国際テロリズム対策の第一人者である警察庁外事情報部長の松本光弘氏による最新刊『イスラム聖戦テロの脅威』は、この分野の書籍で最も水準が高い。国際基準によるテロ対策について、松本氏は、〈ロンドン警視庁は、自爆テロ容疑者を警告なしで射殺する政策を採っている。起爆を防ぐため、最初から脳幹部を狙う。二〇〇五年七月、相次ぐテロへの対応に追われるロンドン警視庁は、無実の青年を誤認射殺してしまった。それでも依然、本政策を維持している。/暗殺を法的に正当化する試みの一つが「戦闘員」の法理である。戦争の一環だと捉えれば、正当な殺害対象になりうるとする。/犯行阻止に加え、将来的な抑止目的でも暗殺を行ってきたイスラエルは、暗殺を「焦点先制」と呼んで法的に正当化する。武器供給商人や科学者までも暗殺している〉と記す。

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