首相の安倍晋三は首相執務室で、元首相で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗と向き合っていた。7月17日午後2時前。時間にして約35分間。会談の目的は国民から袋だたきに遭った五輪のメインスタジアムとなる新国立競技場の建設計画をどうするかにあった。前日には安倍は執念を燃やす安全保障関連法案の衆院通過を強行した。安倍自身が「国民の理解が進んでいない」と認めざるを得ないほど、国民世論の反発が高まりを見せる中での採決だった。

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