建設工事に不可欠な生コン。通常は、セメント工場から工事現場までセメント業者に運んでもらい運搬料込みで建設業者が代金を支払う。しかし、東北の被災地では今、建設業者側が自ら車を手配してセメント工場まで取りに来るように言われるケースもある。生コンはミキサー車で撹拌しながら運搬しなければ固まってしまうので、遠方から持ってくることができない。そのため、復興工事が集中している被災地では、生コンが不足し、セメント業者の立場が強くなっている。当然、生コンの価格は上昇している。不足しているのは生コンのような資材だけではない。人手も足りない。日本銀行企業短期経済観測調査(日銀短観)の全国ベースの雇用人員判断DI(マイナスが不足)の建設業は、2011年6月のプラス12をピークに急速に労働需給が逼迫している。昨年12月時点ではマイナス10にまで不足幅が拡大した。東北地方に限定すると、建設業が含まれる非製造業の不足幅は昨年12月時点でマイナス18だ。

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