私が去年6月に北京空港に着いた時に乗り込んだタクシーは、日本や米国の車ではなく、中国生産のフォルクスワーゲン(VW)社の車だった。過去20年間にドイツ経済界の中国への関心は、急激に高まった。ドイツと中国の産業界は、蜜月関係を深めつつある。VWグループは、2012年度の第1四半期から第3四半期までに、全世界で約670万台の乗用車を販売した。このうち、中国での販売台数は前年同期比で18.5%増え、約200万台。これは単一の国としては最も多い数であり、ドイツでの販売台数の2.3倍に当たる。VWの販売台数の中で、西欧の比率が39%から34.6%に減少したのに対し、中国の比率が27.7%から29.9%に増加したことは、象徴的だ。

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