、電子商取引で市場を独占するような圧倒的な量の顧客基盤を持ち、そこから得られるデータと、AI(人工知能)によって、GAFAの牙城は当分崩れそうにないと思われている。

  • ネットワーキングの三つの要諦

    シリコンバレーの流儀
    ネットワーキングの三つの要諦

    2019年07月13日号  

    最近日本企業の間で、異業種の企業がぶつかり、掛け合わせるオープンイノベーションが必要だと盛んにいわれるようになった。だがここで強調しておきたいのは、実際にぶつかり合うのは、企業ではなく、生身の人間同士だということだ。

  • デザイン思考は脱おっさん化から

    シリコンバレーの流儀
    デザイン思考は脱おっさん化から

    2019年06月29日号  

    日本企業の間で「デザイン思考」の導入がはやっている。新事業の創造が喫緊の課題と認識し始めた企業トップが、「社員の事業創造力を高めるためにデザイン思考を取り入れよう」というわけである。だが、デザイン思考ははやっている割に、その本当の意味が理解されにくい厄介な代物である。

  • AIを錦の御旗にするな

    シリコンバレーの流儀
    AIを錦の御旗にするな

    2019年06月15日号  

    日立製作所会長で、日本経済団体連合会会長を務める中西宏明氏が「終身雇用はもう守れない。制度疲労を起こしている。雇用維持のために(不良)事業を残すべきではない」と発言して物議を醸している。だが、すでに終身雇用は崩れかけているのが現実だろう。

  • シリコンバレー精神は中学生から

    シリコンバレーの流儀
    シリコンバレー精神は中学生から

    2019年06月01日号  

    「Stay hungry, stay foolish」──。米国が卒業式シーズンを迎える6月になると毎年、この言葉を思い出す。今や伝説となった故スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学卒業式でのスピーチの一節だ。シリコンバレーに生きるわれわれの心に、今でも真っすぐ突き刺さる。

  • 日本がAIの遅れを挽回する方法

    シリコンバレーの流儀
    日本がAIの遅れを挽回する方法

    2019年05月18日号  

    米大手コンサルティングファームのボストン・コンサルティング・グループが「AI(人工知能)を利用する最もイノベーティブな(創造性の高い)企業トップ50」を発表した。

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記者の目

  • 編集長 山口圭介

    七つの街に住んできた

    学芸大学に始まり、荻窪、鶯谷、船堀、立川、北沢、笹塚と、学生時代から就職・転勤・転職などに伴って、都内だけで七つの街に移り住んできました。  引っ越し先選びの基準は「いい飲み屋街があるか」の一点張りでしたが、その街でマンションを購入して長く住むとなると、さすがにそれだけでは足りません。  今号の特集は「地震、水害に強く、資産価値が下がりにくいマンションランキング1410」。マンション選びでにわかに関心を集めているのが、資産価値を激減させる災害リスクです。  特集では最寄り活断層までの距離や地震時の揺れやすさ、想定浸水深など、災害リスクを踏まえた独自ランキングを掲載。必読です。

  • 論説委員 田中久夫

    武蔵小杉のマンション

    弊社に、武蔵小杉のマンションに住んでいる社員がいます。浸水した物件より2㍍ほど高い立地のため、浸水は免れました。近くには、警察署、区役所、大学病院があるそうです。役所、神社仏閣の類いは高台に立っていることが多く、その周辺であれば水害等に遭ったとしても、比較的安全です。  実家近くの神社も高台にありますが、震災で崩壊した市役所は元の低地に再建築されました。駅に近く利便性が高いため、コンパクトシティー化を進めるには最適でも、見るからに脆弱な地盤です。  地盤の固い高台に移動すれば、元の場所周辺はかなり廃れるでしょう。街の集約化と災害対策の両立の問題は、実家周辺に限らず、日本全国でありそうです。

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