誰でも「評論家」になることができる。そのビジネスモデルは、(1)本を書いて「先生」と呼ばれ、(2)テレビ等で顔を売り、(3)講演でもうける、のおおむね3段階だ。投入時間当たりの報酬は講演が圧倒的にいい。だが、経済系、特に運用関係がテーマの講演の仕事は、リーマンショックで半減、東日本大震災でまた半減という感じで減っていた。しかし、最近の「アベノミクス相場」で増加に転じたようだ。資産運用を考えるセミナーや講演が目に付くようになった。特定の媒体を批判するつもりはないので詮索しないでもらいたいが、先般、筆者はある紙媒体が主催する資産運用をテーマとする講演の仕事を引き受けた。一般向けの講演を行い、講演内容を記事にして、記事と同ページに広告が入るという企画だった。「広告」の片棒を担ぐことが少し心配だったが、部数の多い媒体であり、多くの読者にメッセージが届くことが魅力的だった。主催者も、今回は「レベルを少し上げて、率直な内容を伝えてほしい」という。

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