「中央銀行が直面している最も困難な問題は、クレジット市場の過熱である」。スタインFRB理事は2月7日の講演で、FRBのいわゆるQE(量的緩和策)の影響によって一部の金融市場でバブル的な価格高騰が起きていることを強く懸念する発言を行った。REIT(不動産投資信託)の残高は2010年末の1520億ドルから、12年末は3980億ドルへと急成長している。しかし、REITの価格はFRBの金融引き締めで短期金利が上昇したり、FRBがQEで購入したMBS(住宅ローン担保証券)を市場に売却し始めたら、急落する恐れがある。逆に数年後の出口政策を慎重にやり過ぎると、今度は市場の過熱がさらに激しくなってしまう。

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