1923年9月1日午前11時58分、相模湾沖を震源としたマグニチュード7・9の大地震が関東全域を襲った。被災者190万人、死者行方不明者合わせて10万人を超えるといわれる日本史上最大級の災害をもたらした「大正関東地震」である。当時、ダイヤモンド社の社屋は日本橋蛎殻町にあったが、幸いにも被災を免れ、9月21日号から刊行が再開された。同号の「編集余録」には、「シンサイ地に於ける定期刊行物として、復興の早き蓋し本誌が第一ならんと存候」と述べられている。ただし、印刷所の被害によって活字組版が十分復活しておらず、本来漢字になるべき部分の多くがカタカナやひらがなのまま組まれており、また校正も十分でないことがわかる。

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