首相の安倍晋三が政権を担って満1年。政治を取り巻く空気は驚くほど変わった。衆参ねじれ国会が解消され、自民党内にも安倍の座を脅かす存在は視界にすら入ってこない。野党総崩れの中で「1強多弱体制」という言葉も生まれた。ただ、安倍がアリの這い出る隙もないほど強固な城を築いているように見えながら、不思議と長期政権の気配が感じられない。臨時国会の特定秘密保護法の審議を通じて浮かび上がった意外な脆さがそれを裏づけているように思える。結果として世論の動向を読み違え、高位安定にあった内閣支持率はおおむね10ポイントも急落した。

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